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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:酵素作用と温度)
酵素作用と温度についての実験結果について
このQ&Aのポイント
- 牛乳をpH9ぐらいにして、フェノールフタレインでピンク色にし、ある温度にしてその後、1%パンクレアチン水溶液を加えて牛乳の色がなくなる時間を測定する実験を行った。温度を上げると、パンクレアチンを入れる前から色がなくなり始めた。この現象の理由がわからず、またそのデータの信頼性についても疑問がある。
- リパーゼの酵素作用における温度の影響を調べるために実験を行った。牛乳をpH9ぐらいに調整し、フェノールフタレインを加えてピンク色にした後、60℃と100℃に加熱した。すると、温度が上がると色がなくなる速度が早くなる現象が観察された。しかし、この現象の原因やデータの正確性が不明である。
- 実験において、牛乳をピンク色にし、温度を上げた後にパンクレアチンを加えて色を消す時間を測定した。60℃と100℃の温度で実験した結果、温度が上がるほど色がなくなる速度が速くなった。しかし、温度を上げる前から色がなくなり始める現象については理解が不足しており、データの妥当性にも疑問が残る。
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質問者が選んだベストアンサー
指示薬の色がなくなることについては、2つの可能性が考えられると思います。1.高温下でフェノールフタレインが分解してしまう/ 2.温度を上げるとpHが9からずれてしまう/ 1の可能性については、フェノールフタレインのみを溶かした溶液を加熱しれみればわかりますよね。もし、こちらが原因であるならば、熱に強い指示薬を探すか、実験系自体を大きく変える必要があると思います。次に2.の可能性の場合ですが、今回実験に使われている牛乳の溶液は、あまり緩衝能が高くないのはないですか?であれば、温度が変われば当然pHも変わってしまうと思います。あなたが懸念されている通り、このままではデータを取れないと思います。まず、温度を上げてもpH9が維持される条件を見つけることが先決です。たとえば、牛乳にグッドバッファーを添加するとか(お話を伺った範囲ではおそらく緩衝液を使われていないように思いますが)。この点は、今回の実験をするにあたって重要なところと思います。高温にしたときにちゃんとpH9になっているかフェノールフタレイン以外の方法でも確認された方が良いと思いますよ。 もし、この辺りをきちんと詰めて実験系を作り上げれば、価値あることと思います。うまく行けば系を作り上げる過程を発表でアピールすることが出来ます。そうすれば、「高温に上げるとフェノールフタレインの色がなくなってしまう」という結果も生きてくるはず。がんばって下さいね。
お礼
ありがとうございます!! 可能性だけでなく、それを確かめるための実験方法まで教えていただき、とてもうれしいです。 ぜひぜひ機会があれば実験したいと思います!! 本当にありがとうございました。助かりました!頑張ります。