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また1つ誤植に気づきました(超然→直前)ので訂正し、注など他の部分も改善して(全文を)再送します。 (再々送分) >下の②、④はそれぞれけめ、なりなのですが何故そうなるのですか? ⇒以下のとおりお答えします。 ②「こそ」が「已然形」と結ぶ〈係り結び〉です。 《係助詞「こそ」+助動詞「けむ」の已然形「けめ」》で所定の意味(強調)を表す*、 と考えれば分かりやすいでしょう。 *係助詞「こそ」が助動詞「けむ」の活用を已然形「けめ」とするように要求したのです。 ④接続助詞「も」は、動詞・助動詞の連体形に付いて〈逆接〉*を表します。 ということで、図式化すれば、《助動詞「なり」の連体形「なり」+接続助詞「も」》で所定の意味(逆接)を表す**、と考えれば分かりやすいでしょう。 *「逆接」とは、直前の文や語句を否定する形で次の文や語句につなげる働きをする接続詞や接続助詞を指します。 例:「私は猛勉強したので、大学にうかった。」(「ので」は順接を表す接続助詞)。 「私は猛勉強したけれども、不合格になった。」(「けれども」は逆接を表す接続助詞)。 **助動詞「なり」を接続助詞「も」につなげるために連体形「なり」にしたのです。助動詞「なり」は終止形も連体形も「なり」ですが、この場面の「なり」は連体形です。 以上ですが、不明点・疑問点などがありましたら、コメントください。 折り返しお返事します。
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- Nakay702
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前便の説明不足を「*」のあとに補って、再送します。 (再送分) >下の②、④はそれぞれけめ、なりなのですが何故そうなるのですか? ⇒以下のとおりお答えします。 ②「こそ」が「已然形」と結ぶ〈係り結び〉です。 《係助詞「こそ」+助動詞「けむ」の已然形「けめ」』で所定の意味(強調)を表す、 と考えれば分かりやすいでしょう。 *係助詞「こそ」が助動詞「けむ」の活用を已然形「けめ」とするよう《要求した》のです。 ④接続助詞「も」は、動詞・助動詞の連体形に付いて〈逆接〉を表します。 ということで、図式化すれば、《助動詞「なり」の連体形「なり」+接続助詞「も」》で所定の意味(逆接)を表す、と考えれば分かりやすいでしょう。 *助動詞「なり」を接続助詞「も」につなげるために連体形「なり」にしたのです。助動詞「なり」は終止形も連体形も「なり」ですが、この場面の「なり」は連体形です。 *なお、「逆接」とは、超然の文や語句を否定する形で次の文や語句につなげる働きをする接続詞や接続助詞を指します。 例:「私は猛勉強したので、大学にうかった。」(「ので」は順接を表す接続助詞)。 「私は猛勉強したけれども、不合格になった。」(「けれども」は逆接を表す接続助詞)。
- Nakay702
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>下の②、④はそれぞれけめ、なりなのですが何故そうなるのですか? ⇒以下のとおりお答えします。 ②「こそ」が「已然形」と結ぶ〈係り結び〉です。 《係助詞「こそ」+助動詞「けむ」の已然形「けめ」』で所定の意味(強調)を表す、と考えれば分かりやすいでしょう。 ④接続助詞「も」は、動詞・助動詞の連体形に付いて〈逆接〉を表します。 ということで、図式化すれば、《助動詞「なり」の連体形「なり」+接続助詞「も」》で所定の意味(逆接)を表す、と考えれば分かりやすいでしょう。