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音階についていくつか教えてください。

質問が長くなってすみません。 音程や音楽についてはドシロートですが、 興味があるので教えてください。 (1)例えば、ララシドシ~という音階の曲があったとし、 それを一段階ずつ下げてソソラシラ~という音階で歌う方法を考えます。 歌(曲)を一段階ずつ下げて歌うとすると、それなりにちゃんとした歌(曲) に聞こえるのでしょうか? また、一段階ではなく何段階ずらしても同じようにずらしていれば ちゃんとしたものとして聞こえるのでしょうか? (2)ドレミファソラシと、なぜ7段階しかないのでしょうか? ドと、次のドは何らかの関係があるのでしょうか? 音が周波数で決まるのなら何の関係もないように思えるのですが。 (3)一つ一つの音の差はどのようにして決まったのでしょうか? 多くの人間が容易に聞き分けられる音の差の最小単位なのでしょうか? (4)ピアノは鍵盤によって音階が決定されるのに対し、 バイオリンやギター等は弦の場所により音階の間の様々な音を出せるため、 言わばデジタルとアナログに例えられると思いますが、 弦楽器もピアノなどと同じ音符を使っているのはなぜでしょうか? 無限の音階を出せる弦楽器であれば、音符を使わず、 自由曲線で楽譜が作られるのが自然な気がするのですが、、。 以上、よろしくお願いします。

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  • songbook
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回答No.6

(2)(3)(4)について 音楽的表現という言葉に限るのならば、確かに私たちが「容易に」聴き分けられる最小単位は、鍵盤で言う「半音」ぐらいのものでしょう。 しかし、今までにも述べられているとおり、西アジアなどでは、さらにその半分ぐらいの音を自在に使い分けて聴き分け、表現しています。私たちが知る限り、楽譜のようなものに表記が可能で、最も細かく区切られた音程の幅は、この、「4分の1音」といえるでしょう。 もちろん、この4分の1音以上に細かい音の高さの差は無限にあるわけで、よくバイオリン弾きの人が、人のしゃべりをバイオリンで再現していますね。 「毎度おなじみ、ちり紙交換でございます」 「石やーーーきいもーーー」など。 ただ、これを、音楽的に表現、鑑賞しようとしたときに、どのぐらいの細かい音程の違いを表現できるか、聴き分けることができるか、という人間の能力が問われてきます。 次に、私たちが、気持ちよいと感じるかどうか、という大きな問題が出てきます。 1本の弦の真ん中で区切って弾くと、オクターブ上の音(一回り高いけど、同じ高さに聞こえる音)が出ることを発見したのは、3平方の定理でも知られる、ピタゴラスです。さらに、1対2のところで区切ると、ド、ファ、ソ(音楽で言う1度、4度、5度、ギターコードで言う、C,F,G)の関係になることも発見しております。 これが西洋音楽の基本中の基本となり、ピタゴラスは数学だけでなく、音楽の神様とも言われています。 なぜここまで根付いたか。おそらくそれは、その弦の関係で鳴り響く音が純粋っぽく聴こえ、気持ちよかったからだったのではないでしょうか。また、宗教的トランス状態になった人もいたかもしれません。 そう考えると、むしろ音楽は、(大体鳥のカッコウの泣き声、ソ、ミーが心地よく聴こえてしまう私たち人間ですから)音の高さの動きが大きく、決まったところを行き来するもののほうが、気持ちよかったし、安心感があったし、自然だったのではないでしょうか。

その他の回答 (5)

  • yuya-27
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回答No.5

(1)についてのみ。。。。 カラオケでよくやってることです。キーを上げたり下げたり自分の歌いやすい移調しますよね??よくテレビでやってる芸能人のカラオケ大会なんかはキー操作をした状態で歌ってることが多いです。 でも一般の人はそんなことには気づきません。つまり段階をずらしてもちゃんとしたものとして聞こえるということです。 ただ、音感がよければ高いか低いかわかりますね。その程度ですよ。

