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法律が時代にあわず悪法化、常に後手か?
世の中の変化が加速してきているなか、 法律や制度の改正に手間どり完全に後手に 回っています。 例えば、「運転中の携帯」使用など 何人亡くなって禁止になったのでしょう。 「振り込め詐欺」は何億の被害が出たら 対策法が成立するのでしょう。 「迷惑メール」はいつまで多くの人が 無駄な時間を費やせばいいのでしょう。 「社会保険制度」の矛盾はいくら未払者が でれば対処されるのでしょう。 「NHKの視聴料不払」はいくら未払者が出れば 対処されるのでしょう。 これはほんの一例で、この国では法制度に対する不平不満が渦巻いておりそれが、 あきらめによる無力感、社会不安を起こす源になっているのではないのでしょうか。 立法や法に詳しい輩は何をしているのでしょう。 ただ過去に制定された法に関する過去の知識を こねくり回しているだけで、前向きの行動は 出来ない宿命なのでしょうか。 質問としては 「法律が時代にあわず悪法化し、改正が常に後手に 回るのはなにが原因・問題なのでしょう?また、どういう改善策が考えられるのでしょうか?」
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- kanpyou
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#5です。 結局の所、わが国は、「自由主義経済」の社会であり、国が、私的(企業を含む)な経済活動に対して何らかの介入をすることが、好ましくないこととされています。 極端な話、究極の社会形態が、完全自治による『無政府主義』です。 学生のころ、公害問題についての訴訟をテーマにしたことがあり、戦後、昭和初期からの工業化、高度経済成長などによる社会構造の変化などに要因があり、はるか昔のイギリスでは「国(国王)は不法を為さず」すなわち、封建社会における権力は絶対的であり、失敗はない。と考えられていたこともありました。 現在は勿論、憲法に、人権規定があり、環境省なども設置されており、国に対する損害賠償請求も、「国家賠償法」により、請求できるようになっています。
うん、原付30キロ制限はおかしい!却って危ないぞ? 多分30という数字は気にしたんだが単位による誤差は計算できなかったようだ。 30マイルとキロじゃ全然違うぞ?
お礼
ありがとうございます。 あー、そういうのは即改正必要ですねえ。 単純に表記ミスと思います。 いままで直されていないんですね。 怠慢ですね。 具体的に改正に向けて運動されてください。
国民主権の原則があります。 法律というものは.法律を知る人だけが内容を理解し.その他の人々が理解できない内容であれば.これは.立法権の乱用です。一例として.「本日2004.12.24日に2004.12.25日に外地と連絡することを禁止する」という法律が立法され施行されたとします。「外地」というところはどこでしょうか.多くの人々は理解できません。 通常半年以上施行が遅れます。誰もが知らないと法律の意味がありませんから。 次に.「国が勝手に法律を作って勝手に国民を支配する」ということは禁止されています。富士見産婦人科病院創作病判決で.「日本は国民主権であり.行政は国民に対して指導権はない」のです。ですから.多くの法律が行政立法であることを考えると.行政は国民に対して強制力を持った手段を行使できないのです。強制力を行使できる条件は.たとえば.道路法関係では.同じ場所で7軒以上交通事故が会ったときに対策を講じなかった道路管理者に対して過失があると指摘されています。 ですから.食料費の問題・社会保険庁の浪費問題は指摘されなかったのです。どちらも.金額が大きすぎて適正な運営ができなくなって初めて.法改正の動きとなりました。 携帯電話の使用による交通事故が原因のかなりの割合になってから初めて制限できるのです。化学薬品関係労災関係はほとんどが認定されません。これも.国民主権を確保するための好意です。 社会保険庁の未払い問題は確実になりました。年金は「積みたてた金を社会保険庁が適正に運営して60過ぎたらば支払う」という内容でした。しかし.社会保険庁・厚生省は浪費に走り.大多数の人々に年金を支払うことができない状態になりました。対応は今なおも取られていません。浪費の結果財をなし利益を受けた人々から変換を求めるという制度は構築される見こみがありません。 NHKの料金未払いは.まもなく解決されます。デジタル地上波放送で.料金を支払った人にだけ見る権利を与えるという制度を取るという公共放送であることをまったく無視した政策がとられることが決定されました。デジタル地上波放送開始を決定されたことで法的には解決済みです。 迷惑メ-るの問題は.先日解決したはずです。自衛隊関係施設に反戦ビラをまいた人に対して.有罪判決が出ていれば.禁止されることになります。無罪判決が出ていれば.国民の正当な権利の行使であり.違法性はないです。どちらが出ているのでしょうか。私は知りません。 >回るのはなにが原因・問題なのでしょう 国民主権を守るために必須の行為です。 >改善策が考えられるのでしょうか? ご質問者が国民主権ではない国.たとえば北朝鮮等に移民することです。ご指摘のような問題はまったく発生しません。その代わり.ご指摘のような主張も禁止されます。 日本では.誰もが大臣であろうとも.行政官であろうとも国民主権ですから.自由に意見を述べることができます。日本でごくごく普通に行われている政治かに対して自分の主義主張を述べることは参政権として保証されている行為です。しかし.中国では犯罪行為として処罰の対象です(事件めい忘却。在日留学生が母国政治家に手紙を送って.実刑判決が出た)。 ご質問者のような意見を表現する自由を保証するために必須の行為です。
