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日本語力(国語力)を上げてバイリンガルになりたい
- 外国の教育に基づいた高校を卒業したばかりの受験生?です。高校のカリキュラムはとても難しく、大学のレベル、もしくは大学以上のレベルの教育に基づいています。
- 最近小論文対策の為予備校に通い始めたのですが、内容が高度で周りは優秀な人ばかりです。その授業は政治、社会、経済系の小論文対策で、読んでいる文章や書物がとても難解で高校生向けではありません。確かに読んでいる書物は難解ですが、自分の読む力が衰えたのが原因なのかもしれないと最近思います。
- 日本語力を高めるにはどうしたらいいのでしょうか。やはり新聞や本を沢山読むべきでしょうか。
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質問者が選んだベストアンサー
ANo.2です、早速のご返事ありがとうございました。状況が判りましたので具体的なアドバイスから始めさせていただきます。 所謂「社会科学系の書物」を読んでいた時に、そこで使用されている語句の意味が分からなくなって自信を喪失してしまった、ということですので、 (1)ボリュームの少ない書物(岩波新書)を読む (2)読む時には「章毎のテーマ」を箇条書きにしていき、全体との関係に着目する。 この2つの点に留意してみて下さい。 なぜ「新書」かといいますと「新書」の読者対象層は不特定です。その内容に興味があっても知識は持ち合わせていない読者もいます。したがって筆者が書き下ろしをする時には専門書と異なり「判りやすい言葉」を選択せざるを得ません。jまたこうした方々の文章はロジックが命綱であることから「文脈の流れ」を把握し易いことにも特色があります。こうした特色に基づいて丸山眞男や大塚久雄などの社会科学を領域とする方々の著作が入試問題として選ばれる経緯もあります。 社会科学だからといって専門用語が星のように鏤められているいるわけではありません。最初にテクニカルタームが記されているからといって、入学試験ですからそれに囚われる必要はないのです。そのテクニカルタームを筆者が読者に対してどの様に言い換えて使っているかを正しく読み取ることができればそれで結果は後から着いてきます。余りに心配することは反って無用な焦りを生むだけです。 ここまでしっかりとした文章をお書きになれるのですから、あとは「如何に理解するか」を適正なスピードの下で養うトレーニングを繰り返すだけです。受験本番までの残りの時間で新書を10冊から12冊選んで読んでみましょう。その時に大切なことは「あくまでも受験を意識して、文章を読み解く」ことです。著者が考えたり提唱したりする見解に対して「何故この様に考えるのか?」などの部分は取り敢えず横に置いておき、少し自信が付いてきたようでしたら、そちらの問題に目を向けていくようにしましょう。 小論文で出される課題もそれほど学術的なテーマでもありません。出されている課題に対して、自分がどの様な側面からアプローチし、どの様なロジックに基づいて結論を導き出すか、とのオーソドックスな部分を見たいというのが試験官の本音です。 慶応大学文学部の入試問題になぜ「国語」が課せられていないかをご存知ですか?。表面的には「国語」はなくとも「英語」の訳文で「しっかりとした訳文」を書くことができるかどうかを見ることで同時に「国語の実力」を測っているいるのです。英語の授業でも滅茶苦茶な和訳をしたら「自分で何を言っているか判る?」と先生から訊かれますよね?。文章は相手に意図を伝えるためのモノである、この最も原点であることを忘れない限りは実力を養う手段ては必ずあります。小論文対策の予備校ではなく一般的な予備校で不得意科目である「国語」と選択科目の実力を蓄えてみては如何ですか?。一般の予備校ならば現在の英語の実力を更にグレードアップすることで本番でのアドバンテージとすることもできますよ。
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- TANUHACHI
