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バルトークの「ルーマニア民族舞曲」について
バルトークの「ルーマニア民族舞曲」(ピアノ譜)を演奏するに当って、旋律の歌い方、ハーモニーの概念、リズムの感じ方など・・を知りたいのですが、どの様に 学習すると良いのでしょうか? また、参考となる書籍、CDなど知っている方がおりましたらぜひ教えてください
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改めてルーマニア民族舞曲を聴いてみましたが、 民族音楽そのままのような曲ですね。 私が知っているバルトークのその他の音楽とは違うように思います。 私は全く趣味で音楽を聴いています。20才までいわゆるロマン派の音楽までしか 知りませんでした。大人になったんだから、もう少し難しい現代ものにも挑戦 してみようということで、誰に教わるでもなくプロコフィエフやバルトークを 聴きました。当時プロコフィエフはあまりピンとこなかったのですが、 バルトークは面白かった。 ちょうどその頃バルトーク生誕100年の年で、NHKFMで何度も記念コンサート の模様もオンエアしていました。面白かったので、むさぼるように聴きました。 その後しばらくバルトークはお休みしていたのですが、30才を過ぎた頃再び 好んで聴きました。私が聴いていたのは、 オーケストラのための協奏曲、弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽、 ピアノ協奏曲第2番、第3番、バイオリン協奏曲第2番、2台のピアノと打楽器のための ソナタ、弦楽四重奏曲第1番~第6番、中国の不思議な役人、舞踊組曲 といったところです。 好きな理由は何でしょうね。民族音楽の泥臭い要素とヨーロッパ現代音楽の洗練された 要素がうまくブレンドされて、ある種独特の世界を持っている、そこが好きなのかも しれません。上に挙げた曲のうち、それをよく感じるのは、弦楽四重奏曲第4番です。 何楽章目だったか忘れましたが、激しく強い音でリズムを刻んでいる部分があり、 民族音楽っぽいなあと思いました。 私はあまりうまく書けませんが、吉田秀和さんの「私の好きな曲」というエッセー集に、 バルトークのピアノ曲「野外にて」の中の「夜の音楽」について言及している個所が あります。今、手元にその本はありませんが、吉田氏はバルトークの音楽の本質的な 部分をうまく表現して書いていたと記憶しています。 バルトークはハンガリー人で、いわゆる音楽の中心地であるウィーン、ベルリン、パリ、 モスクワ、ペテルブルクのような地から離れているにもかかわらず、世界的に功績を 認められています。 同じく音楽の中心地から離れていたドボルザークやグリーグ等が、言い方は悪いですが 単に田舎のすぐれた作曲家みたいにしかとらえられていないのに対し、 バルトークの評価は世界的です。バルトークこそ3大Bの一人と言う人もいます (普通、バッハ、ベートーヴェン、ブラームスの3人が3大Bですが、 このうちブラームスが少し線が弱いので、バルトークに置きかえられたりします)。
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- prome
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こんにちは。 レスポンスの早い「教えて!goo」(OKWeb)にしたら、珍しく 1つもレスがないのは、やはり話題が専門的なんでしょうね。 しかも音楽教育のジャンルだから、あまり人目につきにくいのかも。 私は趣味でクラシックを聴いているだけで、専門的にはわかりません。 ただバルトークは好きなので、書いてみました。 まず、本屋さんや図書館には行かれたのでしょうか? バルトークの解釈についての本ならありそうに思いますが。 また検索エンジンは利用されましたか? googleで探してみたら(キーはバルトークと民族舞曲)、 下記のURLがhitしました。学問的な記述ではないようですが。 バルトークを聴いてきた人間として言えるのは、いくつかの舞曲風の曲を 聴いてみることです。オケ用の「舞踊組曲」はもちろんのこと、 弦楽四重奏などでも舞曲風の味わいがつかめるかと思います。 回答にもアドバイスにもなりませんでしたが、がんばってください。
補足
ご返答有り難うございました。回答して頂いたように図書館はもちろんのこと本も何冊かは読みましたがこの曲についての事が私の力では見つけることが出来ずにいました。CDもピアノ演奏やヴァイオリンなどのものを聞きました。URLも探しましたがこの曲についてとなるとありません。そこでよろしければ教えて欲しいのですが、promeさんはどうしてバルトークの音楽がお好きなのですか?またどんなところに惹かれますか?突然ですみません!!(この曲の要素を子供に伝えるに当って模索していたところなんです) よろしければ教えていただけますか?よろしくお願い致します。
お礼
お礼が大変遅くなりすみませんでした!!好きと言うことを文章にすること事態、大変なことだと思っています、いろいろと書いて下さり有り難うございました。 その後私も出来る限りバルトークに近寄っていました。(それで返事が遅くなりました)はっと気がつくと、何か知らない魅力に引き込まれるかのように謎解きをしていました。やはり民族の音楽がそうさせているのでしょうか?とても不思議です。ほんの少しバルトークの気持ちが分かったような気がします。 こちらに書かれていることを参考にまた探ってみようと思います。 本当に有り難うございました!!!!