- 締切済み
サイクリックボルタンメトリーについて
サイクリック・ボルタンメトリーにおいて、PHが変化すると、電位も変化します。特にこれは何故ですか?あと、他に変化する要因ってありますか?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
やっと少し分かってきました。ダンシル酸でしょうね。 5-Dimethylaminonapthalene-1-sulphamide (DNSA) ではなくアミドになっていない 5-Dimethylaminonapthalene-1-sulphonic Acid(DNSA)。多分ドーパミンとの反応では酸塩化物のダンシルクロライドで用いるのではないでしょうか。蛍光物質です。 >>DNSAという硫黄を含むカルボン酸です でもカルボン酸ではなくてスルフォン酸です。 pHによって5-位のジメチルアミノ基がプロトン化されるのだと思います。 さて、#3のご指摘にもありますが、CVが扱う電位には通常2つのものがあります。 1.系そのものの起電力、つまりDNSA|作動電極、の半電池が持つ起電力を標準電極に対して測定したもので、既に#1に述べたネルンストの式で決まります。この値はDNSAのプロトン化によって変化しますからこれが変わります。 2.DNSAの酸化還元電位の位置。「酸化還元電位」という言葉は嫌いですが(通常「還元電位」が定義)CVでは両方見えるのがメリットですからね。^^ この場合pHが小さくなると酸化側にスキャンしたとき見えるDNSAのアミン由来の酸化ピークが小さくなってしまいます。位置は原理的には大きくずれませんが、CVは動的なものなのでピークの形状はかなり変わると思います。また一方pHが小さいときはDNSAの同じアミノ基がプロトン化されたアンモニウムの還元ピークが還元側へ掃引したとき大きくなると思います。これも位置はあまり変化していないはず。 こんなものでしょうか。
>電位も変 「何」電位ですか.範囲が広すぎるので答えを欠きようが内です。 自然電位・(何と何の)平衡電位・....。
>>DNSAという硫黄を含むカルボン酸 え、硫黄、じゃ 3,5-dinitrosalicylic acid(DNSA)ジニトロサリチル酸じゃなくて、 2,4-difluoro-5-nitrobenzene sulfonic acid(DNSA)ジフルオロニトロベンゼンスルフォン酸の方かな。 それとも 5-Dimethylaminonapthalene-1-sulphamide (DNSA) ジメチルアミノナフタレンサルファミドか… 何用の試薬でしょう。
補足
ドーパミンを検出する試薬です。
済みません。教えてください。 CVで何を測定されていますか?もちろんどんな分子を測定してもpHで存在する分子のプロトン化比率が変わりますから、ネルンストの式を考慮に入れれば変わらないわけ無いのですが。 フェノールのような有機酸を例に取ると、PhOHとPhO-の酸化電位はもちろん違いますけれども、これも平衡で両方存在する訳ですし。
補足
水溶液は燐酸水素ナトリウム、燐酸2水素ナトリウムで、DNSAという硫黄を含むカルボン酸です
お礼
長々とありがとうございました。