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分裂の求め方
動物の一次卵母細胞が50個のとき、最終的に第二次極体と、卵の数を求めたいのですが、やり方がわかりません、公式などあるのでしょうか? 図によると、2nから別れて小さいnと大きなnに別れてますが数的には同じになるんでしょうか? ・・・図がないのでわかりにくくてごめんなさい。質問のいみわかったでしょうか?
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まずあなたは高校生ですか。大学生ですか。回答は高校生用と大学生用があります。#1さんの回答は大学生用です。#2さんの回答は高校生用です。 大きなnが二次卵母細胞・卵細胞です。小さなnが第一極体・第二極体です。 高校生用 一次卵母細胞が第一分裂で二次卵母細胞+第一極体になります。更に第二分裂でそれぞれが分裂し卵細胞+3個の第二極体になります。 50個の一次卵母細胞から50個の卵と150個の第二極体が出来ます。 大学生用 一次卵母細胞が第一分裂で二次卵母細胞+第一極体を放出します。ここで第一極体は退化します。更に第二分裂で卵細胞+第二極体を放出します。 50個の一次卵母細胞から50個の卵と50個の第二極体が出来ます。 かえって混乱しましたでしょうか。おそらく高校生と思いますので高校生用を理解してください。 しかし,現実は減数分裂は第一分裂から第二分裂と速やかに連続して起こるわけではありません。多少時間がかかります,ですからその間に第一極体は退化してしまいます。卵が完成したときには良く図にあるような大きな○(卵)に小さな○(第二極体)が3個付いたようにはなりません。大きな卵と小さな第二極体が1個だけなのです。
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- japonicus
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1個も50個も同じ原理ですから、まずは1個で考えましょう。 「n」というのは遺伝子セット数を表します。単にnと書かれていれば、1nの略ですので、遺伝子セット1つ、という事です。2nなら2セット、4nなら4セットです。 減数分裂過程をnで現すと、 4n→2n,2n→n,n,n,n となります。 このうち1個の「n」が卵で、のこり3個の「n」が極体です。ということは、1個の一次卵母細胞から生じる卵は1個で、極体が3個です。あとは50倍すれば答えが出ますね。 1回の分裂で3個や4個に分かれたりはしません。1回の分裂で細胞の数は倍になります。例外はありますが、今は無視して良いです。1個の細胞が2回の分裂を済ませると、出来上がるのは4個の細胞です。 極体の呼び方ですが、第一減数分裂で現れる極体を第一極体、第二減数分裂で現れる極体を第二極体と呼ぶのが通例です。 ですから、厳密に「第二極体」と指定してあるなら、生じる第二極体の数は50個です。特に指定は無く「極体の数」だけを数えるなら、150個です。 実際には分裂が起こらずに150個の極体ができない場合もありますが、学校で習うモデルケースにおいてはいずれの極体も分裂するものと理解しておいて差し支えないと思いますよ。
お礼
つたない質問にわかりやすい回答をありがとうございました。
- TTOS
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#1さんの説明でよいと思うのですが,以下,気になる点があります。 #3さんの言われるように高校レベルでは,減数分裂によって1個の一次卵母細胞から1個の卵と3個の極体ができると説明されますが,気になるのは用語の問題です。 第一極体は第一分裂で一次卵母細胞から放出される。 第二極体は第二分裂で二次卵母細胞から放出される。 以前栽培漁業の研究者から,「第一極体が分裂したものは第二極体ではなく,第一極体が分裂したものとしか呼びようがない」と聞きました。 それに従えば,n個の一次卵母細胞から卵が形成されるとき,n個の卵と3n個の極体(うちn個は第二極体)ができることになります。 参考URLでは,第二極体の矢印は1個の細胞だけを示しています。 http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/textlife/develop.htm http://www.fujijuku.net/biollec/10.HTML こちらのURLには 卵,第二極体,(第一極体),(第一極体)と表現されています。 ただし,第一極体が分裂したものも第二極体と呼ぶように書かれたサイトもあります。一方が間違いなのか,それとも両方の説があるのかはわかりません。
お礼
つたない質問にわかりやすい回答をありがとうございました。
卵子形成の減数分裂では、細胞は、(1)後に卵子になる大きな細胞と、(2)核とほんの少しの細胞質を持った極体、の2つに分かれます。極体はもう分裂しません。卵子形成は2段階の減数分裂で完了します。 つまり、1つの一次卵母細胞からは、卵子形成を経て、1つの卵子、1つの1次極体、1つの2次極体ができます。単純に計算すれば、50個からは50語です。 ただし、多くの脊椎動物では、第2減数分裂の途中で止まったままの状態で排卵が起こり、受精後に減数分裂が再開して、精子と卵子の核が癒合する前に卵子になります。 さらに、卵巣の卵母細胞の全てが卵子形成に入って排卵されるわけではないので、卵子になる「可能性」に限っても、50個の一次卵母細胞のうち一部でしかありません。 したがって、「50個の一次卵母細胞から形成される卵細胞の数は不定である」が正解です。 問題が極めて不適切であるといえます。極体の意義を理解してほしいという出題の意図はわかりますけどね。
お礼
つたない質問にわかりやすい回答をありがとうございました。
- spica62
- ベストアンサー率31% (15/48)
一次卵母細胞から,減数分裂第一分裂・第二分裂によって4個の細胞ができます。 このうち,1個が卵細胞,3個が第二極体になるので,卵が50個,第二極体が150個が正解だと思うのですが,ヒトの場合,受精が刺激になって第二分裂が行われるため,受精しなかった場合は,前記のような教科書的な解答になりません。
お礼
つたない質問にわかりやすい回答をありがとうございました。
- bottacchiari
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卵の形成は以下の様な順で進みます。 まず、卵の大元となる卵原細胞(2n)が体細胞分裂により分裂増殖し、その一つ一つが成長して一次卵母細胞(2n)になります。 一次卵母細胞になって初めて減数分裂が起こり、第一分裂によって分かれた二つの細胞のうち、大きな細胞の方を二次卵母細胞、小さな細胞の方を第一極体といいます。 この二つともが第二分裂を行い、二次卵母細胞は卵(n)と第二極体(n)に分裂し、第一極体も二つに分裂します。(←第一極体は退化して分裂を行わないこともある!その場合は最終的には第一極体、卵、第二極体の3細胞しかできない。) 結局、一つの一次卵母細胞からできる卵は一つのみで、第二極体も同じ数ができるはずです。よって50個の一次卵母細胞からできる卵および二次極体の数はともに50でよいかと思います。
お礼
つたない質問にわかりやすい回答をありがとうございました。
お礼
まず、高校生です。投稿した後自分でもう一度考えて、50、150になったのでこれであっていると思います。とてもわかりやすい回答をありがとうございました。