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漫画やイラストなどの模写
自分はゲームなどに使われる原画を描く人になりたくて、アニメや漫画の絵を模写したり、絵画教室に通ったりしているのですが、絵を描く時によく言われる あたりをとる、基準線をひく、という事は やはり必要なのでしょうか? 私はあたりをとらずに、線画の仕上がりの線をいっき に描きあげて、絵を似せられるのですが、デッサンが くるっていることもあるので、あたりをとってみたら 余計下手な絵になってしまいました やはり上達のためには、基準線をひくところから、 一から勉強しなくてはならないのでしょうか 他の方はどうやって絵を描いているのでしょうか。
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はじめまして^^ 私の友人にも「あたり線」なしで描かれる方は けっこういましたですね、個人の好みの様な感じもうけます。 私はざっと描いた「あたり」で全体像を見てバランスを見て、それから細部に移りります。 アップなど書く場合「あたり」は余り必要ないかもしれませんが、細かな位置、アングル、バランスなど一番きまって欲しい位置で描くのに、とても便利です。 折角書いて「ちょっとズレていた」と言う事もありますから(本当ミリ単位なんですけど) アタリなど特に必要になるのが「複雑なアングル・動きをした人物」を描くときに威力が発揮されます。 遠近の付いた人物や体をひねった人物は体の部分の予想が直立正面・横より難易度があがりますので、計算しながら描きますよ。参考書?には書いてない方法なのですが、ひねった体や俯瞰の人物などは背骨のS字カーブにより背面に湾曲したラインを生みますこの「S字を描いた脊柱(背骨)が体のバランスを決める目安になるので、ふわーと書いた人物に中心線なる根骨ラインを加え描く。 なので貴方のやり方で、よいのではないでしょうか。 人それぞれ^^;私も以前は「あたり線」なしでしたし。その後様々な角度の顔を描くとき目鼻の位置を取るのに便利だと気づき変更を。アタリがなくて今後の問題が生じるかはわかいりませんが、相手に「こういったアングル・ポーズ」でいいでしょうか?と聞くとき、時間の短縮になりますね。自分の中で案を決めかねてる時など何パターンも書いてみないといけない「悩む状況」が出来たとき、全部細部まで描いてたんでは時間のロスです。 目線などで悩んだとき「目だけの絵」をいくつも書くような… 上達したい場合は、書き方の変更より「デッサン力」の方が重要だと思います。しっかりとした物を捉えられる目が出来てないでデフォルメをすると、やはり安定感のない絵が出来ます。描きたい場合はまず本物をみると言うのが一番。 ダヴィンチの絵が素晴らしく精巧なのは人体解剖までして人間の骨格・筋肉の付き具合を頭に叩き込んだから・精密描写をやって本当によかったと思う今日この頃…細部を見ずして、簡略化はできない、と思った(笑) と言うわけで私の雑談は終わり。 頑張って!
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- kowaza
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「あたり」のほかに、実際の人物のクロッキー(輪郭線のみでの人体表現)の練習をすることをお勧めします。いわゆる一発描きです。日本的発想ですが、輪郭に動きや立体感、質感などがあらわれるものだと思います。 >あたりをとってみたら余計下手な絵になってしまいました。 それは「あたり」の付け方が間違っているからなのでしょう。 何らかの目の錯角(さっかく)を見落としているのだと思います。 パースペクティブ(遠近感)や重力による皮膚の落下、筋肉の収縮などなど・・・ 「あたり」は究極的には必要ありません。 そのまま描きたいのなら写真を使えばいいのです。 表現したいテーマによっては誇張することも必要かもしれません。 骨格などは、修練で紙にイメージすれば浮かんでくるようになります。 でも、わたしもラフスケッチでは、あたりをとっていますよ。 がんばってください。
お礼
回答ありがとうございます 私は今まで線のきれいさや美しさなど 線の引き方や配置のしかたばかりに 注意をはらってきたのですが あたり線を引くときにも 遠近や重力などをよく考えた上で 一本のあたり線を慎重に引かなければならないん ですね。
あたりはちゃんと描けるけど、面倒だからその部分は省略する。ならまだ良いと思いますが、あたり自体が上手く扱えないというのは少々問題な気がします。 あたりをひく事自体はそんなに大事じゃありません。むしろ、「あたりを上手く扱える」という事が凄く大事です。なので単刀直入に言うと、「基準線をひくところから、一から勉強しなくてはならない」と思います。(本気ならばですが) あたりが一番役に立つのは、絵に躍動感を与える時です。むしろ、あたり線を上手くひけないうちは、躍動感のある絵は上手く描けないと断言します。(写し絵の場合は話が別ですが) 絵を書くという事は、見える部分だけを正確に描く事だけではなく、その物体自体が持っている流れも(アニメ・漫画の場合は時間の流れも)把握する事が凄く大事です。あたり線を引くという事は、その「流れ」を理解し描く、という事です。裏を返せば、あたりが上手くひけないという事は、その物の流れが把握できてないという事になります。 私は数年前に、ディズニーのアニメーターなどにに絵の指導をしてきたデッサン界の巨匠Glenn Vilppuという方が来日した際に、彼の講演会に参加した事があるのですが、彼のデッサンは9割以上、あたり線で出来ていました。サササっと線をひいていってみるみる内に躍動的な絵が完成していくのを間近で見た時には圧倒されましたね。 あたり線って、ただ単に顔にバッテン描いてバランスをとりやすくする、という感じの単純な使い方だけじゃなくて、実はけっこう奥深いものだと思いますよ。
お礼
回答ありがとうございます。 運動曲線や重心、立体感を表す線は聞いたことが ありましたが、 時間を表すというのは、すごいですね。 想像もつきませんでした。 あたり線についての本というのは、 あまり見かけないので 情報を集めつつ、少しづつ練習していきたいと 思います。
お礼
ありがとうございます! 私は今まで、あたり線に頼ることは、デッサン力や バランス感覚の衰えにつながると、思い込んで いたので、一つの道具として使う事は、 考えてもいませんでした。(赤ちゃんがいつまでも 乳母車に乗る悪いイメージ) やはり美術の鉛筆デッサンは欠かせないもの なんですね。 これからは、絵画教室での練習にも力を入れて いきたいと思います。 精密描写をされているという事は、美大か 専門学校の方でしょうか。 経験者の言うことは、自分の言葉で 書いてあるので、とても参考になります。 本当にありがとうございました。