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電気回路設計技術者とプログラミングについて
私は、来年度より民生品メーカー働くことになりました電気系の学生です。まだ、具体的にどのようなことをするのかはわかりません。しかし、回路設計などを志望する予定です。しかし、現在の学生研究は回路など一切扱うことのないテーマです。これに際して、回路設計ではどのようなプログラミング言語を主に使うのか教えていただけたらと思います。 また、回路設計技術者としてどのようなことを学ぶべきか、そして、皆様がどのような仕事をされているのかなど教えて頂きたいと思います。
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現段階でプログラミングのことを考えるというのは、正解ではないように思います。 デジタル回路なら、ハードウェア記述言語でしょうけど、シミュレーションを多用する職場であればそれに適した環境を用意しているはずで、それと無関係になるかもしれない勉強をしても時間がもったいないです。きっとすぐ慣れますよ。 アナログ回路なら、SPICEは有用でしょう。回路を勉強するにも設計するにも優れたシミュレータツールです。むろんSPICEはプログラミング言語ではありませんが、プログラミングしなくて済むツールがあるわけですから、まずそこからだと思います。これで間に合わない特殊なものは自分でプログラムすることになるかもしれませんが、そこまですることが必要になるのは希じゃないかと思います。 まずは回路の勉強ですよね。回路がわからないままシミュレーションしても良い物はできないし、仕事の効率は著しく悪いです。 大学の回路の教科書は実戦的だとは思いません。というより、はっきり言ってよくない。わかりやすさに配慮した教科書は希だし、記載内容は古いし。必要に迫られて基礎から再確認するときには頼りになりますが。 トラ技は昔(デジタル一辺倒になる以前)結構読んでましたが全体のトレンドもわかる点が良かったです。 学者ではなく技術者が書いた実用的な参考書は、正確さでは問題かもしれませんが、わかりやすさでは○です。回路の経験が殆どなければ、極力やさしいやつから入って感じをつかむことです。 あと、メーカが発行する参考書があれば、それもいいのではないでしょうか。30年以上前、新入社員の頃バーブラウン(今はTIに吸収合併)のOPアンプの本で勉強しましたが、正確であり実戦的であり、学んだことは私の貴重な財産になりました。
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- m_abe
- ベストアンサー率29% (52/178)
一口に回路設計と言っても様々な分野があり、どう言ったものを想定するかによって、回答もまた様々な物になるでしょう。 質問する際、希望にあった回答をもらうためには、もう少し具体的に情報を提供された方が良いと思いますので、今後の参考にされてください。 私は、移動体通信端末の無線部回路設計をやっておりますが、プログラミングとは一切無縁です。仕事の大半は、部品メーカとの折衝、はんだ鏝を使っての部品をとっかえひっかえの実験、図面作成、仕事の打合せ、量産製品のトラブル対応です。あと、意外と、設計とは関係のない雑用が多いです。 回路設計技術者としてどのようなことを学ぶべきか、ですが、専門分野の知識を身につけることは勿論ですが、精神面でタフになること、技術センスを磨くと言うことでしょう。 メーカの回路設計者で一番苦しいのは、量産品で問題が発生したときです。最初は、誰でも考えつくことをやって原因を調べますが、そのうち、すべてをやりつくしてもまだ原因がわからないという状態に到達します。工場には不良品の山です。 それでも、冷静に考えられ続けるタフさと、その時点でわかっている"事実"から原因を推定できる技術センスがあれば、必ず、問題は解決できます。
- kan3
- ベストアンサー率13% (480/3514)
会社規模、業種で異なります。 FPGAぐらいはあるでしょう。 私も入社した時と、今の会社はまったく違います。 入社時=ディスクリート IC 74xx、40xx、45xx ROM、PAL、GAL、Z80(ASM) 80xx、80xxx(C) ゲートアレー イメージセンサCCD、C-MOS He-Neレーザー、半導体赤外レーザー、可視半導体赤外レーザー アルテラ・ザイリンクス等 PLC(シーケンサ) トラ技は間違いだらけですが、暗記するぐらい読まねばなりません。 遅いのですがCQの関係別冊は必須でしょう。
- DIGAMMA
- ベストアンサー率44% (620/1404)
こんにちは、 CとかJAVAとかという言語ではないことはご存知でしょうか?。回路設計にはVerilog-HDLやVHDLというハードウェア記述言語を用います。 但し、よほど複雑な回路でない限り、昔ながらの回路図を書くという方法も多用されてます。言語は考え方を表現する道具にすぎませんから、まずは、回路図の記号の意味を覚え、個々の記号(部品)の働きを理解して、その上で、「なぜ、この部品とこの部品を接続するのか」という事の理解に努めてください。 2000円ほどで売っている中学生向けの電子工作キットの回路をきちんと説明できるレベルに至れば十分に合格点です。その後、業務上必要なら言語で表現する方法を学べばよいでしょう。 近い将来貴殿(貴女?)設計のヒット作が出ることを期待しています。
- paddler
- ベストアンサー率53% (176/330)
ご質問は、実際の回路設計の作業(実験・調整など)で自分で作るソフトのことでしょうか? それとも、回路シミュレータなど、開発環境としてのソフトに関することでしょうか? 前者だとすると、私の周りの回路屋さんを見ていると、作成するソフトは、 (1)回路組み込みのワンチップマイコン(H8など)での制御プログラム (2)CPUを内蔵し外部とコマンド通信するタイプの購入品ユニットを制御するためのプログラム (3)回路の実験・調整用に、回路内部のパラメータ(電流・温度・センサ状態など)を読み取ってPCで表示するためのプログラム などが主なようです(実際の出荷製品に組み込むソフトはもちろん専門のソフト屋さんが作成)。言語としては、(1)がC言語/アセンブラ、(2)がC言語、(3)がVisualBASIC等、でやっているようです。