本人も書いていますが、
1.基本的に「パクリ」です。
小説家というより翻訳家で名文家です。
2.文章がすごくうまいので名作と思ってしまうが、よーく思い出してみると、別に感動はしていないなあ、という特徴があります。基本的に他人(昔の人を含む)の日記を現代風に読みやすくしたものがほとんど。
アンデルセンの「即興詩人」などは原作よりも良い、評されました。古文を翻訳するときでもそうです。いらないところはバッサリと省略する手際も見事です。ところどころ、本人の体験に基づいたオリジナル描写(「高瀬舟」の、弟が首から血を出しているシーンなど)は迫真の描写なので「やれば出来るじゃないか」と思えますが。
漱石には一目も二目も置いていて「三四郎」をまねた「青年」を書いたけど読み比べると人物造形の深さがぜんぜん違います。ちょっとした脇役の使い方とかも。
お礼
なるほどー!! 翻訳もしていたのですね^^ 詳しい回答ありがとうございました!かなりよくわかりました!