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英文の読み方を教えるには?

高校三年生の英語の勉強をみるようになりました。普通で言えばできるほうなのですが、何となく文章が読めるわりに、関係代名詞や受け身形など基本的なところで誤読してしまうことがあり、また背景知識に欠けることで、時事など難しい文章が理解できない傾向にあるようです。推薦で国際関係学部への進学が決まっています。 基礎となる文法を教えつつも、大切なのは読む量を増やすことだと思って洋書を勧めたのですが、忙しさもあってうまく進んでないようです。必要がないのに受験向け問題集というのも、英語の面白さをわざわざ削ぐようで気が引けて(自分自身、受験英語にあまり関わらずラジオや洋楽で学び、それで特に不便はないので)そうしたのですが、英文解釈や読解の問題集などで一からやり直したほうがいいのでしょうか?自分では今のところそうした経験がないようです。 難解な文章も、その基本的な論理の仕組みを教えれば、もともとある知識で何とか読めるかとも考えたのですが・・・日本語でもあまり難しい文は読んでいないような高校生には、そのぐらいでは太刀打ちできないものでしょうか? 感覚は鋭いほうだと思うのですが。。 関われる時間に限りがあることなので、かなり迷っています。教えられた経験のある方などに、アドバイスをいただければ大変うれしいです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Shimo-py
  • ベストアンサー率61% (170/275)
回答No.2

本当に英語のきちんとした力をつけたいのであれば、 受験用の問題集から逃げるわけにいかないと思います。 私は大学と高校で非常勤の講師をしていますが、 推薦入試など、英語のハードルが低いほど、 英語の力はなく、そして大学に入ってからも力はつきません。 ただ入試の必要性がもうない以上、あなたのおっしゃるように受験で必要な空欄補充などと戦う必要はとくにないでしょう。 ◆一見、英語が出来るように見えても、とくに関係詞や受身を間違いやすいのは、動詞の感覚が身についていない証拠です。  英作文をさせることがいい練習になります。  もし添削が大変なら、並べ替え問題をさせてもいい。並べ替えをさせる場合は、意図的に必要な単語を1つ抜くのが効果的です。  また、ある程度解かせた上で、同じ問題をヒントなしで訳させたりするのも手です。 ◆それから、本当にその生徒さんが「普通で言えばできるほう」なのでしたら、 中原道喜『基礎英文問題精講』(3訂版・旺文社) という本をやってみることをオススメします。一回あたり5~6行の英文を読ませるというものです。 (※似たタイトル・同著者で「~英文法~」もあるので、間違えないでください) ただし、タイトルに「基礎」とついていますが、本当の英語力と年齢相応の論理力がないと、絶対に読めない文章ばかりです。(受験生の多かった時代はこれで基礎レベルだったのです) ここに掲載されている英文が読めない段階の英語力は、信用に値しません。  もちろん、これを使って教える側の力量も問われる、本格的な独習書です。 ◆そういうのは避けたい、というのでしたら、話は別で、国際関係などを学びたいのであれば、たとえばBBCNews などのサイトから、今話題の記事を選んで読ませるのも一案です。左のほうに地域名が出ていますから、その Asia-Pacific をクリックすると日本についての記事もよく出てきます。(潜水艦の領海侵犯とか拉致問題とかも出ています)  ただしこれは、高校三年生が相手であれば、アドバイスしてあげるだけで十分であり、本人が自分で出来ることですよね?  もうすぐかかわりも切れてしまうとのことですが、  先生がついているからこそ出来る、そんな指導をしてあげてください。  本当の英語の指導とは、「先生がついていなくても、自信をもって正しく読み書きできる」力を養うことなのですから。

参考URL:
http://www.bbc.co.uk/worldservice/index.shtml
ponta4315
質問者

お礼

お返事、ありがとうございました。 英作文はいいアイデアですね。問題集の書名も挙げていただいて参考になりました。是非見てみます。bbcも私は好きなのですが、やや難しいでしょうか?読みやすそうな記事があれば試してみたいと思います。

その他の回答 (3)

  • vanvanus
  • ベストアンサー率21% (18/85)
回答No.4

まず、日本語で読んでも理解できない文は、英文で読んでも理解できないと思います。 一定以上の英文は、きちんと理屈を理解していなければ読めませんから、#2さんが挙げられた書物などで徹底的に理屈を鍛え上げると共に、日本語で内容の深い文章を読むことも大切だと思います。 感覚で読めるような文しか読めないで「俺は読めるんだ」と思ってしまうのは本人もかわいそうですし、もしそんな人が将来誰かに教えることにでもなったら、有害ですらありますからね。 例えば、It is easy to read...は易しいが、この構造でItとtoが離れていたらかなり読みづらいですね。そんなとき、Itを見た段階で、あるいはもう少し後で、「これはいわゆる仮主語であろう」と想定することが大切になります。これは感覚ではどうにもならぬことです。

ponta4315
質問者

お礼

お返事、ありがとうございました。 文の構造はたしかに重要ですね。気を付けて説明するようにします。日本語でも英語でも本はやっぱり読んでほしいですね。楽しみながら。理解する段階で引っかかって文体や内容の面白さに触れられないのはとてももったいないです。

noname#27172
noname#27172
回答No.3

#2さんの回答は 流石英語の教育者だけに しっかりしていますが、方向性の違う学習方法を紹介します。 推薦で大学に行けるんだった、根を詰めて英語を一生懸命にやる必要もないのですよね。英語の字幕が出る アメリカ映画や英語吹き替えの日本の映画のDVDでも観て楽しんだ方がいいでしょう。 >関係代名詞や受け身形など基本的なところで誤読してしまうことがあり これは、面白みがなかったり難解な英文を和訳しているからですよ。興味がもてる内容なら 理屈は分からなくても感覚的に覚えられると思います。 それと、日本語でいいですので 国際関係の本を どんどん読ませてください。#1さんも仰るように 日本語で読んでも分からないものを英語で読んだら 完全に歯が立ちませんよ。背景知識って非常に重要です。 例えば、ドイツ語の医学書はスラスラ読みこなせるが、英検は2級の人と、 英検は1級でも医学はまるで分からない二人がいるとします。英語の医学書を読むのには どちらが苦労すると思いますか?

ponta4315
質問者

お礼

お返事、ありがとうございました。 そうですね、大学でたくさん英語を学ぶのだろうから、まず嫌いにさせてはいけない、面白くなくてはという考えが私もあります。映画はいいですよね。ただ読解となるとなかなか難しいのですよね。。日本語の本は自分でも読み始めているようですが。

  • mon03
  • ベストアンサー率26% (14/53)
回答No.1

>背景知識に欠けることで、時事など難しい文章が理解できない傾向にあるようです。推薦で国際関係学部への進学が決まっています。 ちょっと遠回りになるかもしれませんが、日本語で国際政治の新聞記事や解説を読ませるべきではないでしょうか。日本語で読んでも理解できないことを英語で読んでも分からないからです。 たとえば慶応の英語の問題を読んでみますと、翻訳でも分からない生徒がいるだろうなあと思うのです。

ponta4315
質問者

お礼

お返事、ありがとうございました。 たしかに、日本語で理解できないことは英語でも無理でしょうね。新聞を読むというのはいいと思います。

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