#3の回答者です。
>天草・島原一揆という言い方が少なくとも地元ではしっくりこないんですね。ちょうど、千葉県・浦安のディズニーランドと呼ばずに浦安・千葉県のディズニーランドというのが馴染まないのと同じなんでしょうか.
これは私の意見ですが、熊本県で「天草・島原の乱」「天草・島原一揆」と呼ばれるのは、おそらく郷土の愛着からでしょう。つまり、歴史も地元中心なので、地元の「天草」が常に「島原」の先に来るわけです。もちろんこれは誤りではありません。理由はANo.3 の通りです。
>先生は、昔は島原の乱と呼んでいたからよくわからないけど、教科書の表記が正しいといっていました。
私も「島原の乱」で習いましたし、今でもそう呼んでいます。今はどう教科書に載っていますか?
先生のいうことは、ある意味、的を得ていて、ある意味間違っていると思います。
確かに、教科書の表記は、受験で利用すると言う意味では正しいです。質問者様が今後、高校・大学と入学受験をさせるのでしたら、教科書の表記を正確に覚えておいた方がよいでしょう。
そもそも先生はわからないのに×をつけたというのはどうでしょうかね~?学術的には教科書の記述自体は、間違えとは言わないまでも、正確ではありません。あまり詳しく話すと趣旨からはずれますが、古代から現代までを要約しすぎているからです。普通は、何十冊も必要な記述を1冊の200~300ページにまとめれば、説明のつかないことも多く生まれます。(著者である研究者は苦心してると思いますが♪)しかも、教科書も研究者が記述しているため、編著者によって各教科書の内容が(用語も含めて)異なってくることもあるのです。もちろん、お役所が一通り目を通して、教科書として認可していますが…
受験の世界では教科書は、正しい書物でありますが、もし、質問者様が大学に入って、歴史学を学ぶことがあったら、どれだけ正確でない物かわかると思います。
先生も大学で歴史学を学んでたら知っているはずだけどな~入試でなければ、「天草・島原一揆」は○でいいと思うけどね~(独り言)
まぁ、高校入試受験に備えた先生の優しい思いやりと思っていた方がいいかもしれませんね。
>昔そう呼んでいたなら今もそう呼べばいいのになと思います。
そうですね。気持ちはわかります。でも、「島原の乱」だけだと、島原地方だけで起きた一揆・反乱と勘違いされるかもしれないじゃないですか。だから、「島原・天草…」「天草・島原…」の方がより歴史事実としては正確なのだと思います。
ちょっと今回の質問の趣旨から外れまが…
過去の歴史事実(過去に起きた出来事)はもう変わりませんよね。でも、歴史は変化していきます。というのは、現在も歴史学の世界で新しい発見や事実がわかってきているからです。研究者が新しい事実を解明すれば、それが歴史となって、教科書の記述も変化していきます。これは、しょうがないですよね。
老婆心ながら、中学一年生で歴史用語の一貫性について考えられれば大したものだと思います。学習者としては大変かもしれませんが、頑張ってくださいね。
最後に、長文になって、申し訳ありませんでした。
お礼
たびたびありがとうございました。天草・島原一揆という言い方が少なくとも地元ではしっくりこないんですね。ちょうど、千葉県・浦安のディズニーランドと呼ばずに浦安・千葉県のディズニーランドというのが馴染まないのと同じなんでしょうか。 先生は、昔は島原の乱と呼んでいたからよくわからないけど、教科書の表記が正しいといっていました。昔そう呼んでいたなら今もそう呼べばいいのになと思います。