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日本国内で有名人の名が付いた地名
外国ですと、偉人や有名人の名前の付いた町の名や通りの名前がありますよね。すぐに思い出すのは旧ソ連時代のスターリングラード。古いですが。 リンカーン通りというのは、オーストラリアにもフランスにもあるそうです。 そこで質問ですが、日本国内にはそういう類の名前ってあるんでしょか? 野口英世通りや田中角栄通り・・、ありそうにないですが。 もし知っていたら教えて頂きたいのと、もしそういう命名方が日本には皆無であるなら、そういう名付けを忌避する文化的基盤とか、なにか法的根拠とかあるのかどうか、知りたいと思います。よろしくお願いします。
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- code1134
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(相撲の四股名迄、拡げて構わぬなら) 黒姫山が現役四股名だった武隈親方がいます。(尚、実際の黒姫山は長野と新潟の県境に実在します) 又、「明治」や「昭和」の時代(元号)名は通りにも付いていますが、天皇(の名)に元号が由来している点からして、これらも含めてもOKでしょう。 駄目押し的に(!)2005-3月末で廃止予定の日立電鉄に「鮎川」駅がありますが、これは日立製作所に係った鮎川義介氏に因む駅名であり、この義介氏の孫の一人が杉田かおるさんと婚約した純太氏であるのを付記して置きます。
"ジェームス坂”という名の坂が大井町(?)付近に ありますよ。何でも”ジェームス”言う名の外国人が住んでいたようです。
- nozomi500
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追加 織田信長以前は、地名を権力者がつける、ということはなかったそうです。 (最初が岐阜ですね) 京都の伏見は、豊臣秀吉の天下のもと、伏見城まわりに各地の大名が屋敷を構えた名残ですが、 「太閤○○」というのが、京都や大阪にはあります。「太閤」自体は「名前」じゃないけど、秀吉のことですね。
- nozomi500
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豊田市は、豊田佐吉から発生したトヨタグループの本拠地ですから、人名ですね。 鈴鹿が「本田市」を提案したら、ホンダに蹴られた(本田宗一郎氏自身が、社名に本田という個人名をいれたのは間違いだった、と思っているぐらいなのに) 鴻池新田、とか、新田開発のときの開発者の名前のついた地域はけっこうあると思います。
- thirithiri
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#3さんへ 冷泉家のくだり訂正しましたが、阪急の創始者も「小林十三」じゃなくて「小林一三」です。「小林駅」の読み方は「おばやし」です。江戸時代からある村の名前です。「十三」は諸説ありますが、淀川上流から十三番目の渡しがあったところというのが地名の由来の有力説です。従って小林一三と小林駅や十三駅は何の関係もありません。それから甲子園の話は皆目わかりません。なぜ阪急創始者が高校野球創設にかかわると阪神沿線でやることになるのですか?それに初めは大阪府豊中市の球場でやってたはずですが・・・?
