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顕微鏡について
電子顕微鏡はなぜ光学顕微鏡より小さいものを観察できるか教えてください><!
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noname#25358
回答No.1
光学顕微鏡には限界があるからです。 ある一定の明るさの場において、面積あたりの『光の粒』の数は決まっています。 光学顕微鏡は、光の粒をレンズによって引き伸ばすことで拡大しますので、あまりに拡大しすぎると『光の粒同士の隙間』が大きくなりすぎ、物を認識することができなくなります。 これは、パソコンの画像をフォトレタッチソフトなどを使って拡大していくと、ドットが荒くなって元の絵がなんだったか分からなくなるのと同じです。 それに対して電子顕微鏡は、自ら電磁波を発して跳ね返ってきた電波を観測します。 狙ったところに自らレーザー(か何か)を発し、対物を点の集合と捉えるため、像が荒くなるという概念が存在せず、原子レベルまで観測できるのです。
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- sunanegi
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回答No.2
光(可視光線420nm~660nm:ナノメートル)は波であることはご存知だとおもいます。 ある物体に光をあてると反射して目に入って、光を感じて物体を認識しますが、 波の性質に回折というものがあって、 対象物が420nm~660nm以下だと反射せず物体の 裏がわに回りこみ(回折) 反射しなくなって目に入らな いので、見えなくなります。電子顕微鏡は電子の持つ 波の性質を利用して、ターケ゜ットに金属を蒸着させ 電子(波)の反射を観察します。 電子の波の波長が可視光線の波長より非常に短いため光学顕微鏡より小さい物が観察できます。