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英語教育が十分でない国
教育学部で学んでおります大学生です。 語学教育に大変興味を持っておりまして、英語学科に進みました。長期休暇を利用して、海外で英語を教えるボランティアに参加しようと思っております。 私が参加するボランティアの主催団体を通しますと、色んな国で教えることが出来ますので、色々考えながらある程度行きたい国は絞っています。 そこで疑問に思ったのですが、英語教育は国によってやはり差があるのでしょうか。教師の数や、指導法、必要性などいろいろ関わってくると思いますが、旅行のガイドなどでも「ある程度通じる」や「あまり通じない」などという解説がありますよね。 ヨーロッパなどでは、結構流暢に英語を話す若者がいるようですが、恐らく全く出来ない、という人がほとんどの地域もあると思いますし、全国的に全く話せない、という国もあるのではと思います。 英語教育が全国的に十分でなかったり、普通の教育を受けている人でもあまり英語教育を受けていない国や地域というのはありますでしょうか?貧富の差なども関係してくるのでしょうか。ボランティアの場所選びやこれからの語学教育の研究で参考にしたいと思います。よろしくお願いいたします。
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大抵の国では外国語を教えていますが、第1外国語が必ずしも英語とは限りません。フランスの場合、殆どの生徒が英語を習いますが、第1外国語でドイツ語を学習し、第2外国語はスペイン語というように英語を習わないでしまうケースもあります。イタリアだと英語かフランス語の選択で、昔はフランス語の方が多く学ばれていましたが、最近は英語の方が人気が高くなっているものの、全員が英語を学習しているわけでもありません。スペインも似たようなものですが、もともと外国語に対する熱意が低く、イタリアよりも英語が通じにくい国です。また、東欧諸国では昔はロシア語が第1外国語として学ばれていて、最近は英語にシフトしているとはいえ、圧倒的に教師が足りません。 中南米も英語教育があまり盛んでないですね。ブラジルの場合は英語とスペイン語の履修率が半々のようですし。 あと、アラブ諸国もクウェートなどは英語の分かる人が多いですが、それ以外は日本よりも英語が通じにくい地域も多いですね。 ただ、質問で引っかかったんですが、世界の言語の中では英語が最も強く、特に日本では別格的な地位にありますが、世界で広く、また多くの国で話されている言語は英語だけではありません。ですから、英語だけを見てその国の水準の目安にするのはちょっと問題を感じます。国によってはアメリカやイギリスは敵対国だが、フランスは友好国というふうに色んな事情もありますし。
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- uspega
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こんにちは。英語教育のことは何も存じ上げませんので、海外ボランティアという視点からお答えします。 質問者さんのいう英語教育が十分でない国というのが、相対的に英語教育が重視されていない国という意味なのか、それとも絶対的に英語教育が不足している国なのかがわからないと、この質問に答えるのは難しいです。 なぜなら、英語教育の充実度は、教育の充実度と大きく関連があるはずだからです。 > 旅行のガイドで、通じる通じないの解説がある > 普通の教育を受けている人でも英語教育を受けていない国 と述べていらっしゃいますので、おそらく「ある程度教育制度は整っているが英語は重視されていない国」を想定されているのだと思いますが、このような国々でも「教育さえままならない国々」よりはよほど十分な教育が行われていると考えられます。 教育制度がある程度整っていて、相対的に英語が軽視されているのは皆さんおっしゃるように、欧州の例えばフランスや、旧共産国でしょう。教育自体が不足している国は後発の開発途上国と呼ばれている国ならどこでもそうだと思います。 質問者さんはどういう条件の国でボランティアをしたいと思っているのか、それによって「英語教育の充実度」の視点も変わってくると思います。
お礼
>「ある程度教育制度は整っているが英語は重視されていない国」を想定されているのだと思いますが、 はい、その通りです。 ボランティアもそのような国で行いたいと思っておりました。 ですが私は勉強が足りなかったようで、色々な勘違い・偏見を持っておりました。ですので、まだあやふやな考えのままボランティアに行こうと考えていましたので、もっと勉強をしてから、また何かありましたらこちらに質問させていただきたいと思います。 ありがとうございました。
ヨーロッパは、英語よりも、フランス語やドイツ語の方が話す人は多いと思いますけれど。 というのは、英語を主体的に話すのは、大英帝国とアイルランドでしょう。 フランス語はフランスやスイスで、ドイツ語はドイツやスイスで話すと思ってましたけれど。 スペインでも、イタリアでもそれぞれスペイン語やイタリア語があります。 なお、スペインは、一部地区が独立自治をしようと内部テロが発生してましたけれど。 また、カナダでも、大英帝国の流れをくむので、基本は英語ですがケベック州はフランス語の教育もしてます。 また、アメリカ合衆国内でも、移民の国ですから移民が多い地区では、英語よりも母国語を使って話すケースが多いでしょう。 特に問題になっているのが、南米地区からの不法移民が多いので、 英語を話せない人々が入ってきていると言うこともあるようです。 また、アフリカは長くヨーロッパの支配を受けた国が多いので、フランス語を公用語とする国が多いです。 また、南米地区は、スペインやポルトガルが長年支配していたので、そちらの言語を主体的に話しているのでしょう。 アジアに目を向けると、英語を主体しているのは大英帝国の流れで、インド・スリランカあたりでしょう。 フィリピンに関しても英語とタガログ語が公用語のようです。 東南アジア付近は、英語を使えるでしょう。 それから、香港やマカオは、中国大陸にありますけれど、 それぞれイギリス・ポルトガルが長年支配してきたので英語は話せるでしょう。 オーストラリア・ニュージーランドは、英国の犯罪者の流刑地として開発されてきたので、これも主体は英語です。 いろいろと書き込みしましたけれど、これらの知識は、世界史と地理を習っていればある程度はわかることかと思います。 また、海外に行く事を考えているようですので、次のサイトに目を通して下さい。 外務省 海外安全ホームページ http://www.pubanzen.mofa.go.jp/
お礼
世界史と地理の知識が完全に不足しておりました。そして、大変参考になりました。ありがとうございました。
お礼
>世界の言語の中では英語が最も強く、特に日本では別格的な地位にありますが、世界で広く、また多くの国で話されている言語は英語だけではありません。 まさに、その通りの偏見を持っていたようです。勉強が足りませんでした。 大変参考になるご意見有難うございました。