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母と子の関わりについて記した古代の文学作品について
先日同じような内容の質問をさせていただき、一件の回答を頂いたのですが、古代の作品ではなかったようなので、再度質問をさせていただきます。(回答をくださった方には申し訳ありません。)古代の文学作品で、「母と子の絆」、または「母と子の関わり」のように母と子の内容を扱った作品(古事記や日本書紀のような歴史書でもいいし、もちろんいわゆる普通の文学作品でも構いません。また、万葉集のように作品の中で部分的に出ているものでもOKです。)をご存じの方がいましたら、その作品名・作者名と、もし作品の中で部分的に出てくるものであれば作品名とその中の何章とか何段など教えていただければと思います。古代の作品に限定しそのようなものがあれば是非知りたいので、よろしくお願いします。
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謡曲「隅田川」なんかどうでしょう? 結構、有名な話です。 世阿弥の長男の観世元雅が作った話ですが、舞台は平安時代、実話、とされています。 人買いにさわわれた我が子を尋ねて東国まで下った母親は狂女となり果てたが、隅田のほとりまで行くと、そこに人だかりがしていて、皆、経を唱えている。 訳を尋ねれば、人買いにさらわれた子供がここで病にかかり打ち棄てられ遂に息絶えた、その供養だという。 いろいろ聴くうちに、その息絶えたという子供こそ、探し求めた我が子梅若、ただただ泣くばかりの母の前に梅若の亡霊が現れて… とかいう話です。
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- POETASTER
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こんにちは。 それほど有名ではないかもしれませんが、今ちょうど問題を解いていたら、「母が子を深く思う気持ち」というものがありましたので、紹介させて頂きます。 鴨長明の『発心集』にある、おそらく題名のない話なのですが、脚注によりますと「正算僧都がまだ若かったとき、比叡山で修行していた頃の話」だそうです。 通釈が苦手なので、上手なことは言えませんが、おそらく・・・ 『寒い冬、僧都は食事にこと欠くほど貧しい生活をしていました。京には母がいるのですが、ずっと手紙を送っていなかったので、かえって今の様子を知られたくないとおもっていました。 ある日、使いの男が食料などを持ってきました。その男に聞くと、「この食料は容易く手に入れたのではありません。あなたの母君が、大切な髪を切ってまでしてこしらえたもの・・・・・』 と続きます。わからないことがおありでしたら補足をお付けください。 参考にしていただけると幸いです。
お礼
ありがとうございました。大変参考になりました。回答を頂いた内容で少し詳しく調べてみたいと思います。また何かありましたらよろしくお願いします。
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