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絵画の保存方法
80~100年前の西洋で描かれた油絵をどのように保存したらよいか教えて下さい。ちなみにガラスケースの中に展示する予定です。(空間内、ガラスケース内の温度、空間内、ガラスケース内の湿度、その他注意すべき点) また上記のような事が書かれている書籍をご存知でしたら併せて教えて下さい。 よろしくお願いいたします。
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- peco123
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私は大学で文化財の保護・保存について学んでいます。モノを保存や展示する場合にはそのモノに合った適切な処置が必要です。ましてその絵が大切ならなお更だと思います。 特殊なことなので専門家の意見を聞いたほうが良いと思います。役の立つか分かりませんが「東京国立文化財研究所」のURLを載せました。
- akakumakaeru
- ベストアンサー率0% (0/0)
どのような絵画か実際に見てみなければ年代だけでは判断できませんが、日本人作家の作品であれば以外と技法がしっかりしていません。ガラスケースに入っていれば一応安心ですが、裏面からの湿度やホコリがキャンバスにとっては大敵ですから中性紙を挟んで板などでしっかりと塞いだ額縁にいれた方がよいと思います。(直接ベニヤなどがあたるのは最悪です。)湿度は美術館等でお尋ねになってみた方がよいと思いますが、おおよそ乾燥状態で一定に保つことが肝心です。参考文献としては美術出版社の「絵画技術体系」マックス・デルナー著佐藤一郎訳に詳しく載っています。
- yerin
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- chitta1
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ちょっと、参考になりそうなものがあったのでURLつけますが、あくまで標準的な内容のようです。 大事なのは油絵がいままでおかれている環境の温湿度から徐々に理想の温湿度(展示の環境、保存の環境)に合わせていかないと、温湿度の急激な変化によって状態が悪くなる・・・ということも無きにしも非ず。 無難なこととしては、素人判断で保管するより美術館にメールや電話で問い合わせると方法を教えてくれます。 電話ではレファレンスの担当などにつないでもらったり、保存化学に詳しい方につないでもらえれば色々知ることが出来ますよ。
油絵そのものの劣化よりも、支持体つまりキャンバスもしくは板の保存の問題でしょう。キャンバスならば鉄のタックスは、アルミもしくはステンレス製の釘などに替え、布が前後に動かないようにすべきです。張り替えになるので引っ張り加減に要注意です。(絵の具層が割れる)板なら乾燥のしすぎに注意。もちろん湿気過多は大敵。温度は常温で十分です。以上は大学で習ったことがらで、書籍は不明です。麻のキャンバスはもろいので、劣化は宿命でしょう。昔、油絵には日光浴が必要だ、といった先生がいました。日光が退色を防止するとか。意外な話しだったので覚えています。真偽のほどは分かりません。