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「春淡き月像乗せて金三日月」を解釈してください
春淡き月像乗せて金三日月(中村草田男)という句があります。 どう解釈すればよいでしょうか? 月像とはなんでしょうか? 何が何を乗せているのでしょうか。 よろしくお願いします。
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月像は「つきがた」とも「げつぞう」とも読むようです。天皇の即位のときに月像幢(とう)という旗を立てるそうです。図柄は「銀兎と蟾蜍(ひきがえる)と月桂樹と瑠璃色の瓶」。(調べられたのはここまで。ここから先は私の仮説です)多分これは、月の表面に見える形だと思います。これらを総合するに、三日月を良く見ると、うっすらと影の部分も見えることがあります(これは天文学的には地球に当たった日光の反射によるものだと思われます。三日月が見えるのは日没直後なのでそれが可能)。満月のときは、くっきりと兎が見えたりしますが、三日月なのであくまでもうっすらとしか見えません。その様を詠んだ句なのだと思います。
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- sunasearch
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回答No.3
「春浅き」は立春以降の季語ですね。 今年は2月4日が立春だったようです。 月像は#2の方のお答えのように、 単純に考えて、月にうつる像、すなわち兎などの月の模様を表すと思います。 ですから、月が「月の像」を乗せているという解釈で良いと思います。
質問者
お礼
ありがとうございます。 月の模様ということですね。 自信がもてました。
- sunasearch
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回答No.1
月像は「つきがた」とよみ、 月の形を表していると思います。 月が金色に輝いて、そのふちが強調されてる感じでしょうか。 もっと単純には、月がきれいだなあという意味かと。
質問者
補足
有難うございます。 訂正があります。 「月淡き」ではなく、「月浅き」でした。
お礼
ありがとうございます。 三日月の地球にあたって反射した部分は、「地球照」といいますね。