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少し疑問があります。質問者様の国籍は日本国ですね、母国語も日本語ですね。にもかかわらず「外国の教育に基づいた高校を卒業した」というのはどういう意味もしくは経緯からのことでしょう?。もし卒業した学校が学校教育法に基づくものでなければ大学を受験する資格があるのでしょうか?。大学の入学選抜試験を一般入試で受験するにはこの資格が必要要件となります。それ以外の場合には「社会人入試」や「海外帰国子女選抜」を選択することとなります。 「外国のカリキュラムはとても難しく、大学のレベルもしくは大学以上のレベルに基づいて」いてそれに質問者様が対応できるだけの能力があったのであれば、受験生レベルの小論文が苦手であるというのは矛盾と同時に理解に苦しむ話です。 「政治・社会・経済系の小論文対策で読んでいる文章や書物がとても難解で高校生向けではありません」との言葉はあなたの実力のどこから発している問題でしょうか?。 元々の読解力に不安があるならば、真っ先に取り組むべきは予備校の「国語」それも現代文の授業で基礎の基礎から学び直さざるを得ないでしょう。文脈の捉え方に始まってメタファの理解(同じ文章の中で同じ内容を異なる表現で言い換える表現法)をどうトレーニングするかを念頭に置き、文芸評論を筆頭に様々なジャンルの評論文を数多く読むことをお奨めします。また新聞の社説や新書の内容を制限字数以内でまとめることも有効です。 質問者様にとっては辛い言葉であり、天狗の鼻を折られる様に感じるかもしれません。バイリンガルを自称することも外国のスタイルで学んでいたことも一向に構いませんが、今まで質問者様が在籍していた世界は“井の中の蛙”と同じく自分がお山の大将として君臨していた狭い世界でしかありません。受験ともなれば全国から優秀な受験生が集まり実力を競う世界です。 今はその現実と自分が思い描いていた世界との乖離の前で自信を喪失し、立ちすくんでいると思われますが、今自分がいる場所が“これより下はないボトム”の状態にあるならば、あとはひたすら上を目指して這い上がることもできます。故事に曰く「己を知れば百戦危うからず」と申します。焦らず冷静に自らを信じて精進し、来年の春には満開の桜を咲かせて下さい!。
お礼
ご回答ありがとうございます。 説明不足ですみませんでした。 私は学校で政治・社会・経済を全く学びませんでした。その知識が無いのです。 高校では歴史を選択し、内容はとても高度でした。 なのでそのような文章を読むのが難解だと感じました。 まずはこれらの基礎的知識が必要なのかもしれません。 日本語で書物を読むのは今まで問題はありませんでした。 しかし、このような種類の文章は読みにくいと感じたので自分の日本語力が落ちたのではと疑問に思い質問しました。 私は自分をバイリンガルだと自称していません。真のバイリンガルになりたいんです。 知り合いの方で凄い方がいて自分もそのようになりたいと心から思っています。 鼻っぱしなんてとっくにおられています。私の高校の同級生は本当に頭が良く優秀だったため、適いませんでした。なので今は自分に自信がない、自信が欲しいという気持ちが強いです。
- nishikasai
- ベストアンサー率24% (1545/6342)
>日本語力を高めるにはどうしたらいいのでしょうか。やはり新聞や本を沢山読むべきでしょうか。 そうですね。あと国語の試験問題集などもいいですね。新聞や本は読解力を養えますが、問題集は試験問題ずばりそのものですから効率的です。 貴方はいまは英語のほうが得意とのことですが、それで良いと思います。日本人はたとえ帰国子女であっても本来が日本人ですからいずれ日本語が上手くなります。ですから貴方のような立場のほうがバイリンガルになれます。私は通訳をしていますが、19歳で外国に行きましたのですでに脳が大人になっていたので完璧なバイリンガルになれませんでした。もっと早く行っていたらバイリンガルになっていただろうと思います。
お礼
二度目のご回答ありがとうございます。 分かりました。 岩波新書の本を沢山読んでみます。 また国語(現代文)の方にもチャレンジして、苦手分野を克服していきます。 とても参考になりました。 本当にご回答ありがとうございました。 回答者様とのご縁に感謝の気持ちでいっぱいです。