• 締切済み

臨死体験の進化論的起源

ずっと昔ですが、臨死体験についてある本で「どの民族にも似たような臨死体験が報告されている。人間は死の恐怖に対面するとそれから逃れるイメージが脳の中で作られる。そのように遺伝子的に組み込まれているのだ」という意味の説明がありました。 ちょっと変な気がします。死ぬ前にしか見られない素敵なイメージの存在がその個体の生存に有利なのでしょうか。 臨死体験から生き残った人が伝えるイメージによってその集団が死を恐れなくなり他の集団と勇敢に戦える、とでも言うのでしょうか。 なお、この質問は「現実逃避の進化論的起源」という面白い質問に触発されて書きました。

みんなの回答

  • kigurumi
  • ベストアンサー率35% (988/2761)
回答No.4

>ただ、私はまわりに恐怖の体験時に「気持ちがいい」と感じる人は会ったことがありません。 私も現実に出合ったことはありません。 が、テレビでは見たことがあります。 検証みたいなもので、映画を見せて何分後に何人がどういった反応を見せるかとやって、だいたい顔をしかめ出したんですけど、笑い出す人もいて、最後は体をゆすらせて笑っていたんです。 一人や二人ではなく。 ええええー! ですが、これは巧妙に仕組まれたものだとすれば、一体あの検証番組って・・・ってなります。 数ヶ月前、新聞だったか雑誌だったか忘れましたが、南米の方で大量に女性が惨殺される事件があったようです。 全員の身元が売春婦で、性器を痛めつけられていた。 体も刻まれていたそうです。 誰がやったのか確証は無いが、警察側はお金持ちがパーティーの余興として女性達をなぶって弄んで拷問した挙句に切り刻み殺したという見方をしているようです。 また、校門に首を置いた少年。 彼は目を抉り取って×印をしていました。 その前から小動物を切り刻んでいました。 長崎の事件は建物から子どもを投げたと報道されていますが、その子どもの性器にはナイフで刻まれていたそうです。 それぞれの現場にいたわけじゃありませんが、怖かったらしないと思います。 >(グロテスクな映画を見て笑う人はグロテスクな映像が好きな人であって、恐怖を感じていないのでは?)。 うーん 感じていないのかはわかりません。 感じた後に物質が出て恐怖が快楽に直結しているというのはどうでしょう。 サディストなども、悲鳴を上げる犠牲者の表情を喜ぶのであって、犠牲者がケタケタ笑ったらエクスタシーを感じず、つまらないと思ってやめるかもしれません。 >臨死体験が普遍的であると言われているのに矛盾しませんか? え? ゴメンなさい 理解力が足らないのか何を指摘しているのかよくわからないです。 実際 どれくらい生死をさまよった人がいるのかしりませんし、その何パーセントがお花畑体験をしたのかわかりませんが、えっと・・・・ 世界は7種類の遺伝子に分けられるそうです。 日本にはそのうちの5種類だったかな? それが南方からと北からとか入ってきたようです。 日本は昔農耕民族でしたが、狩猟民族の大和民族がやってきて、元々いた民族は北に追いやられたとか言われてますが、全部が追いやられたわけじゃなくて、今ではごっちゃまぜになっていて、どちらの遺伝子も一緒に住んでいるのだと思えます。 狩猟と農耕のミックスではなくて、それぞれの親からどちらかの遺伝子をもらうって感じじゃないかと。 だから兄弟によって全く性格が違ってきたりもするんじゃないかと。 >これだと農耕民族には臨死体験が存在しない、ということになりませんか? うーーん うーーん 遺伝学的に調べれば、私の祖先は7人の中の誰かだってわかります。 私はよく恐怖の場面に出会うと気を失います。 かなり危険な状態になります。 心臓停止まぎわまでいきます。 呼吸ほとんどしていないらしいです。 どれほど長く気を失っているのか知りませんが。 でも 一度もお花畑を体験した記憶が無いです。 脳もダウンしているので幻すら体験できないの かもしれませんが。 まあ それはいいとして、私の祖先は誰かわかって、その特徴がわかり、わたしの祖先は農耕を主として生き抜いたDNAを持っていたとして、同じ祖先の人たちの中で、死に掛かってお花畑を体験した記憶が無い人しかいなければ、その説は結構強くなるかもしれません。 しかし、私の祖先は誰なのか調べることはできるようですが、多くのデータが無いと、この説が有力か分析できない。。。。 卒論で誰かやってくれたらいいですよね。 というか、ちゃんと遺伝子を分析できる機械を持つ大学ってあるのか~~ って疑惑が・・・ 苦笑。 もしご存知なら学生に依頼してみてはどうでしょう。

