述語「名詞+だ」にかかる修飾語は、連体修飾語?
初歩的な質問でお恥ずかしい限りですが、よろしくお願いいたします。
中1国語の教科書(光村)に、文法の修飾語に関する説明の例題として、以下のものがありました。
『色あせた写真は祖母の宝物だ。』
これを文の成分で示すと、
色あせた/写真は/祖母の/宝物だ。
⇒修飾語/主語/修飾語/述語
…というふうになり、「色あせた」は「写真は」を、「祖母の」は「宝物だ」を修飾する、ということまでは分かります。
では、「祖母の」は、連体修飾語と連用修飾語のどちらですか?
同じく、教科書の説明には、
『体言…主語となる文節の中で、中心となる単語。
用言…それだけで述語となる単語。』
『連用修飾語…用言を含む文節を修飾。』
連体修飾語…体言を含む文節を修飾。』
と書かれいます。
述語「宝物だ」は「名詞+だ(助動詞)」であって、単独で述語となることができる単語はないですよね。(この時点ですでにあまり自信がないのですが…)
ですから「祖母の」は「宝物」という名詞にかかる、連体修飾語だと思うのですが、上記の体言の説明では、体言は主語の文節の中にある単語であると限定されてしまっています。
いったい「祖母の」は連体修飾語と連用修飾語のどちらなのでしょうか…?
私が学生のころは、「体言は名詞」「用言は動詞・形容詞・形容動詞」という理解で、体言は主語限定というような教わり方はしなかったように思います。
私が覚えていないだけかもしれませんが…。
どなたか、解説をお願いいたします。
お礼
丁寧なご回答誠にありがとうございます!