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Lowry法について
学校で、Lowry法の実験を行う事になったのですが、手順書の試薬の所に 2%Na2CO3-0.1M NaOH 2%酒石酸ナトリウム 1%CuSO4・5H2O がありました。 自分なりに調べてはみたのですが、どうしても何のために使うのかが分りません。教えてください。宜しくお願いします。
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「原理」 Lowry法は、タンパク質中のペプチド結合がアルカリ性(炭酸ナトリウム)でCu2+(硫酸銅)と反応して紫紅色の錯体(酒石酸Na・K)をつくる性質を利用したビュレット法とチロシン、トリプトファン、システインの側鎖と反応するフェノール試薬(リンモリブデンタングステン酸ナトリウム溶液)とを組み合わせた方法で、タンパク質と反応すると深青色を呈するのを利用してタンパク質を定量します。 「妨害物質」 ‐SHおよび‐S‐S‐を含む化合物、フェノール類、アミノ酸、グリセロール、EDTA、TritonX‐100などは発色に影響を与えることが知られています。
お礼
ありがとうがざいます。本当に助かりました。 丁寧に教えて頂いたので非常に分かりやすかったです。