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more rich という表現
先日、ハリソン・フォード主演の『逃亡者』のDVDを観ていて気が付いたのですが、警察署で刑事と連邦保安官が話している場面で、犯人とされているキンブル医師の殺された奥さんの方がキンブルより金持ちだったという話になったとき、英語字幕では「She is richer.」となっていたのに、刑事がしゃべった言葉は明らかに「She is more rich.」でした。 字幕と実際の台詞が違うのには慣れていますが、「She is more rich.」という言い方はアメリカの口語では一般的なのでしょうか? それとも、more =「もっと」と言ってしまってから rich という形容詞が出てきてしまったけど、よくある言い間違えだから誰も気にしなかったのでしょうか? 簡潔な回答をお願いいたします。
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「簡潔な回答」にします。 意味的には似ているのですが、敢えて用法を解説するなら、richerを使う時にはthanを付けて比較するものを指定する事が多く、more richではそこで文章を切る感じで使われます。 She is richer than her husband. Who has more money? She is more rich. 両方ともアメリカの口語として使われています。言い間違えるような事ではありません。文章の構成には個人の好み(スタイル、個性)もあるので、その意味でたまたま選んだ事と推測します。映画監督にもよりますが、台詞を多少アドリブしても補正しない事もあるので、台本と必ずしも同じではない事をあり得ます。逆にこのレベルでの違いは微妙なニュアンスの違いと理解するよりも使い慣れた言い方を使った個人の言い回しの好みの違いによるものと理解した方がよろしいかと考えます。 何でも英語だからと言って必ずしも深い意味がある訳ではないので。
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- Ganbatteruyo
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Gです。 >ですから、ひとつの拠り所として文法を基準として学ぶことは英語の言語構造を理解する上で重要ですし、その基準から外れた表現は「間違っている」とは決め付けられないにしても、例外的表現として扱った方が学習上理解しやすいのです。 私も同感です。 >Ganbatteruyoさんがどういう学習過程を経て英語を習得されたかわかりませんが、アメリカに住んでおられる立場から見ると日本の英語教育の現状に対して歯がゆく感じられるお気持ちはよくわかります。 日本の高校を卒業し、大学の貿易学科を中退してこちらへきました。 私には現実として英語を使えない日本人が多すぎると感じてしまうのです。 もったいない、と感じたり、歯がゆいと言う事なんだと思います。 <g> ご理解してくれて嬉しく思います。 >ところで本題に戻って、やはり一音節の形容詞にmoreを付けるのは強調の意味でもあり、単にricherの代わりに使う人もいるということですね。 そういうことです。 >刑事役の俳優もつい出てしまった表現なのでしょうか。脚本にはricherと書いてあったのにもかかわらず。 アドリブを許す監督もいると思います。 何気なくでてしまった、と言うことかもしれませんね。 >なんか自分の意見が長くなってしまって申し訳ありません。 いえいえ私こそ自己主張してしまった側です。 私は、言い回しに疑問がある場合、鵜呑みにして自分も使おうとはしません。 しかし頭の中には「今後注意してどれだけ普通の言い回しとして使うのか」を入れておきます。 私は、仕事の関係でいろいろなグループと接しなくてはなりません。 一つのグループで普通とされる表現が他のグループでは使えないものもあります。 その区別は私にとって大切な物です。 しかしそれが一般日本人が知らなくてはならない事かと言うと半分正しいと思うわけです。 つまり、大学生が友達としゃべる時に、How do you do?と言うのとHi, my name is Jack.と言うのとでは受け入れの違いがある、と言うようなTPOも英語学習には必要だと思います。 たしかに、教育としては難しい所でもあるでしょう。 しかし、時代が変わってきていますので、新しい英語教育を受けてきた人が教えるようになれば英語教育自体が急速に変わることになると思います。 英語学から使える英語もどんどん教育制度に取り入れられていくと思います。 一般日本人からも教育制度に圧迫をかけることになると思います。 (このカテでも英語という言葉に対しての理解がここ2年半にかなり変わってきていると感じます) >ところで、「ルン類学的文法」とはどういうものでしょうか? 申し訳ありません。 分類学的文法、と言うことです。 つまり、言葉の使い方を白黒に分類して形だけ体系付けた文法と言う意味で私が勝手に言っている表現です。 体系付けた形をとっているので分かり易いということはあるものの英語を使えるようになるにはかえって壁になってしまうことがある、と言う私個人の思いです。 (皮肉った表現と言われても仕方ありませんね。 <g>) では、またの機会に
