目覚める確率
事象A,Bがあり,AとBがともに起こる確率P(A∩B)は
(a)AとBが独立のとき
P(A∩B)=P(A)・P(B)・・・・(1)
(b)AとBが独立でないとき
P(A∩B)=P(A)・PA(B)
PA(B)とはAが起きたという条件のもとでBが起きる確率である。
これを理屈を考えず、丸暗記してました。そうしたら以下のような問題でつまずきました。
A,B,Cの3人でじゃんけんをして,勝者を1人選ぶ,3人あいこならじゃんけんを繰り返し,2人勝ちならば勝った2人で決戦するものとする。このときAが2回目で優勝する確率を求めよ。
解(1)3人→3人→A(→(1)1/3(2)1/9)
(2)3人→2人→A(→(1)2/9(2)1/3)
矢印の上の数を掛けることによってAが2回目で優勝する確率は
1/3・1/9+2/9・1/3=3/27=1/9
(2)3人→2人→Aの確率が2/9・1/3ですよね。この部分が理解できません。
3人→2人の部分を事象A,2人→Aの部分を事象Bとします。
事象Aの確率にはAとBが勝つやAとCが勝つという事象を含み,事象Bの確率はAとCが対戦してAが勝つ、AとBが対戦してAが勝つという事象が含まれますよね。
これを掛けてしまうと、AとBが勝ちかつAとCが対戦してAが勝つという本来は起こりえない事象を考えてしまっているのではないかと思ってしまいます。場合の数の掛け算(積の法則)であれば,樹形図をイメージすれば理解できるんですが確率の掛け算というものがどうもピンときません。
説明するのは難しいかと思いますが、確率の得意な方、問題の疑問の解説と確率の掛け算について教えてください。
お礼