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SOB培地とSOC培地
大腸菌の培地の中に、SOC培地というものがありますが、私はこれを形質転換後のインキュベーション時にしか使用したことがありません。なぜ、形質転換後だけSOC培地を使うのでしょうか?そのほかに使用する場面はないですか?また、もしSOBを使用するというプロトコールの中で、SOCを使った場合どうなりますか??(例えば、コンピテントセルを作る時など…)
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- kazu2960
- ベストアンサー率33% (4/12)
回答No.2
教えてもらったのですが、LBやSOBなどで大腸菌が育たない場合にLBやSOBの代わりに、SOCで培養するとよいみたいです。 他の培地に比べて栄養素が多いので、単純に大腸菌が育ちやすいみたいです。
- methyl
- ベストアンサー率50% (29/58)
回答No.1
回答がないようなのでわかる範囲で。 大腸菌の培地の使い分けは微妙で、必ずしもその培地でなければならないというわけではないことが多いです。 ただ、これが良いであろうと考えられるものを使用します。 SOCはご存知の通りSOBにグリセロールを添加したものです。コンピテントセルというのは、細胞膜が不自然な状態であり、細胞としては弱っている状態です。形質転換後のpreincubationは弱っている状態の細胞を回復させるため(&抗生物質含有培地に植菌する前に抗生物質に対するタンパク合成を開始させるためでもありますが)です。SOBの変わりにSOCを使ったからと言って即時に問題がでるとは考えられませんが、プラスミドを持った細胞は増殖速度が重要な要素になることもあり、グリセロール添加によって何らかの弊害が出ないとは言い切れません。