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【化学】電子タバコで煙が出るのはグリセリンが焦げて
【化学】電子タバコで煙が出るのはグリセリンが焦げているだけですか? アルコールだけ入れて加熱しても煙は出ません。なぜ電子タバコから煙が出るのか考えたら、グリセリンが含まれていて、そのグリセリンの油がコイルで加熱されて焦げて白煙が出ているのだという結論に達しました。 この答えは合っていますか? グリセリンを焦がして白煙を肺に吸っても人体に有毒ではないのでしょうか?
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>グリセリンを焦がして白煙を肺に吸っても人体に有毒ではないのでしょうか? →電子タバコはニコチンが入っていないリキッド(日本において)を吸入するもので、加熱式たばこは、たばこ葉を電気的に加熱して吸うものですが、質問者さんがお聞きの「電子タバコ」は、リキッドタイプの物でよろしいでしょうか。 通常の電子タバコでは、グリセリンやプロピレングリコールが加熱で燃焼して煙となるのではなく、グリセリンやプロピレングリコールが加熱でミストになって、煙のように見えます。 そして、グリセリン自体は、吸入しても安全性が高いものです。 しかし、電子タバコの加熱によって、グリセリンやプロピレングリコール等からアクロレインやホルムアルデヒドなどの有害な物質も、極々わずかながら発生します。 それを気にされるなら、電子タバコは吸わない方が良いと思います。 アクロレイン https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%B3 加熱式たばこであれば、たばこに含まれるニコチン自体が有毒であり、極々少量のアクロレインを気にしても仕方ありません。 なお、加熱式たばこおよび紙巻きたばこにも、たばこの葉をしっとりさせるためにグリセリンが使用されていますので、加熱や燃焼によるアクロレインなどの発生はあります。 https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000066481.pdf さらに紙巻きたばこは燃焼によるタール成分も吸入しますので、タール成分の吸入がない分、加熱式たばこの方が健康的です。(笑) まわりへの副流煙も少ないですし。
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