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一次卵細胞などの核相に関する質問

 受験生です。某大学の生物の過去問の解説で、「一次卵細胞の核相は2nである。第一分裂の中期と後期では細胞分裂が行われないので、核相は2nのままである。第一分裂終期には細胞質分裂が起こるので核相は2nまたはnとなる。」と書いてありました。終期に細胞質分裂したのに核相が2nである可能性があるのが納得できません。細胞質分裂後、核相がnになるのは納得できるのですが…。細胞質分裂後に核相が2nとなる可能性があるのはなぜですか?  また、この解説にある「第一分裂終期」で、第一極核と二次卵母細胞に分かれると考えて良いのでしょうか?  よろしくお願いします。

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  • bacibaci
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回答No.1

第一分裂終期に細胞質分裂が起こるので、終期の間は核相が2nからnに変わる『移行中』である事を示すために"核相は2nまたはnとなる"と扱っているのでは? 細胞質分裂の最中はまだ2つの細胞になっていないため、一つの細胞として認識し、核相も(仕切りが出来つつあるものの)2つの核を共有している状態という扱いです。 減数分裂の途中過程で受精する様式の生物もいるのでそういう意味も含めて捉えているのかとも思いましたが、それだと様々な段階があってきりがないですしね。 >「第一分裂終期」で、第一極核と二次卵母細胞に分かれる その通りです。減数分裂の第一分裂が終わった状態が『二次卵母細胞』と『第一極体』です。 このあと第二分裂を行い、卵と第二極体に分裂します。ヒトなどの限られた生物では、第一極体も二次卵母細胞と同じように律儀にもう一度分裂をします。(多くの生物は第一極体は分裂しない)