お礼
ありがとうございます。 長文頂きましたが、理解不能で無駄でした。
- kanpyou
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他のカテゴリーですが、「私悪がどうして公益となるのですか?」 http://virus.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=1138738 という質問がありました。 ライト兄弟は、『飛行機』を発明し、ノーベルは、『爆弾』を発明しました。 動機は、いたって単純で、「空を飛べれば」と、「扱いやすければ...」
お礼
ありがとうございます。 残念ながら良くわかりませんでした。
- umibouzu64
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法律が世の中の変化についていけないことも事実ですが、いざ法制化しようとすると、必ず反対意見が出ます。その意見が、これまた素っ頓狂なもので、結局法制化が見送られたものも多々あります。こうした国民の意識レベルの低下が、犯罪発生と法制化とのタイム・ラグをどんどん広げているのではないか、と思います。 例えば、事例に挙げられた「運転中の携帯電話の禁止」ですが、このことを取り上げると、必ず「警察の荒稼ぎが始まった」と、さもあるかのような主張をする輩がいます(警察の懐が暖かくなるわけじゃないのに)。過去には、犯罪発生を惹起させる精神異常者に対し強制入院を行う保安処分的な行為を認める法律案(名称忘れました)も、一部野党の猛反対で露と消えました。また、別のスレであったのですが、職務質問を「人権侵害」と決め付け、これによる犯罪抑止・検挙効果には見向きもしない人もいます。 現在ある法律でさえ、こうなのです。結局、国民は、自分に火の粉が降りかかりさえしなければよし、何かと生活に制限が加えられる面倒くさい様々な法制化には反対なのでしょう。何より一番悪いのは、こうした国民に媚びる一部マスコミや政治家であると思います。私は、ここまで国民の意識レベルが低下してしまっては、どんな改善策も効果薄、という悲観論に達しています。
お礼
ありがとうございます。 なるほど。とても参考になるご回答でした。 確かに、ヒステリックに反対する勢力が 確かに存在しますね。 しかも、それがマスコミによって増幅されて いる気もします。 人権や表現の自由が大切なのはもちろん なのはあたり前で、その上で必要な法制化を スピーディにしていかなくてはならないと 思います。 確かに意識レベルの低下は甚だしいと私も思います。 法にうとい庶民はもとより、専門家達のふがいなさ も目立つように思います。
- SCNK
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法令というものは、出来たときすでに古くなる宿命があるというのが自明の理です。 原因は、将来の変化をすべて予期することが不可能だからです。もちろん将来起こりえる事象に対して立法化することはできます。たとえば国民保護法制がその一つでしょう。将来起こりうる有事に備えて法制化したものです。それでもすべてを予測することはできません。 もし予測の確度を高くしようと思えば、条文をなるべく広く解釈できるような文言にするとか、裁量の余地を広げた内容にするという手段はあります。基本法などという名称の付く法律の規定にはこういうのが多いです。ほとんど方針に近いような条文もあります。 ただ特に法律というものは、国民の権利義務に影響を与えるため、いたずらに広げると問題が生じます。特に刑事法は罪刑法定主義が貫かれ、刑罰規定については条文に沿わない限り刑を与えることは現に戒められています。 たとえば、これは本当にあった法の例ですが、「ドイツ国民の善意に反する行為罪」というのがナチス時代のドイツにありました。これなら何にでも理由をつけて逮捕することができます。ただどうしても恣意的な処罰にならざるを得ないでしょう。 もちろん結果が重大な問題については、予防拘禁などを含めた規定が必要なこともあります。アメリカでは9.11の連続テロを受けて「愛国者法」が制定施行されました。最近のようにテロリストが跋扈する世の中では、このような規定も致し方ないでしょう。もし誤って拘束した場合は、事後救済を行うわけです。 英米法では、このようなことが比較的容易に行われてきました。ベトナム戦争後、戦争権限法によりハードルは高くなりましたが、大統領は、必要と思えば戦争を宣言できるのです。