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フラクタルの活用法
私はフラクタルについて、まったくというほどわかっていません。科学雑誌などを見ていても、言葉はわかっていてもそれだけです。 あるときフラクタルに関する記事を読んでいたら、「複雑な海岸線もコッホ曲線に近いフラクタル次元を持っている。」と書いてありました。 これはつまり、どんな形をしていてもフラクタルによって、その形を予測することができるということなのですか? また、とっぴな話ではありますが。フラクタルを建築の世界に活用すれば、その建築物の形も予測することが可能なのですか?
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コッホ曲線やマンデルブロ集合などのフラクタル図形では、簡単なルール(漸化式)によって帰納的にきわめて複雑な図形が定義されます。初期条件やルールを変えるだけで様々な複雑図形を生成できるわけですが、これを逆に行ったものとしてフラクタル圧縮というものがあります。与えられた図形をフラクタル図形で近似できれば、そのフラクタル図形自身は、単純なルールといくつかの初期条件という少ない情報量で再現できるので、図形情報のデータ量を少なくして圧縮できます。 図形の予測をすることはできないと思いますが、上で説明したように与えられた図形をフラクタル図形で近似することはできます。
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- Cbay
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回答No.1
ある一定の法則があることでないと予測することはできないんじゃないかと思います。 (建築物は人が考え手を加えて作るものなので。) 海岸線は、打ち寄せる波がある一定の動きをしているので予測可能だったんじゃないでしょうか? 他にも、雲の形やもみじの葉っぱなどのお話を聞いたことがあります^^
お礼
回答ありがとうございました。フラクタルというものは、ある一定の法則を持たなければ図形を生成しないことは、なんとなくわかりました。 なら、現代まで残っている建築物の形を調べ、その形にある一定な法則を見つけ出せば、予測は可能でしょうか?