英語の教員になるための資質は？

質問

私は現在、英語の教員になるかどうか迷っている大学2年生です。

英語の教員になるための資質というのは、どういったものなのでしょうか？
英語の教員になるにはやはり留学や海外経験が豊富であることが必須なのでしょうか？
私も昨年の春休みに語学研修でアメリカに３週間だけ滞在しましたが、それ以降は経済的な問題なども重なり、まったく海外へ行くことができませんでした。
周りの友人や知り合いなどは、どんどん海外に語学研修や旅行に出かけていて、それが私にとって非常にコンプレックスになっています。

また、英語という教科に限らず、教員には生徒にアドバイスできるだけの経験値の高さが必要だと思いますが、自分を客観的に見てみても、私は経験があまりにも少なく、世間知らずな人間だと思います。部活やバイトは誰でもやっていることです。
その経験値の低さを克服するために、今年の春休みはボランティア活動をしたり、一人で国内旅行をしたりしようと考えています。
しかし、それだけではまだまだ足りないと思うのです。経験値を上げるには具体的にどうしたらよいのでしょうか？

昨年の秋からこの２つのことでずっと悩み続けています。
できましたら、現役英語教師の方に回答して頂けましたら幸いです。どうかよろしくお願いします。

回答No.4

kihama44

県立高校に勤務する４０代半ばの現役の英語教師です。

資質ですか？今までの方々も言っていたように、留学や海外生活の経験は必ずしもｍｕｓｔではないと思います。私自身海外留学の経験はありません。教員になってから夏休みに１ヶ月、旅行に近い研修をしにカナダに行ったことはありますが。もちろんこういう経験はあったほうが良いのは言うまでもありませんが、一人の人間の経験できることには限りがあります。その足りない部分は、同僚、友人、知人、先輩、後輩、恩師などなどいいろな人に助けてもらうことでやっていけるのだと思いますし、実際私はそうやって来ました。

英語に限らず、教師と言う仕事も学生時代の経験だけで完成するものではありません。なるまでの経験も大切ですが、なってからの向上するための姿勢も大切だと思います。教師って教えたがりが多いですが、教わり上手になることも必要だと思います。なんてえらそうに言っていますが、まあ緩んでしまうこともたびたびあるのも現実です。

きっと英語に関することを専攻しているのでしょうから、専攻分野に関しては自信を持って話ができるようにしてくださいね。それと、（自分の専門教科の）英語以外に何か、自信を持っていられるものがあると良いと思います。別に授業に役立つか、役立たないかと言う点はあまり考えなくても良いと思いますが、何かあるのとないのとではずいぶんその人の姿勢が違う気がします。

２０年以上やってきて、今年度久しぶりに夏休みと冬休みに英語教員の研修を受けました。目からウロコが何枚も落ちました。研修の内容は適宜授業に取り入れています。うまくいくクラスもあれば、相変わらず沈滞しているクラスもありますが、少なくともまずこちらが向上しようという姿勢を示し続けることが大切なのではないかとあらためて思っています。

数年後には同僚になれたらいいですね。

蛇足ですが、耳と口はしっかりトレーニングしておいてください。

お礼

非常に細かく回答していただいて本当にありがとうございました。
とても役に立ちます！
もっと自信を持って英語そのものやその背景・文化などに関して説明できるように勉強を頑張りたいと思いました。
英語のほかにも「これだけは自分に任せて！」と言えるようなものを今から作っていきたいと思いました。
どうもありがとうございました。

回答No.3

noname#9014

私は現役の教師ではないのですが、
海外経験が豊富であることは必須ではないと思います。というかそれはあなたがどんな先生になりたいかにもよると思います。
「先生になるにはどうしたら良い」か、よりも「どんな先生になりたいか」を考えて、そうなる為の事を実践していけば良いのだと思います。
「先生になる」だけだったら、教職課程を取って、試験に受かって、採用されさえすれば良いわけですから。
余計なおせっかいかもしれませんが、ご参考までに。

お礼

的確なアドバイスをどうもありがとうございました。
確かに今までは「教員になるにはどうしたらいいか」ということばかりに目がいってしまって、「どんな先生になりたいか」ということをじっくり考えてみていなかったように思います。
今後はそのあたりももっと明確に考えて、そうなれるように頑張っていきたいと思います。

回答No.2

norishio

留学や海外経験は必須ではありません。いくら経験があるからといっても受かるとは限りません。
ボランティアはとてもいい経験になると思いますよ。教員を望むのであれば、子どもと関わるボランティアに参加してみてはどうでしょうか。都道府県によるかもしれませんが、学校が学生をボランティアとして受け入れてくれるところもありますよ。大学で聞いてみてはどうでしょう。

お礼

アドバイスをどうもありがとうございました。
春休みにやるボランティア活動では、子供たちに英語を教える活動も入っているので、そこでたくさんのことを学べたらなと思います。
ありがとうございました。

回答No.1

lilact

留学や海外経験のない英語教員の数は大変多いですよ。アシスタントの外国人講師と英語でしゃぺれれば大丈夫ですね。
また、学校のほかにさほど人生経験がない教員の数も大変多いはずです。心配しなくてもいいですね。いろいろな種類の本を沢山読むのがお勧めです。学習塾で子どもと接してみるのもいいですね。

教師としての資質と問われれば、人としての生きかたについてよく考えている人。研究熱心な人。教えることに情熱を持っている人だと思います。

なお、学校によっては生徒が言うことを聞かないというところもありますから。そういう生徒にも対処できるというのも資質ですね。

お礼

非常に貴重な情報をありがとうございました。
少し気持ちが楽になりました。

現在は家庭教師をやっているんですが、今年からは塾の講師もやってみたいと思っています。

学校にはいろんな生徒がいます。言うことを聞かない生徒を目の前にしても、ひるまず正しい方向に導いてやれる人間的深さや強さをこれから養っていきたいと思います。