そもそもアメリカの憲法には戦争や緊急事態のことに関して規定というのがほとんどありません。大統領は戦争などの必要があれば、法の規定がなくとも命令を下します。そしてあとから授権法で合法化するわけです。 日本などの大陸法では、あらかじめ権限や責任を法律で定めることが原則ですから、このような芸当は無理です。 もしあなたのご希望に沿う法律を作るとすれば、「悪質な行為処罰罪」なんてどうでしょう。そして現在は短期3年の懲役以上の罪にしか認められていない緊急逮捕を、すべての犯罪に適用できるよう刑事訴訟法を改正します。これは強力ですよ。いちいち法律を作る必要なんかありません。警察官が悪質行為だと認めれば令状なしですべて逮捕できます。いっそのこと警察官職務執行法の規定も改正して、懲役3年以上の刑に認められている武器の使用の制限も外しましょう。そうしたら逮捕から逃れようとしたら、拳銃で撃たれます。どんな悪事も逃さない強力な国家ができますね。
お礼
ありがとうございます。
- kanpyou
- ベストアンサー率25% (662/2590)
『法の支配』Rule of law:ルール・オブ・ロウ という言葉があり、イギリスや、アメリカなどの「コモンロー」を理解する上での基本的な法原理を表現しています。 「法とは、何か」ということに行き着きますが、端的に言えば、人の行動を律するためのもの(含む、手続き法)と解釈し、その方法として、精神的、物理的、方法により、為されます。 結局の所、誰が命令しようが(仮に、最高権力者であったとしても)、その個人が意思決定を行わなければ、行動は起こりません。 ですから、お触書のように文字の羅列により、社会の統制を図る(法で支配)のではなく、人的な方法で、該当人に影響を与える形(法の支配)でなければ奏功しないというわけです。 ここで、話が心理学へ飛躍しますが、道徳観と罪悪感 というテーマから、「なぜ、その行動は、批判されるのか?」というものがあります。 詳しくは記憶していないのですが、分類として、(1)個人的主観(2)社会的主観(3)社会的客観(基準)により認識されるといわれています。 具体的には、(1)俺はやらない(2)みんながやらないから(3)決まりだから 法により、規制がかかるのは、社会的フェーズ(局面)としては、末期(最終局面)ですので、『後手後手』というイメージがあるのではないでしょうか? これは、一個人による「意見」ですので、統一された見解、学説等ではありません。 tonton2さんの見解はいかがでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 私は見解という程のものは持っておりません。 >法により、規制がかかるのは、社会的フェーズ(局面)としては、末期(最終局面)ですので、『後手後手』というイメージがあるのではないでしょうか? 感覚的に納得のゆく所ですね。 例えば携帯が普及すれば付随して発生してくる 問題はかなりの確度と正確さで予想される訳です。 それを先手打って規制出来れば無駄死にした 被害者も、後悔先立たずの加害者も 出なかったろうにと。 まあ、被害者が死んだりしたから規制法が 出来た訳で無駄死ではないという見方も あるかもしれませんが。 全てがこういった繰り返しなので やはりシステム的な欠陥と言わざるを得ないでしょう。 このままでいいのだ、 仕方ないのだという方がいるのなら 意見を聞きたいものですがここは議論する場ではないので・・・
- tatahina
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私が感じることですが・・・。 何でも法律による規制は賛成できません。 携帯電話の件でも、要するに「法律で禁止しているから止めよう」では子供の思考程度と思うからです。 犯罪などは厳しく法制化は必要(死刑制度はココでは触れませんが今よりも厳罰を望む)と思いますが。 ただ最後に一言感じることですが「犯罪なんてものは、やる奴はやる」んだから法制化が抑制効力があるとも思えないかも・・・。
お礼
ありがとうございます。 >携帯電話の件でも、要するに「法律で禁止しているから止めよう」では子供の思考程度と思うからです。 車の運転が、人命に関わる極めてリスクの ある行為と認識出来ない「子供の思考程度」の 方がいるから現実に事故被害者や 加害者が出た訳です。 現実がそうである以上、 幼稚な「法律で禁止しているから止めよう」 もやむを得ないかと。 現実に制定後数千人が捕まり、 抑止力として働いています。
お礼
ありがとうございます。 自由主義経済なのは分かります。 しかし、 >国が、私的(企業を含む)な経済活動に対して何らかの介入をすることが、好ましくないこととされています。 ここが理解出来ないです。 自由主義経済にもいろいろパターンがあるのでは ないでしょうか? 自由主義経済で無政府主義では体制として 持ちそうにない。つまり行き詰まりですね。 そこで、国家がある程度介入していかざるを 得ないのではないのでしょうか。 その介入がどんどんきつくなって いつかきた道を進むかもしれません。 それはそれで止められないと思っています。