- thirithiri
- ベストアンサー率40% (21/52)
死ぬほどあります。 いわゆる中世の名田百姓村、近世の新田集落には開発者の名前がついている事が非常に多いです。ただし「太郎名」「三郎丸」「貞光名」とか誰それって人がほとんどですが・・・。 前の方がお答えの冷泉家など皇族、貴族の苗字はほとんど地名からつけています。氏をもたなかった庶民や武士も「○○村から来ました忠兵衛です。」といった意味で○○の忠兵衛となり、それを後々苗字として○○忠兵衛と名乗ったことから、ほとんど地名→苗字です。皆が氏をもつ中国や朝鮮とちがって、姓が二文字以上となる場合が多いのもこの辺りに原因があります。
- Katchel
- ベストアンサー率33% (19/56)
まだ確定ではないようですが、国道262号線を通称『イチロー通り(イチローロードだったかもしれない)』と呼ぼうかという動きがあるそうです。 大リーグのマリナースにいるイチロー選手の記録(262)にあやかって、ということだそうですが。 町の名前でも、元を辿れば人名という例は多いですよ。 そうですね、たとえば新潟県上越市の直江津地区は、戦国時代に上杉氏に使えた家臣・直江(なおえ)家が治めていた地にある津(港のこと)ということから「直江津」と名がついたそうですし、大阪市阿倍野(あべの)区は、陰陽師・安倍晴明(あべのせいめい)が由来とされています。神奈川県藤沢市は、鎌倉期に藤沢次郎清親という武将が住んでいたからという説があります(ただこれは、この地が「淵や沢の多い土地」→「淵沢」→「藤沢」と転化したという説のほうが有力のようです) 大阪府堺市には、宣教師フランシスコ・ザビエルを記念して「ザビエル公園」という公園が実際にありますし、特に法的根拠はないと思います。文化的基盤、という点では8番の方が仰っているように、階級制度がありましたから自分より身分が上の人を姓名で呼ばなかったことがあるかもしれませんが…。 結構、探してみると面白いテーマかもしれません。 私もちょっと自分で色々と調べてみたいと思います。 機会を与えてくださってありがとうございます。
- Kanna2k1
- ベストアンサー率37% (17/45)
以前住んでいた東京都世田谷区桜新町には、「サザエさん通り」があります。マンガの原作者である、長谷川町子先生がここに住んでいたことにちなみ、地元の商店会が命名しました。 さん付けなのは、No.8のような敬称ではなく、マンガのタイトルをそのまま借りてきたためでしょう。フィクションの世界にまで広げると、有名人の名前を冠した町名、通りって結構ありそうですが。
お礼
意外な角度からのお答え、ありがとうございました。ご指摘の通り、フィクションの世界にまで広げるという展開も可能ですね。ますますいろいろな例が出てきそうで、楽しみです。
- nakaizu
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日本で人名の地名が少ないのは、呼び捨てにすることが失礼に当たるからだと思います。 野口英世という地名があったとして、「野口英世に住んでいます」とかでは呼び捨てにしているように感じるのでそのような地名をつけないのでしょう。 また、時代劇でも君主を「上様」とか「殿」とか呼んでいて、名前で呼ぶことはありません。昔は偉い人を名前で呼ぶことは畏れ多いことと考えられていました。これも人名の地名が少ない原因と思います。 逆に地名から付けられた名前は多いように思います。 公家の武者小路や勘解由小路、あるいは一条、四条などといった名前も屋敷のあった通りの名前から来ていると思われます。 三浦氏や千葉氏なども地名を苗字としたものです。 人名にちなんで付けられた地名というと 小笠原諸島 発見したという伝説がある小笠原貞頼の名前から 間宮海峡 現在では日本国内ではないが、発見した間宮林蔵から などがあります。 最近のでは宮本武蔵駅ができていますね。 豊田は以前は挙母という地名でした。直接には企業名が市名になったのですが、もとをたどれば人名ともいえます。
お礼
地名の付け方にもさまざまな歴史や文化が反映しているんだなあということを改めて考えさせられました。別のところにも書きましたが、私は新興独立国の地名を調べていて、建国の英雄の名前がとても多いことからこのテーマに関心を持ちました。日本の場合、本当に各地域ごとに複雑で、行政が一律につける地名とは違ったさまざまな経緯があり、興味深い分野なのだということがよく分かりました。
- maotarou
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八重洲・・ヤン・ヨーステン(多分江戸時代に日本に来たオランダ人) 有楽町・・織田有楽斎(おだうらくさい)という江戸初期の茶人が住んでいたことから。 東京には結構ありそうな気がします。あと、職業の名前がついた地名が多い気がします。御徒町とか。
お礼
東京に住んでいながら全然知りませんでした! 八重洲橋がヤン・ヨーステンとは・・。最近出来た新しい地名(合併で出来た平仮名の市名など)は、こういうのに比べると平板でつまらない感じがします。
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お礼
こちらこそありがとうございます! 日本の地名については全くの門外漢ですが、いろいろな角度からこのテーマに関心を持って下さる方に出会えて、とても嬉しいです。