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ウニの発生について
生物の実験でウニの発生の観察を行ったのですが、以下の事が分かりません。 海水中でなく真水中で受精を行った時、 (1) どのような結果が予想されるか? (2) また、その理由は? 読みづらくてすいません。ですが、お願いします。
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ウニってたしか全種類が淡水に弱いはずです。 だったら、おそらく以下の回答になります。 (1)受精不可。 (2)浸透圧の関係で水が入り込み、膨張して卵が駄目になるから。 というか、これはウニに限ったことではないです。 ほぼ全ての海水域生物、汽水域生物が淡水環境ではそうなります。 例えばヤマトシジミ。汽水域の生き物です。 成体は淡水環境に慣れなくもないですが、 卵に関しては浸透圧の関係上膨張するため繁殖は不可能です。 また、海水中では浸透圧の関係上、卵から水分がでて繁殖不可能となります。 ほぼ全ての水中生物がそうですが、 その生物ごとに卵の段階で適した塩分濃度でなければ孵化できません。 なぜなら、卵のうちは浸透圧の調整機能が無い、あるいは脆弱だから。 細胞数そのものも当然少ないわけですし、細胞膜も薄い。 そりゃ適さない浸透圧に対する耐性もほぼ無いってもんです。 ただ、実際にウニの卵を淡水で孵化実験したことはないので、 淡水で孵化出来ない、とは断言できません。 孵化出来たとして、ちゃんと育つことは100%ないです。これは断言できる。
お礼
回答ありがとうございます。 すごく、参考になりました。