- ベストアンサー
日本語指導
「~をこめて」と「~によれば・~によると」の文法指導で、どんな練習問題があるでしょうか? あと指導の際の文法解説などヒントをください。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。一応、日本語教師です。 自分の場合ですが・・・ 「~をこめて」は、最初に「込む」を導入して、「電車が込みます」などで、「中にたくさん入っている」ことだと理解させます。で、「込める」は他動詞で「中にたくさん入れる」こと、「~をこめて」は「~を(~の)中に入れて」ということだ、と説明します。「恋人に愛をこめて、指輪をプレゼントします」などの例文を引くと、すぐピンと来るようです。「心をこめて○○します」の○○を考えさせるような練習をすると、理解できているかどうかのチェックにもなります。 「~によれば・よると」は、文末にくる「~そうです(伝聞)」とワンセットにして学習させるといいと思います。「私は見ませんでした。でも、聞きました。彼が言いました」などと、「間接的に知った」ときの情報源の言い方だと理解させます。これも、「ニュースによると○○そうです」といった空欄を考える練習をさせるとよいでしょう。 余談ですが、こういう短文を作る問題を外国人の学生に作らせると、思いもよらぬようなおもしろい答えが返ってきたりして、なかなか楽しいものです。
お礼
ありがとうございました。私は、まだ日本語教師としてタマゴなんで分からないことが、たくさんありすぎて・・・すごく参考になりました。ありがとうございます。