お礼
再度回答ありがとうございます。 今時の日本の中学校や高校で「How do you do?が実用的な挨拶の仕方だよ」と教えているかどうか見たことないからわかりませんが、ALT(AET)を導入する学校が増えてきたことから、私などが昔英語を学校で習ったときに比べて様変わりしてきていることは確かでしょう。 でもまだまだ基本は話すことより読むこと、コミュニケーションをとることより問題集の穴埋め問題でどんな前置詞を入れるべきかというようなことに学習の重点が置かれているのは確かなようです。 これは英語に限らずどの教科も目標は受験だからでしょう。 だから、入りにくくて出やすい日本の大学では多くの学生が入学後は安心してしまって勉強しなくなるので、英文科を出ているのに英語が全くしゃべれないなんて人もいるんでしょうね。 また長くなってすみません。 「ルン類学的文法」については私もそう思ったのですが、それにしてはキーボードのBとRは離れているのになあ?と思っていました。 Gさん、結構タイプミスがあるのでお茶目だな、と思いました。(失礼!)
- mochi-mochi
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richerが正しい用法であると思っていましたが 調べてみました。 BNC(British National Corpus) ではricherは655例出てくるのに対して、more richは 7例でした。そのうちの1例はrichの比較級ではなく、 manyの比較級のmoreにrich man's sonsがついたものでした。 用例としてcorpusに載せられているぐらいですから、 ある程度は認められた言い方なのでしょうが、richerのほうが 圧倒的であるといって間違いないでしょう。 ただこれは名前のとおりイギリス英語だけなので 別のcorpusであるCollins Wordbanksを調べてみました。 これは例文が5600万で、BNCの1億に比べれば少ないのですが、その うちにアメリカ英語の用例を1000万含んでいます。 これで調べるとmore richは全部で6件ほど出ていて、そのうちアメリカ英語で3件です。また、richerは43件出てきます。 アメリカでもイギリスでも使われるがやはり少ないということではないでしょうか、 このmore richという言い方は歴史的には新しいのか、とも思い Shorter Oxfordを調べてみました。 この辞書はご承知かもしれませんが、 あのOEDの20巻を2巻にしたものですが shorterとはいえ、優に大辞典と呼べるような辞書です。 OEDと同じく語義は発生順に出ています。これの例文検索で 調べると、more richは2例ほど出てきます。そのうち古いものは 16世紀でした。more richは古くからつかわれているのですね。 もちろんricherは50例以上出てきました。 またCollins CobuildのCDROMの辞書には500万例のcorpusである WordBankがついていますが、そこの例文には1例だけmore richの 例が見つかりました。richerは数え切れないほどでてきます。 形容詞の変化については、厳密に規則にあてはまらないものがある ということでしょうか。 2音節の語では、erもmoreも両方とも認められている語があるというのは 昔、高校生の時に習ったことがあります。もう30年以上も前のことですが その時の話で今でも覚えているのはcommonにはcommmonerという比較級と more commonという比較級が両方とも使われる。ある英国の英語学者が more commonとcommonerとどちらが正しいですかときかれて、 「Commoner is more common!」と言った、という笑い話でした。
お礼
回答ありがとうございます。 つまり使用頻度は規範文法どおりであるriherの方が多いということですね。当然といえば当然ですが、もし逆だったら、文法上もmore richが正しいということになってしまいますよね。 でも16世紀からmore richという表現があったということを考えると言語というものは日本語もそうですが、規範文法に対して「ゆれ」というものはいつでもあるのだなと感じました。 貴重な資料とご意見ありがとうございました。
- Shimo-py
