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機械翻訳って結局何なんですか?
ネットで英文を読んでいて、ふとその文章を機械翻訳にかけてみました。でてきた日本語は、よくてかなり堅い日本語、悪くて(そして大部分は)訳が正しいとか正しくないという問題以前の、日本語になっていない日本語でした。出てきた訳の疑問点をチェックし、もう一度考え直すよりもはじめから辞書をひいて読んだほうがはるかに速いように思いました。あまりきつい事はいいたくないのですが、これだけ頼りにならないものがなぜ普及しているのでしょう? 日々性能の向上に努めていらっしゃる技術者の方々の努力はお察ししますが、これではちょっと・・・。 しかし、これだけ普及しているのですから自分の知らなかった使い方や利点があるのに違いないでしょう。どうか無知な自分の頭を殴ってくださるご意見をお寄せください。
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私も以前は翻訳ソフトの存在価値がわからなかったのですが、テレビで翻訳家の方が話しているのを見て疑問が解けました。 その方は、和文または英文の翻訳依頼があった際、まずソフト(もちろん高級なものですが)にかけておおざっぱな文章を出すのだそうです。そして、たくさん間違っているので、それを一つづつ直して行くそうです。その方が、合っている部分もあるので、一から自分で翻訳して行くより早くできるのだそうです。 私も以前海外赴任していたときにこの方法で使っていました。
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- Natsuji
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英文和訳にはさすがに意味がないので使いませんが、和文英訳はなかなかするどい単語が出て来たりするので、#5 さんと同じ様な使い方をしています。300ページ以上ある様なドキュメンツ作成などでは、それらの資料作成にいつも威力を発揮してくれてます。 もちろん、和文英訳する場合は、日本語をそれなりに英文らしい文章にするテクニックが必要ですけどね。(主語、動詞、時制、目的語などが文構成として、しっかりしている、日本語にありがちな主語がなかったり、所有格があいまいな文章はダメ。) もっとも、単純直訳ではダメな部分があるので、完璧な翻訳ソフトはできないんでしょうね。 例えば、E-メールでお客さんに、「明日、あなたのオフィスに“行き”ます。」と言いたい場合… 翻訳ソフトでは、I will go to your office tomorrow. って、なっちゃいますよね。 I will come to your office tomorrow. とは絶対になりませんもんね、翻訳ソフトでは Come=来るという認識ですもん。
ネットで公開されている翻訳ソフトは安物です。有料ソフトなら精度が高くなると思いますが、いずれにしても 文法構造が異なる日本と西欧語の翻訳には限度があり、精度を80%以上にすることは難しいでしょう。勿論、用途別の翻訳ソフトもあり化学用を文学用には使えないでしょう。 現在のソフトは英語と他の欧米語なら高い精度を示し、ロマンス語(イタリア語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、ルーマニア語など)間なら90~100%の精度が出ると思われます。 現在の無料ソフトを使用する場合は日本語と欧米語の違いが分かっている人ほど利用価値が出るという皮肉なことになっています。つまり、翻訳の癖、誤訳の可能性が分かっていれば利用できます。 人称や目的語を省略する日本語(好きだよ、では誰が誰を好きなのか翻訳不可能です)時制の不明確な日本語の欧米語への翻訳の場合は、入力する日本語を欧米風に書き換える必要があります。
- runbini
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先に余談からです。 http://hp.vector.co.jp/authors/VA014135/osaka2.htm このページに、質問文を貼り付けて解読ボタンを押してみてください。 質問文が大阪弁に変換されると思います。 実はこれはとてつもなく高度な技なんだそうです。 さて、機械翻訳の話に戻りますが、 生きて変化し続ける言語に、現在ではまだ理論が追いついて行っていないので 日本語とは思えない文や怪しい英語に変換されるのは仕方がないと言えば仕方がないのかもしれませんね。 あ、日本語を英語に変換する際に主語を入れると比較的読める文が出てきますよ。 英語のカテゴリーで「フィーリング英語」や「生きた英語」について語っている方がいらっしゃいます。 このご質問だけで完結を望まれるよりは、 何件か読まれるとそのうちご自身の中に答えが出てくると思います。
- Lt_Cmdr_Data
- ベストアンサー率45% (62/137)
多分、ソフトウェア開発の方が多くいるカテゴリーだと、「みんなでデバッグ!」なんて回答が得られそう。 > これだけ頼りにならないものがなぜ普及しているので > しょう? いくつかの理由が考えられますが、まずは、手軽だからでしょう。 英語のリテラシーが向上したとはいえ、まだまだ英語が苦手な人間は多くいます。そういった人が、海外のサイトを見るときに使っているのでしょう。 同じ理由で、学生が怠けるのにも使っています。 あとは、認知度の高さと公開実験的な要素が強いということ。 言語は生き物です。常に進化しつづけています。それに、実際に使われる言葉は、必ずしも文法通りのものではありません。そういったものを含めて、精度の高いものとしていくには、実際に使われている文章を収集する必要があるんです。もっというと、実際に翻訳需要がある文章に最適化する必要があるわけです。 そういった事情で、公開実験も行われていますし、いくつかのWeb翻訳では、現在も実験的な要素を多く含んだ状態で運営されていると聞いたことがあります。要するに、「みんなでデバッグ!」ということです。
- k-family
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単にまだ発展途上の技術と言うことなんでしょうね。 私も必要なときは英日の翻訳ソフトを使いますが、ご指摘通り日本語と言えない文書が出てきます。 でも、私の場合は英語が全くできないので、それでも全体の意味を把握するのにはとても有効です。(一文ずつの意味がおかしくても全体を通せば何の話かわかると言う意味) また、日英翻訳ソフトの場合ですが、出てきた英文が明らかにおかしい時には日本語を作り直して使っています。いわゆる主語述語を明確にする、と言うことでそれなりの英文になります。 話を戻しますが、要するに、「現状では便利と思える人だけしか使えないレベル」と言うことなのではないでしょうか。