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ウニの発生で卵割腔・胞胚腔ができる理由

どういう必要性があって卵割腔はできるのか 教えてください。 例えば、栄養的な面で、すべての細胞が外部に接触 する必要があるので内側に隙間ができるなど。

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回答No.1

卵割の初期にできる割球は、まだ未分化な細胞で特殊な形態を持ちません。つまり、物理的に安定な球形になろうとします。2細胞・4細胞では細胞どうしがの横に接するだけですが、8細胞以降では縦・横の2方向に積み重なります。テニスボールを4個ずつ2段に重ねたと考えてください。8個の細胞の真ん中に空間ができますね。これが卵割腔の始まりです。 16細胞以降、割球は基本的に割球が卵割腔内に落ち込まない方向に卵割面(分裂面)を作りながら卵割するので、細胞が一層になるように胞胚が形成されます。 細胞数が増加すると、確かに >栄養的な面で、すべての細胞が外部に接触する必要 などがあるかもしれませんね。

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  • wacky2
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回答No.3

 発生は,折り紙に似ていると思います。まず,卵割腔ができることで,薄い細胞群の層ができ,折りたたまれやすくなると解釈することができます。原腸陥入などの形態形成運動の過程で,細胞の分化と構造の複雑化が進行するのですが。この構造の複雑化の過程が折り紙の過程に似ていると思うのですが,どうでしょうか。

  • suiran2
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回答No.2

卵割腔は,かなり早い時期の細胞でも電顕の観察でゴルジ小胞の分布に偏りが見られ,ゴルジ小胞から分泌される分泌物で卵割腔が満たされていくことが知られています。 ここからは私見で全く自信はありませんが,テニスボールのように内部に分泌物を満たすことで細胞間の位置を一定に保ち,以降の形態発生を円滑にするためではないでしょうか。 参考URLを探しましたが残念ながら見つけられませんでした。