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横レス失礼します。 ゲルマン系でもフランス系でもどっちでもいい、と質問者さんがおっしゃっておられるので、書くべきかどうか迷ったのですが…一応、専門分野が古英語ですので、はっきりさせておきたいと思います。 過去の回答にあった語源解説の一部に、少々問題があります。 たしかに rich はリッチと発音されますが、それはノルマンフランス語の影響ではありません。 rich は古英語では ric で、初期の発音には「リーク」でしたが、後期には既にリーチという発音になっています。英語にフランス語が混じる11世紀よりずっと前のことです。 chが「チ」となるのはフランス語とは関係なく、palatalization (口蓋化)と呼ばれる古英語独自の音韻変化に由来します。
お礼
再度回答ありがとうございます。 「ゲルマン系でもフランス系でもどっちでもいい」と言ったのは、この質問にはほとんど関係がないと思ったからです。 それとも、richerとmore richというふたつの言い方が現代の口語で存在していることと関係があるのでしょうか。 Shimo-pyさんがrichという単語のルーツについて言及されたのは、他の回答者さんのフランス語ルーツ説という間違い(?)を訂正することのみが目的だったはずだと思ったのですが。 英単語の語源やルーツについては、また興味が湧いたときに質問させていただきます。 わざわざ解説していただいた上で失礼なこと言うようで申し訳ありませんが、私は質問の主旨に適合した回答のみを求めています。ですから回答者さんがどれだけ知識が豊富であっても、どれだけ英語に造詣が深い専門家さんであっても、質問の主旨から外れた回答はあまり評価しないことにしています。はっきりさせておきたいお気持ちはよくわかるのですが。 冷たい言い方ですみませんが、こういう性分なのでお許しください。
- Ganbatteruyo
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Gです。 こんにちは、Robahyanさん。 私なりに書かせてくださいね。 She is richer than her husband. She is more rich than her husband. の違い、と言うことですね。 (実際のせりふは分かりませんが) まず私の個人主張からさせてください。 使われていて一般人がおかしいと思わない表現が学校で習った「文法」と違うからいけない・間違っている・めちゃくちゃだ、と言うことは間違っていると思います。 英語を習っている日本人でどれだけの人が英語学者になりたいと思って勉強しているでしょうか。 一般的には英語を喋る人とコミュニケーションをしたいだけ、と言う人がほとんどだと思います。 基本文法は外国語である以上大切なものです。 しかし、使われていて問題としない(教養・性格を疑われると言うような)事まで文法が間違っているからいけない、と言うことをネイティブでない日本人が批判する事ではない、と言うことです。 ネイティブのようにしゃべりたい、と言う人がたくさんいますね。 文法にかき回されて英語らしき表現をしても、結局、「お堅い人だ」「どこで英語を習ったのだろう」と思われても仕方ない事です。 さて、本題です。 たしかに3音節以上の形容詞の比較形はmoreを使うなどのルールがあるかもしれません。 しかし、それはルン類学的文法の便宜上の知識であり実際に使われているかと言うとそうでない事があります。 そして更にmoreの持つフィーリングと言う物もあります。 つまり、moreの持つ元々の、より多くの、と言う表現をしたいときにその単語には比較級の形があったとしてもそれをしないでmore+原形が良く使われます。 それが一般的かというと私にはわかりませんが何らかの協調性を持たせたいときに使う人がいると言う事は否定できません。 richの比較級がricherだと言う事を知らないアメリカ人はいないでしょう。 しかし、あえてmore richと言う言い方をして「君は知らなかっただろうけど」「俺も驚いた事なんだけど」「少しくらいの違いではなくて」と言うフィーリングがあるときにmore richという言い方をする人もいます。 特にMORE richとmoreを強調したい時にはこのmore richが使われる、と言うことです。 また、全くricherと同じ意味としてmore richと言う人もいます。 更に通訳・翻訳業に携わりたいと思っている人であれば使われている表現と言うものの知識、或いは重要性というものを否定できるはずはないのです。 そして言った人を批判するべき物ではないはずです。 使われている表現のフィーリングを感じ取る事が出来て始めてそれに準じる適切な日本語の表現というものに直して表現できると言う物だと私は信じます。 しかし、私には適切な日本語表現力と言う物に欠けています。 だから私には通訳や翻訳はできないと思っているわけです。 moreを使ってしまったから、と言うことはないと思います。 特に映画のせりふでやる事ではないですね。 (それが映画の中のキャラクターとしての性格をあらわそうとするのであれば別ですけど) 全くの個人主張を交えて書かせてもらいました。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
