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「島よ」
今度のクラス合唱祭 大中恩氏の「島よ」パート4を歌うことになりました。 「波の果て Oh~ 陽が落ちる時・・・」という奴です。 どうやら学生用合唱曲ではないらしく、 特に指導内容を明記したサイトがないので、 この曲を歌う際に注意する点のアドバイスなどを教えてください。 お願いします。 ちなみに歌うクラスは中学三年生です。
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うわっ、懐かしいですね。 私は高校時代に組曲としてやり、その後 社会人になってからも合唱団でやりました。 けっこう大学系でも当時は歌ってたけどな。 カワイ出版の「混成合唱 島よ」の楽譜を引っ張り出してきました(^-^; いや 探した探した。 とりあえず混成でしか知らないので、他の編曲だったら御勘弁を。 4楽章ですね。 ここは激しさと穏やかさの対比がものをいいます。 前半、リズムがとりづらいですが、アクセントの位置に気をつけて、つねに言葉のメリハリを注意しましょう。男性パートはやや乱暴なくらいで良いかも知れません。 ーーーー 導入部はけっこう祭りのイメージで歌いました。 タタ ッタッタタ、って部分と、その後の伸ばしつつクレッシェンドをかける部分の対比をしっかりさせます。この辺りは発音をはっきり意識させて、言葉からメロディーに変わる流れを掴むようにするといいでしょう。 次は一転して静かな、メロディアスな歌い方です。 「らくじつは・・・」 特に男性低音部は重要です、他に惑わされないよう旋律を刻まなくてはいけません。 女性は「天の声」なんて形容しましたが、羽が舞うように「唄って」下さい。 再び転じ 「あぁ~ あぁ~~」 の雄たけびに続いて 以降は激しくリズムを刻む事になります。 楽譜上は言葉の語尾だけアクセントですが、 私達は「あふれ こみあげ」以降、ほぼ一語づつアクセントを付けるように表現しました。 その後、アクセントとスタッカートが混在しますが、その違いを意識させると、これらが擬音のような表現だと気付く事でしょう。 「しゃくねつのなだれ~」 まで、強弱は気にせず、勢いでなだれ込むと「中学生」っぽいんじゃないでしょうか。 とにかく、細かいリズムを刻む一方で、スピード感を大切にして下さい。 さてさて、 「すみれ~ むらさき~」 ここは、島よの中でも最も綺麗な部分といって良いでしょう。 初めにネックとなる3連符ですが、歌うより語る感じを持ち、後の掛け合いにもって行きます。 「よるへかたむく~」 以下は主旋律は語り、バックは奏でるような感覚を表現できるといいかもしれません。もう、このあたりは歌い手も気持ちよく歌えるよう、ブレスも我慢させず、パート内でごまかしつつ、音の重なりを常に出現させるのがコツかと。 ラストはハミングですね。 低音のハミングは結構難しいので、ここは「うー」でもいいかと思います。中音部は苦しいですが、前述したようにブレスの位置を工夫して、掛け合いの最中にとぎれないようにしましょう。 ーーーーー 駆け足ですが、こんな感じでどうでしょう。 合唱が初めての人には難しいかも知れません、歌いやすい部分や、「すみれ~」のあたりを先に練習するのもいいですよ。
お礼
ありがとうございます! 混声四部合唱。バッチリあってます。 駆け足だなんて・・・とんでもないです、充分ですよ。 確かに難しいですね、この曲。 そろそろパート練が終わるので、 これを参考にして頑張ります!