peace_noa
質問者

お礼

1についてよく分かりました。 ありがとうございました。

  • mokoa6710
  • ベストアンサー率42% (40/94)
回答No.4

こんにちは。 ほぼみなさんが説明されているので、一部補足しつつ。 (2)ですが、質問者様がおっしゃる通り、関係ありません。 まず、西洋と中国では、7段階 (厳密には半音の積み重ねで13等分…No.2+3さんもご指摘の通り) が開発、発見され、それが美しい響きとされています。 また、東南アジアでは、オクターブを5等分、7等分といった音階も実存します。 西アジアでは、半音をさらに細かく分化した音程を歌いこなし、同時に聞き分けます。 そして沖縄では、「レラ抜き音階」と表現されますが、 実は、上記東南アジアの5等分音階の影響か、ミとシにあたる音はピアノのそれよりやや低い音の高さなんです。 ・・・このように世界には様々な文化があり、音楽のあり様があります。 ただ<便宜上>西洋のドレミファソラシドが一般的に使われているだけですね。 (3)は上記しましたが、西アジアにさらに細かい音程があります。 私は聞き分けられませんが、みな歌い分け、聞き分けているそうです。 (4)実はピアノは、純粋に理論上綺麗な音程を出せません。 (長くなるので詳しくは書きませんが、全部が均等にズレるように調整された楽器なんです) おっしゃる通り、バイオリンはフレットがないので、 理論上綺麗な音程を出し得る楽器です。 使っている楽譜は、合奏をするために必要ですね。 西洋音楽が普及している地域では、こうなるでしょう。 自由曲線による楽譜・・・これは音楽を視覚化、共通言語化するためのもので、 今のところ五線譜がもっとも優れた表記法です。 現代音楽においては、様々な記載法も開発されてきています。

回答No.3

NO.2のつづきです。 (3)そうですね。多くの人が容易に聞き分けられる音の最小単位である面もあります。というか古代の人が決めちゃいました。 (4)ピアノは鍵盤によって音階が決定します。しかし、それは調律師というピアノの音を整える専門家がいて始めて成り立つことです。ピアノの弦は低い音ではひとつの音に対して1つの弦が、中間ではひとつの音に対して2つの弦が高音では3つの弦が同時に鍵盤を押すことによってハンマーによって振動して初めて音がでます。逆に言うとこの弦の張力度によって音を変えることができ、冗談半分でドレミファソラシドというのをでたらめな音に仕立て上げることだってできるわけです。しかしピアノでは多くの人々が音楽に触れられるようにとされている楽器なので前もって調律師が1つの鍵盤に対して1つのいつも変わらぬ音が出ているのです。その分幅や大きさスペースを要します。しかしバイオリンやギター等は人間が持ちながら演奏する楽器なのでもし、すべての1つ1つの音に対して弦つくりを特定の弦をはじくといつもかわらぬ特定の音が出るようにしてしまうと、人間が持てる大きさにはおさまないのです。だから、演奏者が最小限の弦を自由に押さえる位置によって音をコントロールして音を出して演奏しているのです。 弦楽器でもピアノと同じ音符です。なんでか?やっぱりどの楽器でも共通の音符を使ったほうが便利だからです。オーケストラの指揮者を考えてみてください。一つ一つの楽器によって楽譜表記法が違ったら混乱しちゃいますよね。個人の演奏者だって、他の演奏者と合奏する時、やはり、ほかの人がどこの場所をひいているか、とか分かりやすくしたいですね。 しかし、一番最大の理由は、オーケストラの曲なりを作った作曲家が前楽器共通の楽譜表記法で楽譜を書いたからです。そもそもこのオーケストラの曲がさかんに作られたのはモーツアルトの時代18世紀ぐらいです。実はこの時代に、音楽の基本理論がもっとも発達したと言われています。それが現在まで来ているのです。しかし、余談ですがそれ以前では音符は今みたいに「♪」○っぽく塗られたのではなく、ひし形みたいな形をしていたのですよ。 しかし楽器によって音符の書き方が違うものもあります。ピアノですと楽譜のドはあたりまえですが鍵盤ではドを弾かなければなりませんが、トランペットなどの金管楽器では楽譜の音と実際の音が違うというものがあります。例えば楽譜では「ミ」と書いてあるのに演奏者は「ソ」を出さなくてはならないのです。 以上です。質問があれば気軽にどうぞ。長々と失礼しました。