お礼
回答ありがとうございます。 別にmore richが間違っているとは思いませんし(ネイティブの俳優が使っている表現ですから)、私的には規範文法をきちんと把握した上で、規範文法から外れているけど実際に使ってもおかしくない口語表現を覚えたいと思っています。 アメリカに何十年も住んでいらっしゃるGanbatteruyoさんのような方と違って、日本のほとんどの英語学習者は実際に英語圏で話されている生の英語に接する機会も時間も極端に少ないんです。 例え日本にいるネイティブと接する機会があったとしても、相手にはこちらが日本人で英語が苦手であることを知っているというバイアスがかかっていますから、ブロークンな英語でも理解しようとしてくれます。日本人のことをよく知らない現地の人ではこうはいかないでしょうね。 ですから、ひとつの拠り所として文法を基準として学ぶことは英語の言語構造を理解する上で重要ですし、その基準から外れた表現は「間違っている」とは決め付けられないにしても、例外的表現として扱った方が学習上理解しやすいのです。そうでなければ、こういう言い方もああいう言い方もOKと言われては、頭が混乱してしまいます。実際、最近の日本の文法書では例外的表現についてかなり詳しく解説されていてネイティブチェックもされています。 ただ、more richというのはなかったですが。 ただ、Ganbatteruyoさんがどういう学習過程を経て英語を習得されたかわかりませんが、アメリカに住んでおられる立場から見ると日本の英語教育の現状に対して歯がゆく感じられるお気持ちはよくわかります。 ところで本題に戻って、やはり一音節の形容詞にmoreを付けるのは強調の意味でもあり、単にricherの代わりに使う人もいるということですね。 刑事役の俳優もつい出てしまった表現なのでしょうか。脚本にはricherと書いてあったのにもかかわらず。 なんか自分の意見が長くなってしまって申し訳ありません。 ところで、「ルン類学的文法」とはどういうものでしょうか?
richはフランス語ではriche、ドイツ語ではreichlich、スペイン語で ricoです。私も語源を改めて調べてみたところ、フランス語のricheは ラテン語ではなくフランク語のrikiに由来し、もとの意味は#4さんの仰るように「勢力のある」という意味でした。フランク語というのはとっくの昔に消滅していますが、英語やドイツ語と同じ西ゲルマン語に属していました。そして、フランス語にも大きな影響を与えました。ですから、アングロサクソン人がブリテン島に渡る前から使っていた単語だとも考えられます。しかし、chをチャ行の音で発音するのは ノルマンフランス語の影響です。イギリスはノルマン人に征服された時代があり、英語は非常に強くフランス語の影響を受けています。それと、ドイツ語でchのつく言葉は英語ではghになって現れる場合が多いです。例えば ドイツ語のNachtは英語ではnight、Tochterがdaughterというふうに。 さて、本題ですが 本来形容詞の比較級に-erを使うべきところをmoreを使うのは言語的変化の現象かもしれません。そして、2つの言い方が混在している状態ですよね。アメリカの場合はフランス語よりもスペイン語の影響で微妙に英語にも変化を与えている可能性も考えられます。例えば 「He is taller than me.」という文章で この場合は形容詞は文法通りに-erで比較級になっていますが、 than meの部分で Iではなくmeになっています。学校では間違った文章として教わりますが、普通に会話では使われます。
お礼
再度の回答ありがとうございます。 詳しく説明していただいて申し訳ないのですが、この際richの語源が何であるかについては質問と関係ないので、参考程度にさせていただきます。 「言語的変化の現象」ということは現在の規範文法もそろそろ書き直されなければならない時期に来ているということでしょうか?あるいは規範文法を示した文法書の中に例外として記載される可能性もあるということでしょうか? 「He is taller than me.」については、Iとmeの元々持っている意味の違いについて、他の質問で学ばれてもらいました。
- Shimo-py
- ベストアンサー率61% (170/275)
