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森鴎外の舞姫について

舞姫のモデルになったという実在のエリスと鴎外の関係について質問です。 なぜ鴎外は、帰国後に追いかけてきたエリスの存在を、父に打ち明けたんでしょうか? 話したら家族に反対されることは目に見えていたはずです。 わざわざ話すなら、深い関係にあったエリスと暮らしたくて、反対されるのを覚悟で家族に紹介しようとするのが自然じゃありませんか? しかし、実際は冷淡にあしらったそうで、つまりは家族にエリスを追い払ってもらいたかったのでしょうか? また、エリスもあっさりと帰っていったそうで、それくらいの気持ちならなぜ日本まで来たんでしょうか? 色々調べたのですが、再会したときの2人の気持ちがいまいち理解できません。 想像でも良いので、なにか意見がある方がいらしたら聞かせてください。

みんなの回答

  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3502/7245)
回答No.1

父に打ち明けたのは、そうするのが当然だからではないかと思います(家長制度の日本です。父親はいわば主君です)。 秘密にしていても、どうせバレルのなら、初めから打ち明けておく方がいい(秘密にしていてバレた場合、家から勘当される危険がある)。 それに、わざわざ異国から女がやってきて、迷惑な気持ちもあり、家族の反対を理由に帰ってもらえるということも考えたのでは。 男にその気がないと分れば、それ以上付きまとっても仕方ないわけで、だから女は帰国した(金を握らせて? そこまで想像でいうのはちょっと・・・)、という、現実は甘いものではありえない、ということではないでしょうか。 勿論、本当のところは鴎外にたずねるしかないので、当方が頭で考えたことにすぎません。