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to不定詞のtoについて(文法上の解釈の仕方)

toは一般的には前置詞ですが、前置詞の後ろに動詞が来る場合、動詞は動名詞となります。 しかし、to不定詞のtoの後ろには動詞の原形が来ます。 というよりも、次に来る動詞の原形が不定詞であることを示すための記号として使われているだけの存在のように思えますが、こうなるとtoは既に前置詞としての機能はないと思われます。 また、副詞、名詞、形容詞、接続詞、どれにも分類できないように思えます。 このようなto不定詞におけるtoの品詞は文法上どのようなものとして分類されているのでしょうか?

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  • taked4700
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回答No.6

たった今、気がつきました。 >さらなる質問ですみませんが、dareやneedは否定になると原形不定詞とto不定詞をとれますが、肯定文ではto不定詞しかとれません(助動詞と一般動詞として説明されますが)。 英語において否定文や疑問文だと直接性・切迫感が強く感じられるのでしょうか? 以前の投稿のコピーです。 1.I need go there.のように助動詞として使うには、need の意味、つまり、「今ないので必要だ」という意味から違和感がある。 2.どんな違和感かと言うと、I can go there. I will go there. I must go there. など助動詞表現は、すぐに動作そのものを実現できるわけで、それだけ主語と動詞の近さのようなものが前提としてあるのに、need の場合は、「今ないので必要」な動作が今すぐに出来るような印象を与えてしまうから。 3.I plan to go there. I want to go there. など、動詞+to do の形のものは、みな、不定詞で示される動作は、すぐには出来ないものになっている。だからこそ、「今ないのでやることが必要」と言う意味には、 I need to go there. の形が選ばれる。 4.疑問文や否定文では、意味的にも、「今する」と言うニュアンスではないし、形としても、Need I go there? とか、 You need not go there. のように、need と動詞の原形が隣り合わないので、助動詞が動詞を直接導くと言う感覚がなく、肯定文で感じられるような違和感がない。 *dareも同じことだと思います。

tweak0227
質問者

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質問の本題からはずれたことまでいろいろおつきあい頂きありがとうございました。大変参考になりました。

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  • taked4700
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回答No.5

>でもどのくらいの人がニュアンスを考慮して使い分けているのでしょうか?文法書でもそれらの違いについてあまり書かれていないということを考えると、ニュアンスのを考えず、どちらか一方だけを使っている人が多いように思いますが、実際どうなのでしょうか?1人の人が使い分けていることは多いのでしょうか? すいません、ご返事が遅くなり。 自分自身、ネィティブとこのことを確認したことはありません。一部の辞書で、このことが言われていますが、単に「語調」によると書いてあるものもありますね。 インターネットで用例を調べると、例えば次のようになります。 Results 1 - 10 of about 17 from classicreader.com for "helped carry". Results 1 - 6 of 6 from classicreader.com for "helped to carry". 直接的に手伝うか、間接的かを調べるのは、難しいと思います。 ただ、toなど、前置詞が入るのは、少なくとも、直接的な並びに感じられる直接性と言うか、間のない一体感のようなものではなく、間がある感覚、つまり、何かの操作がある感覚を伴うと感じます。 I'm afraid of the dog. と I'm afraid that the dog might attack me.では、意味の違いとともに、afraidとの一体感のようなものが異なると思うのです。ofが入ると、切迫感のようなものがなくなると感じます。 ただ、こういうものは自分の感覚と言うだけで、他の方はまた違う感覚をお持ちだと思います。どんな感覚をもたれるか、お聞きしたいと思います。

tweak0227
質問者

お礼

今気づいたのですが、後にした他の質問にもお答え頂いていますね。 いろいろお世話になりました。今後ともよろしくお願いします。

tweak0227
質問者

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さらなる回答ありがとうございました。 taked4700様がいわれる前置詞が入る方がというのは「knowとknow of」などの違いでよく使われていますね。 さらなる質問ですみませんが、dareやneedは否定になると原形不定詞とto不定詞をとれますが、肯定文ではto不定詞しかとれません(助動詞と一般動詞として説明されますが)。 英語において否定文や疑問文だと直接性・切迫感が強く感じられるのでしょうか?

