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決算の仕訳
簿記は殆ど素人です。今独学で勉強しているのですが下記の問題の意味がまったくわかりません。ちょっとくじけそうです。誰か私を助けてください。なにかヒントでもよいので、教えてください!! 例) (1)(借方)仕入150,000(貸方)繰越商品150,000 (2)(借方)繰越商品130,000(貸方)仕入130,000 (3)(借方)損益2,470,000(貸方)仕入2,470,000 (4)(借方)売上3,500,000(貸方)損益3,500,000 問題1 この仕訳はそれぞれ何を行っているのか? 問題2 このような仕訳の結果、損益計算書はどのように示されるのか? 問題3 このような経理処理を行う理由を説明しなさい。
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問題1 (1)(借方)仕入150,000(貸方)繰越商品150,000 前期の「繰越商品」額を売上原価に算入するための仕訳 (2)(借方)繰越商品130,000(貸方)仕入130,000 上記(1)とは逆に、当期の「仕入」+上記前期「繰越商品」のうち、未販売で売れ残ったものを「売上原価」から除外し、次期に繰り越すための仕訳 【参考】 売上原価は、簿記上では「仕入」勘定で計算します。 商品の売上原価の計算方法を下記のように算式で表すと、仕訳の意味が理解できると思います。 売上原価=前期繰越商品+当期仕入高-期末繰越商品 つまり、(1)の仕訳により上記算式の「前期繰越商品+」の部分を、(2)の仕訳により上記算式の「-期末繰越商品」の部分を処理していることになります。 (3)(借方)損益2,470,000(貸方)仕入2,470,000 上記(1)(2)の仕訳により算出された「仕入」勘定の残高金額(=売上原価)を"損益"計算のために「損益」勘定へ振り替える処理 (4)(借方)売上3,500,000(貸方)損益3,500,000 上記(3)同様に、「売上」勘定の残高金額を"損益"計算のために「損益」勘定へ振り替える処理 問題2 ANo1の回答になります 問題3 ※(3)(4)の仕訳の事として説明します 簿記上、売上や仕入など損益項目の総勘定元帳の各勘定残高を「損益」と言う勘定科目に集約して、最終的に損益計算を行うものです。 つまり、この「損益」勘定の残高が「貸方」に残高となった場合には"利益"となり、「借方」に残高となった場合には"損失"となります。 いかがでしょうか?
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- f-o-
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他の回答者の方々の説明のとおりです。 仕訳の内容でなく、仕訳をする理由がわからない?ということなら(違っていたら、ごめんなさい)。 この仕訳こそが 「決算」だと思ってください。 きっと、テキストの最初の方に、「簿記は、財務諸表を作成することが目的」という記述があると思います。 (^。^) 仕訳→試算表→・・・・・→ BS,PL という「一連の」作業が簿記だということを、再確認してください (^.^) 決算のための、「技術」だと思って、このまま覚えるのが正解です。 がんばってください。
- marumets
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こんにちは。 たとえ話でいきましょう。 前期にりんご15個(1個10,000円)を買って1個も売れなかったとします。→繰越商品150,000円 当期にりんご245個(1個10,000円)を買いました。 当期にりんご××個が3,500,000円で売れました。 期末にりんご13個(1個10,000円)が売れ残りました。 さて、いくら儲かったでしょう。 このとき売れたりんごの個数は15+245-13=247個 これを買うのにかかった金額は同様に2,470,000円ですよね。 これが、先の回答者の方のおっしゃっている「売上原価」というものです。 この「売上原価」を計算するのに、「三分法」といわれる方法では、「仕入」の勘定科目を借りて計算するのです。 なので、(1)(2)で機首の「繰越商品」を「仕入」に振替えて、さらに、期末の売れ残り分を「仕入」から「繰越商品」に振替えることで当期の「売上原価」を確定しているのです。 (3)(4)について、 収益や費用の科目は、期が変わるたびに一旦0にしないと、当期にいくら儲かったのかわからなくなってきます。 そこで、「損益」勘定に全て振替えます。
損益計算書 売上高 3,500,000 売上原価 期首商品棚卸高 150,000 当期商品仕入高 2,470,000 期末商品棚卸高 130,000 2,490,000 売上総利益 1,010,000 貸借対照表には 資産の部(流動資産)に 商品 130,000 が計上・・・期末現在の売残り分