これは非常に古くからある英語で、 ゲルマン系の単語です。(フランス語はロマンス系) 古英語時代(11世紀以前)は、「力のある、勢力のある」という意味でしたが、今では「金持ちの」という意味になっています。 同じゲルマン系であるドイツ語には、同じ語源の単語がいくつか残っていて、古い意味を保っています。 Reich 「王国」などがその一例です。 さて、ご質問への回答、2点お答えいたします。 (1) ◆more rich となり得る理由はいくつかすでに示されていて、No. 2 さんのご回答の方面で、だいたいいいと思います。すべての形容詞が、-er でも more でもよいというわけではありませんが、たまにそういう言い方をするようです。(ただし、外国人である我々が、-er であるべき語を more ~ で言うと、「それは間違いだよ」と(教育的配慮として)訂正されることがあります。あくまでも規範文法としてはふさわしくないからです)。 (2) ◆また、more rich が文法的に正しい場合があります。 それは more が、rich の比較級として用いられているのではなく、rather 「むしろ」の意味で用いられているときです。 次の例を比較してみてください。 He is more wise than clever. 「あいつは賢いというよりむしろ知恵があるんだよ」 He is wiser than his brother. 「彼は兄よりも知恵がある」 AさんとBさんを比べる場合は、wiser なのに、 wise という形容詞と、他の形容詞を比べる場合は more wise になっているでしょう? このように、他の形容詞と比較して、「むしろリッチだ」という場合、more rich という表現は正しいものとなります。(言わずもがなのことですが、more richer というふうに比較級を重ねて使うことは絶対にありません。念のため。)
お礼
回答ありがとうございます。 richはゲルマン系の単語ですか。まあフランス系でもゲルマン系でもどっちでもいいんですが、要するにricherとmore richは異なる表現である以上、ニュアンスの違いがあるということですね。 Shimo-pyさんの説明では、richerよりmore richの方が「より」という意味が強調されているという感じがします。 たぶん、映画の中の刑事役の俳優はscriptとは違う台詞を自分なりの解釈で強調した形で言ったのでしょうね。 ところで、Shimo-pyさんがいつもおっしゃる「規範文法」はこうで、実際に使われるそれ以外の表現はこうである、というように分けて考えるという説明は非常に簡潔でわかりやすいと思っています。
英語で比較級にmoreを使うのはフランス語の影響と考えられます。それまでは どんなに長い形容詞でも語尾に-erをつけて比較級を表現していました。そして、richはフランス語に由来する単語ですので 余計にmoreを使うケースも多いのかもしれません。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、英語の歴史の中では今と違う比較級の表現があったのですね。 ということは、moreというのは便宜的に使われているんでしょうかね。文法書の内容とは違って、現実的にはそのときそのときによって言いやすい言い方で表現しているということなんでしょうか。 richがフランス語源だということは初めて知りました。
- hakkoichiu
- ベストアンサー率21% (250/1139)
オーストラリア出身の知人に聞いたことがあす。 「比較級の表現で"---er", "more ---"どちらも使う時がある。」 従ってこの場合 "richer"でも "more rich"であっても 両方とも不自然とは言えないのではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 アメリカだけじゃなくて、オーストラリアでもそうなんですか。 両方とも使う場合があるんじゃあ、文法書も書き換えないといけないですね。
- sibacho
- ベストアンサー率28% (65/228)
たぶん、口にする時にricherよりmore richの方がいいやすかったんだと思います。 言い間違えというほどのものでもないです。しゃべる時はどうしても言葉の流れの方が大事ですし。(僕もmore richって言ったことあるんで) まぁ、書き言葉ではありませんが
お礼
回答ありがとうございます。 そうですね。流れでmoreって言っちゃうのかもですね。英語圏の人たちも長い形容詞にはmoreで、短い形容詞には語尾にerでは、使い分けにくいでしょうね。
お礼
お気遣いありがとうございます。 確かに映画のそのシーンでは、She is(wasかも) more rich.と言い切っていて、than...と続くものはありませんでした。 アメリカ映画のDVDを観ていて英語字幕と違った言い回しを聴くことは多いのですが、この映画では特にどの役者にもそれが多く、字幕と違う台詞がかなり多かったです。 たぶん監督や演出家が臨場感やリアリティーを出すために脚本どおりの台詞にこだわらない演出を行ったのだと思います。 たぶん刑事役の俳優もその場で咄嗟に使い慣れた言い回しが出たんでしょうね。 とてもわかりやすい説明でした。