  • taked4700
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回答No.4

>原形不定詞をとる使役動詞などは受動態を作ると「to」が必要になりますが、これは受け身になることにより使役動詞としての支配力が弱まり、「to」を用いて不定詞であることを明示しなければならないからだと自分では解釈しています。確かに距離があれば支配力は弱まりますので、「to」が距離感を表しているともいえますね。 「支配力」と言うものを仮定するのは、現実に言葉を使っているときの感覚とは結びつかないように思います。やはり、距離感と言うか、目的語の気持ちの変化のようなものをtoが表していると考えたほうが、応用が利くように思います。 以前自分が書いて、このサイトにも投稿したものですが、そのことについて述べたものです。 使役動詞は、「誰々に、何々をさせる」のような意味合いで使います。 例えば、He made me clean the room.「彼は僕に部屋の掃除をさせた。」です。 使役動詞で問題になるのは、主語+使役動詞+目的語+補語の形のときの、補語の部分に来る動詞の形です。to clean のように、to が付く形が来るのか、ただの clean だけでいいのか、をよく間違えます。 以下、その説明です。 makeは、完成状態を目的語に取ります。例えば、 I made a chair. なら、「完成した椅子」を作ったことになるわけです。この完成と言う感覚が、即時と言う感覚を生み出し、 make+目的語+原形不定詞 と言う語順を選ばせているわけです。 他にも、I helped him to clean the room.とtoがないI helped him clean the room. は、多少違い、toがある場合は、直接的に助けるのではなく、彼以外の誰かに私が掃除を手伝えと言ったと言うような間接性を暗示させます。それに対し、 to なしの場合は、直接的に手伝う、つまり、自分も雑巾を持って、と言うことです。これと同じで、to がない形は、それだけ、直接的なニュアンスを持ちます。そう言えば、感覚動詞の場合も、補語に原形をとりますよね。I saw him kick the ball. これも、感覚は、心の中での、それだけ生き生きした再現を暗示するからです。 それに対し、force の方は、単に強制するだけですから、目的語は、強制される方向へ動くわけで、その動きをtoが表していると思えばいいと思います。つまり、to は、目的語が、何か、迷うと言うか、どうしようかなと、逡巡する間の時間差を表すと、見ればいいと思います。 He made me clean the room. 有無を言わせず、または、非常な権力と言うか権威を持って、または、自分の方で、相手に抵抗すると言う試みもなく、「私は部屋の掃除をした。」結果に重点があり、過程については述べていない。 He forced me to clean the room. 彼は、私が嫌がっているのに、脅したり、何かの権力のようなものを使って、私が抵抗しているのにもかかわらず、「私に部屋の掃除をさせた。」結果と言うよりも、過程に重点がある。 この他にも、to が必要かどうかを迷うものにhave,get があります。 The teacher had the students clean the room.「先生は生徒に部屋の掃除をさせた。」haveが使われているのは、もうすでにそこにあるものを持つという感覚があるからです。つまり、教員にとって、生徒が掃除をするのは当然のことであって、特に生徒の気持ちを変化させる必要性がないからです。つまり、主語+have+目的語+動詞の原型 という形で、toをとりません。 The man got his wife to take care of the children.「男は妻に子供たちの世話をさせた。」 この文では、getが使われていますが、getは、変化を意味します。つまり、It got dark. 「暗くなった。」のような文のgetの使い方と同じです。明るい状態から暗くなったという意味ですね。「男は、妻に、いろいろ言葉を尽くして、(たとえば、今度の休みには皿洗いをやるからとか、次の出張でお土産を必ず買ってくるとか)妻の心を動かし、子供の面倒を見てもらった。」という意味です。目的語の心の変化を表すのがtoです。 もっと心が変化すると、intoが使われます。 He deceived her into thinking he was rich. 「彼は彼女をだまして彼が金持ちだと思い込ませた。」 などですね。

tweak0227
質問者

お礼

本当に何度も回答ありがとうございました。

tweak0227
質問者

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helpの使い分けについては知りませんでした。文法書でも目にしたことがありませんでした。 でもどのくらいの人がニュアンスを考慮して使い分けているのでしょうか?文法書でもそれらの違いについてあまり書かれていないということを考えると、ニュアンスのを考えず、どちらか一方だけを使っている人が多いように思いますが、実際どうなのでしょうか?1人の人が使い分けていることは多いのでしょうか?