回答No.2

(1)基本的に、分かりやすく ドレミファソラシド で考えて見ましょう!! ドレミファソラシドと単純に言うけど実際にはピアノの鍵盤を見れば分かるように黒鍵がついていますね。正確には、 ド #ド レ #レ ミ ファ #ファ ソ #ソ ラ #ラ シ ド なのです。 (もし#という記号が分からないならば、#という記号のついてない音の微妙にちょっと高めの音だけどその次の#のついていない音ではない音と思ってください) さて ララシドシ~を考えて見ましょう。 ララシドシはどれも隣同士の音を並べたように見えますが実際には  ラ #ラ シ ド と、ラからドには#ラというものがあります。よって、ひとつ下げると、ソソラシラになるように思いがちですが、実際には、ララシドシの ラ~シには間に#ラがある。シとドは隣同士であるということを考えますと、上で言った実際のド~シの音階で考えて見ますと ソソラシラ ではなく ソ ソ ラ #ラ ラ になります。 (ちなみにNO.1のかたが言っている♭シと#ラは同じ音です。) (2)音は基本的にある音から次の同じ音に行きますと、周波数が2倍になります。だいたいピアノの真ん中の「ド」が270HZなので、ドレミファソラシ 次の「ド」では540HZになります。そのドから次のドとの関係を「1オクターブ」といいます。よって「1オクターブ」音を上げると周波数が倍になり、「1オクターブ」音を下げると周波数が半分になります。また、いまのドレミファソラシドは17世紀にヨーロッパ確立されたものです。よってそれ以前では今よりも音階が多い楽器や少ない楽器というものもありました。例えば日本でも。日本音階というのがありまして レファソラドレというドレミファソラシドと比べると明らかに無い音があります。また沖縄音階という  ドミファソシドという音階もやはり明らかに音が少ないですね。その地方の楽器の製作過程に依存している面もあるんです。音階は。しかし現在ではほとんど音楽の原点たる音階は「ドレミファソラシド」で確立されてます。

peace_noa
質問者

補足

(1) 音程を一つずつ下げていたつもりが♯などがあって 実際はソ ソ ラ #ラ ラ になるのですね。 そうすれば、音程は多少違うが同じような曲(歌)に聞こえるということなのですね? それでよろしいのでしょうか? (2) 歴史を見ていると音程はちゃんと数学者等が決めたようで、感心しました。(この情報は確かなのでしょうか?知ってたら教えてください。) あるドから次のドまでは、周波数が2倍になっているようです。弦楽器を考えるなら、一オクターブを周波数の整数倍(実情2倍)で区切るのは理にかなっていると思います。 しかし、あるドと、次のどは、人が聞く音の高さとしても本当に2倍に聞こえるのでしょうか?

  • m770
  • ベストアンサー率21% (140/653)
回答No.1

門外漢です。 (1)ピアノの鍵盤を思い浮かべて下さい。  ラとシの間には黒鍵がありますね。シとドの間には黒鍵が有りません。  隣り合った音階の間に黒鍵がある場合を全音、無い場合を半音と呼んでいます。比べてみると、  ラ(0)ラ(全)シ(半)ド(半)シ  ソ(0)ソ(全)ラ(全)シ(全)ラ ですので、明らかに違うメロディーに聞こえます。下を上と同じ様にするのはシに♭を付けて、半音下げた音、つまりシを弾く代わりにラとシの間の黒鍵を弾けば同じ感じになります。 (2)1本の弦があると思って下さい。途中でどこも押さえない状態がドだとすると、真ん中を押さえたところが上のド、つまり1オクターブ上のドです。その間を半音で12に分け、 ド(全)レ(全)ミ(半)ファ(全)ソ(全)ラ(全)シ(半)ドで区切ったのが、音階です。区切り方については難しいので、下のサイトを見て下さい。  (3)(4)の答えについても有る程度分かります。

参考URL:
http://www.cwo.zaq.ne.jp/bfaby300/math/music.html

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