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森鴎外の化粧論
森鴎外は都市衛生に関心を持ち、そこから都市問題や園芸・緑地に関しても様々提言していると教わりました。 そこで、どなたか森鴎外の「化粧論」について詳しく知っている方おられないでしょうか? 園芸と関連して「園芸と相隣せる一芸術あり。」それが「化粧(コスメチック)」であると習ったのですが、その内容がいまいちよく分かりません・・・。 森鴎外が化粧を語った内容など、教えてください。 お願いします!!
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鴎外と化粧ですか、私も大変興味があります。 森鴎外の長女、森茉莉の著書に鴎外のことがよく出てきます。鴎外は茉莉をお姫様のように育てていたようです。 化粧については、鴎外は香水なぞぞ付けない方が良い、と言っていたようです。 幼い茉莉が振り袖を着せられ、母に化粧をされる描写がありました。 化粧法・資生堂の化粧品はは鴎外が指示しているのではないでしょうか。 そして、鴎外は自ら三越へ出向き、茉莉の着物を見立てていました。 茉莉曰く、”一種変わった趣味”だそうです。 洋服もドイツから船便で取り寄せていました。 むこうのカタログを見て、鴎外が選んでいました。 どんな色柄かは下記に詳しくあります。 ちくま文庫『記憶の繪』 講談社文芸文庫『父の帽子』 新潮文庫『私の美の世界』