  • joshsan
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回答No.3

ケンブリッジでは前置詞としているんですね。ロングマンでは、品詞を定義せず used before the basic form of a verb to show that it is in the infinitive 動詞の原型の前で使われ、不定詞であることをあらわす と解説しています。これは、まさに質問者さんの考えそのものですね。 英英辞典でも意見が分かれるなんて面白い。 個人的にはロングマン派です。preposition(前置詞)の定義が、「名詞、代名詞、動名詞の前に置かれるもの」であるならば、動詞の原型の前に置かれるこの用法は前置詞とは言えないような気がするから。 ま、私は文法学者じゃないし、そんなこと考えながら話さないし、どうでもいいんですけどね。

tweak0227
質問者

お礼

他の回答にあるように分けるとした前置詞だけど、やはり前置詞とは異なるので、分類しないというのもあるのですね。to以外にこのような単語がないので、特別な品詞名を設けるほどではないということでしょうか。 大変参考になりました。

  • taked4700
  • ベストアンサー率37% (777/2050)
回答No.2

>to不定詞におけるtoの品詞は文法上どのようなものとして分類されているのでしょうか? 品詞を聞かれているのですか? それなら、前置詞です。以下、http://dictionary.cambridge.org/define.asp?key=83433&dict=CALD からの引用です。ちゃんと、preposition としてあります。 to (INFINITIVE) Show phonetics preposition 1 used before a verb to show that it is in the infinitive 2 used after some verbs, especially when the action described in the infinitive will happen later: She agreed to help. I'll have to tell him. Sadly she didn't live to see her grandchildren. 3 used after many verbs of agreeing, needing and wanting: I need to eat something first. I'd love to live in New York. That child ought to be in bed. 4 used instead of repeating a verb clause: "Are you going tonight?" "I'm certainly hoping to." 5 used in phrases where there are reported orders and requests: He told me to wait. Did anyone ask Daniel to book the room? 6 used after some adjectives: It's not likely to happen. Three months is too long to wait. She's not strong enough to go walking up mountains. 7 used after some nouns: He has this enviable ability to ignore everything that's unpleasant in life. This will be my second attempt to make flaky pastry. 8 A clause containing to + infinitive can be used as a subject of a sentence: To go overseas on your own is very brave. My plan was to get it all arranged before I told anyone. 9 used after question words: I don't know what to do. Can you tell me how to get there? 10 used with an infinitive to express use or purpose: I'm going there to see my sister. This tool is used to make holes in leather. To make this cake, you'll need 2 eggs, 175 g sugar and 175 g flour. He works to get paid, not because he enjoys it. 11 You can introduce a clause with a phrase containing to + infinitive: To be honest (= Speaking honestly), Elaine, I prefer you in the grey shirt. To be quite truthful with you, Betty, I never really liked the man. 12 used with an infinitive after 'there is' or 'there are' and a noun: There's an awful lot of work to be done. 日本の辞書には、品詞を示さず、単に不定詞標識としているものが多いように思います。Ginius4などがそうですね。 >次に来る動詞の原形が不定詞であることを示すための記号として使われているだけの存在のように思えますが、こうなるとtoは既に前置詞としての機能はない ということはなくて、原形不定詞と言うものもあるので、toの意味はあります。自分としては、それは、時間差、距離感のようなものを意味していると考えています。

tweak0227
質問者

お礼

やはり分類するとしたら前置詞なのですね。 他のことについてもいろいろ答えて頂きありがとうございました。

tweak0227
質問者

補足

>自分としては、それは、時間差、距離感のようなものを意味していると考えています。 原形不定詞は助動詞の後など「to」がなくてもわかる状況で使われており、不定詞であることを明示する必要がある場合「to」が用いられていると考えています。 原形不定詞をとる使役動詞などは受動態を作ると「to」が必要になりますが、これは受け身になることにより使役動詞としての支配力が弱まり、「to」を用いて不定詞であることを明示しなければならないからだと自分では解釈しています。確かに距離があれば支配力は弱まりますので、「to」が距離感を表しているともいえますね。 回答ありがとうございました。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

形式的には「前置詞」のはずです. 多分古い用法として「原形不定詞を (今の動名詞のように) 名詞として使う」というのがあって, 動名詞の発達とともにすたれたんだけど to を前置詞とする場合に限って「to 不定詞」として生き残ったとか, そんなんじゃないかなぁ.

tweak0227
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 分類するとしたらやはり前置詞なのですね。

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