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SOC培地について

SOC培地について 大腸菌に組み換えプラスミドDNAを導入した後にすぐにSOC培地を加えたのですが、なぜSOC培地を加えたのですか? また、SOC培地とはなんですか? わかる方回答おねがいします。

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回答No.1

普通はプラスミドで形質転換した大腸菌を増やす場合 アンピシリンやカナマイシンなどの抗生物質で選択するわけですが、 形質転換した大腸菌をそのままプレートに植菌すると 抗生物質で全滅してしまう可能性があります。 なのでプラスミドにコードされた抗生物質への耐性を発現させるために 予め抗生物質の存在しない液体培地で少し培養する必要があります。 そのために、形質転換後の大腸菌をSOC培地で培養した上でプレートに植菌します。 特にカナマイシンの様に直接大腸菌にダメージを与える抗生物質の場合 SOCで予め培養しないでプレートにまくと高確率で全滅します。 ちなみにSOCではなく通常のLBでも特に問題はありません。 私は普段SOCではなくLBを使ってます。 でもLBよりもSOCの方がグルコースリッチな培地なので 短時間の培養でも大腸菌が元気になるといわれています。

saki_ha
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 悩んでいたので、早急な回答助かりました。 抗生物質への耐性を発現させる為にSOC培地を使用したのですね。 わかりやすい説明で理解することができ、ありがとうございました。

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