殴って死なせても正義か
昔、と言っても40前のことですが、渋谷の忠犬ハチ公の前で待ち合わせを
しようと言っていた共産党員が、時刻(午後六時)になっても現れず六時半に
なってようやく来たと思ったら「お前はどこで待ってんだ。俺たちはちゃんと
駅の出口で待っていた」とか言って殴りつけてきました。
私は、忠犬ハチ公の銅像の前で待っていたのに何を言っているんだ。と思い
ましたが、私が「忠犬ハチ公はここにいる」と言って指さした銅像に彼らは
大笑いして「なんだこれは、これがハチ公か犬じゃないか。ハチ公が犬だ
なんてバカなことを言ってるんじゃない。ハチは人間だ」と言った途端、周囲
から大笑いされていました。
「おーいバカがいるぞ。ハチ公が人間だとよ。なんだこいつら」と聞こえてき
ましたよ。
この一件で、バカというのは果てしがないと思いました。いったい何を考えて
生きてきたのかが分かります。
勘違いや勉強不足で他人に暴力を振るう人間は、それだけで忌み嫌われます。
それは、いじめや虐待にも通じるものがありますね。
千葉での女子小学生虐待事件も、おそらく子供の正論に我慢ならなかった親の
復讐心がやったことなのでしょう。
小学生にもなれば、世の中の正義や秩序が分かってきます。それを親に言うと
たいがいの親は「そうかそうか、お前も大分分かってきたようだな」と言って
喜ぶものです。
しかし、この親はそれを生意気だ。とか誰が食わせているんだ。とか、とんでも
ない勘違いで子供を虐待し始めていたのに違いありません。
こんな親に正義はありません。あるのは自己のバカげた自尊心と過信、それから
世の中を舐め切った態度にあると思うのですよ。
そんな奴に正義はありませんし、正しい子供にしつけなどできるわけもありま
せん。あるのは自分に都合に良い子供にするエゴだけです。
それで、結果死なせても正しいとか言い張るこの親には極刑を望みます。
死刑でも足りないくらいです。
どう思いますか。