  • kigurumi
  • ベストアンサー率35% (988/2761)
回答No.3

>脳の仕業」である、と私も思います。 私とあなたの認識の合意ですね。 しかし  ↓ >死の苦痛を和らげるために脳内麻薬が放出され、その民族固有の天国や来世などのイメージを生むのだと。 『後意味づけ』の範疇に思えるのです。 が、遺伝子によるという説を裏づけるにはこういった例はどうでしょうか。   ↓   ↓ グロい映画を見ると、普通は嫌悪感を抱き 我慢ならないと席を立ちます。 私の場合、もっと顕著で意識を失います。 ところが、中には笑い出す人がいます。 麻薬でもやっているかのようにハイになる人がいます。 これを狩猟民族の遺伝子を持つものと、農耕民族の遺伝子を持つものの違いとすればどうでしょう? 臨死体験をしてお花畑を見た人が、もしグロいものに快楽物質を放出しているとすれば、遺伝子のせいだと言えないこともないです。 柔道で痛みから意識を失った際、お花畑を体験する人もいるようです。 事故で生死をさまよった人も、ものすごい痛みを経験していると思えます。 その時 お花畑を体験する人としない人の違いは、遺伝子の違いであるとするなら、(わたしは体験しません) その説は有力になる かもしれません。 >「臨死体験遺伝子」の生存にどう有利なのだろう、 生存に有利なのか不利なのか。 例えばマンモスに出合った時。 恐怖で固まってしまえば、踏み潰されるかもしれない。 恐怖体験が起こった時、快楽物質を放出すれば呪縛から解き放たれます。 集団でマンモスを倒すとき、みんなが恐怖でひるんでしまえば、獲物をしとめることができません。 快楽物質を放出する遺伝子を持っていた種族は生き残り、マンモスのご飯を持ってかえり、自分達の子どもに与えて人数が増えます。 つまり臨死体験だけじゃなくて、恐怖の体験時に快楽物質を出す遺伝子を持つ種族も、現代にその遺伝子が受け継がれており、その人たちが痛みの極みに達した後、意識が薄れた状態で、快楽物質を放出しているのではないか。 という説はどうでしょうか。

katamotoakira
質問者

補足

>臨死体験だけじゃなくて、恐怖の体験時に快楽物質を出す そうであるなら確かに「生存に有利」になりえますね。 ただ、私はまわりに恐怖の体験時に「気持ちがいい」と感じる人は会ったことがありません。(グロテスクな映画を見て笑う人はグロテスクな映像が好きな人であって、恐怖を感じていないのでは?)。臨死体験が普遍的であると言われているのに矛盾しませんか?まあ、本当に普遍的なのか私も経験がないのでわかりませんが。 >狩猟民族の遺伝子を持つものと、農耕民族の遺伝子を持つものの違いとすればどうでしょう これだと農耕民族には臨死体験が存在しない、ということになりませんか?

  • kigurumi
  • ベストアンサー率35% (988/2761)
回答No.2

>どの民族にも似たような臨死体験が報告されている。 はい 民族は違えど大まかな構造は一緒ですから。 例えば民族が違っても、赤は赤だと認識します。 脳が認識しているので。 http://ntv.naver.co.jp/go.php?url=http%3A%2F%2Fwww.ntv.co.jp%2FFERC%2Fresearch%2F19970803%2Ff1129.html >人間は死の恐怖に対面するとそれから逃れるイメージが脳の中で作られる。 >そのように遺伝子的に組み込まれているのだ んー わたしは仮死状態になると脳内ガスが出だして、それでふわふわと気持ちのいい状態になるからだと思います。 日本は三途の川ですが、アメリカ人は三途の川らしきものをみない。 アメリカに生まれた時から済んでいて、全然日本の文化と接触がない人は、やはり川は出てこないと思います。 つまり自分の脳は文化の記録であり、それが幻覚を起したときに出てくるんじゃないかと。 人間は何かを自分が知っているものに関連づけます。 脳がやるわけです。 だから心霊写真も、なんの変哲も無いシミも人の顔に徐々になっていくんです。 そして一度そのパターンが記憶されると、もう人の顔としか見れなくなります。 つまり脳の仕業であり、遺伝子とは違うと思います。 死の恐怖から逃れるため というか生きながら食われる痛みから逃れるため、うさぎはぎゅっとつかまれると心臓を止めるそうです。 これは遺伝子の働きかもしれませんね。

katamotoakira
質問者

補足

>つまり脳の仕業であり、遺伝子とは違うと思います。 「脳の仕業」である、と私も思います。死の苦痛を和らげるために脳内麻薬が放出され、その民族固有の天国や来世などのイメージを生むのだと。 ただ私が知りたかったのは、私達がこのしくみをどのように獲得したか、ということです。身体のしくみも心のしくみも進化の過程で徐々に獲得してきたもので、それは自然淘汰により生存に有利なものだけが生き残ってきたという進化論の仮説(私は多分その通りだろうと思う、というか他に思いつかない)に基づいて考えた場合、「臨死体験」がその個体の生存に、従って「臨死体験遺伝子」の生存にどう有利なのだろう、ということです。だってすぐ死んじゃうのだから。

回答No.1

ユングなら共通無意識で片づけるんですけどねー。 臨死体験も、国によって微妙に違うので、その辺が ネックかなー、って思いました。 私は、宗教や天国・地獄のイメージによりけりだと 思います。失礼♪

関連するQ&A