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女声合唱はなぜ3部が主流?
混声合唱(ソプラノ・アルト・テノール・バス)と男声合唱(トップテノール・セカンドテノール・バリトン・バス)では4部合唱が主流ですね。 でも、なぜ女声合唱では3部(ソプラノ・メゾソプラノ・アルト)が主流であり、女声4部というのはあまり聞きませんね。 なぜ、女声合唱では3部が主流なのでしょうか?和音の美しさとかでしょうか?また女声4部という場合のパート名ってどうなるのでしょうか? それと、男声4部の合唱団が2部の曲を歌う場合は4部のトップテノールとセカンドテノールが2部のテノールになり、4部のバリトンとバスが2部のバスになりますが、女声の3部が2部になる場合はどういう分け方をするのでしょうか?要は3部のメゾソプラノが2部ではソプラノとアルトのどちらになるのか、ということです。 よろしくお願いします。
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大抵はドミソの3和音で用が足りるからだと思います。4部になると、セブンスの音を加えるなどして、微妙なニュアンスを出すことが出来ます。しかし、音の美しさだけを考えたら、ドミソの3和音の方が上でしょう。 女声4部の場合は、メゾがメゾソプラノとメゾアルトに分かれることが多いと思います(内声は人数が少なくてもいいので)。女声2部の場合は、上記のメゾソプラノがソプラノに、メゾアルトがアルトになればいいでしょう。 ただし、ケースバイケースで(指揮者の好みで)別の分け方をすることも多いかと思います。
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- kitanoms
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なかなか興味深い質問ですね。 感想的な見方からすれば、女声合唱は、混声や男声に比べてア・カペラのレパートリーも少ないですね。女性の低い声ではバスにならず、充実した4声体の和声を作るには、どうしても伴奏楽器に頼らなければならないからではないでしょうか。であれば密集の3和音が基本になるので、3パートでいいということなのかと思います。 ただ、ヨーロッパでの合唱の歴史から見ると、女声合唱が独立してうたわれるのは比較的最近のことなのではないでしょうか(ちゃんと調べてないので自信ありません)?そういった歴史とのかかわりも考えてみる必要がありそうです。 女声を2つまたは4つに分けなおすときですが、これは曲によって様々だと言った方がよいと思います。楽譜から作曲者の意図を読み取って、場合によって等分したり、ソプラノだけで分けたりといろいろな対応をします。
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ご回答ありがとうございました。確かに女声合唱では低音が弱いため、ピアノなどの伴奏でカバーしなければ高さのバランスが取れないという面はありますね。その点、バスがある男声・混声合唱はアカペラも可能ですね。バスは「支える」という語源だそうですしね。
お礼
ご回答ありがとうございました。ドミソの3和音の美しさは私も好きです。