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なぜ増税?
なんか増税されるみたいですが、なぜ、歳出を抑制せず、増税だけするのでしょうか? 国会議員を半分にしてから増税ならば話はわかるのですが。
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1.歳出削減だけでは現在の収入不足(赤字国債30兆円)に対応できません。国の一般会計総額は80数兆円ですから、歳出削減だけで解決しようとすれば、来年から年金や医療費の公費負担も半減、学校の先生も半減(ということは1クラス80人)、国立大学の授業料は2倍、児童手当や生活保護の給付も半減ということになります。 つまり、歳出削減も増税も両方必要なんですね。 ちなみに、国会議員を半分にしても削減できる額は1兆円にもはるかに届かないでしょう。 2.意外かもしれませんが、国際比較では日本の税金は安いのです。正確に言うとアメリカ並みですが、アメリカは公的保険、公的年金が整備されておらず、端的に言うと貧乏人は医者に行けない国ですから、税金が安くてもすむわけです。日本はヨーロッパ並みとまで行かなくても、それに近い社会保障を実現しているので、税金が安くて収入が足らない分を全部財政赤字で将来世代の負担に先送りしているのです。 詳しくは、参考URLの「わが国財政及び税制の現状と課題」(PDFファイル)の23ページをご覧ください。 国民所得に対して、個人所得課税、消費税の負担率の両方が10%以下なのは日本だけです。 今の日本は、月収40万円のサラリーマンが月に80万円も使っているという状態です。もちろん歳出削減も必要ですが、国会議員を半減するというのは、上記ようなサラリーマンが1000円や2000円節約しようとしているようなものです。 もちろん、少しでも歳出削減を!ということもあるかもしれませんが、もっと他に削るところがあると思いますけどね。(医療費や年金など社会保障経費の見直しなど)
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- nrb
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政府税調答申案、定率減税「06年度廃止」ですね 国の借金(国債)が多いので、国が使えるお金を増やすためです たてまえは、景気が回復したので、不景気の時に臨時実施の定率減税を廃止しても 影響は少ないとの 話です 国会議員を半分にしてからは賛成です 2院制が機能してないのでいっそ衆議院は廃止には賛成ですね