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ストックオプションの価格

自社の社員にストックオプションを譲渡する際、この値段(株価)というのは、いつ、誰が、どのような判断基準で決めるのでしょうか? また株価には短期的、長期的にどのような影響があるのでしょうか?教えて下さい。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

ストックオプションというものは、その株式の発行体(この場合は企業)がその内容を決めます。 ではその内容ですが、ストックオプションの発行は通常株主総会で発行する数量を含めて決議されていると思います。また、価格や時期など、本来は株主総会で決議されると思います。これは企業のオーナーは本来株主であるからです。しかしながら、ストックオプションを付与するたびに株主総会を開くわけには行きません。そのたびに株主に招集をかけなくてはいけませんし、そのような時間も費用も企業はかけていられないからです。  そのため、株主総会で次年度にどのくらいを最高限度としてストックオプションを付与するか。また、付与するときの価格をどう決めるか、そしてその付与先(役員や従業員など)をどう決めるか、といった、大筋の了解を株主総会で計っておきます。または、そういったさまざまな細かい実務上のことは経営を任されている役員会へ一任してもらうよう、決議しておきます。  そうしておけば、いつであっても、付与限度までの数量であれば取締役会の決議だけでストックオプションを発行することが可能となるからです。  株価への影響ですが、自社株買いを実施するかしないかによっても違ってきます。ストックオプション(以下SO)を行使するために、その株式を自社株買いで調達するときは、需要が増えるわけですから株価は上昇しますね。一方、新株を発行する場合には、市場に流通する株式数自体が増えるわけですから下がる可能性があります。  しかし、SOを付与する企業は、著しく時価よりも低い価格で付与してしまうと、既存株主との格差が広がってしまい、自分達の立場を危うくしますので、そういうことはできません。SOは基本的に今後の自社の株価上昇を見込んでその差額をインセンティブとするわけですから、成長企業にはいいものでしょう。しかし、それを行使するにはそれなりの現金が必要であることも真実ですから、株価によっては全く行使できない場合もあるかもしれません。  これらのことから、短期・長期様々な状況変化があることは株式相場と一緒です。これは量も価格もかかわりますので、一概に影響はこうである。と言い切れない部分もありますので、発行体である企業ごとに判断された方がいいかと思います。  長くなりまして、すみません。

noname#9535
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.2

なお、ストックオプションの発行についても、ほとんどの場合が役員報酬の代わりに行っています。 小口株主に回ってくることはほとんどありません。 株価変動については、あとで自社購入償却を行っていますのでほとんど影響しません。 最近見られる株主権利付き付与については、利益の希薄化になるくらいです。

回答No.1

発行企業が、約款に基づいて一定期間内に対象者に絞って発行します。 非上場の場合は、社員、株主になります。 上場の場合は、公開後に特定関係者に絞って発行します。 影響については、その企業の経営状況などにより異なりますので、わかりません。

noname#9535
質問者

お礼

ありがとうございます。

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