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スイカ農家の方へ

 スイカ栽培でいつも苦労するのは、雑草対策です。  ネット写真を見ると、どの畑も、黒マルチか防草シートの上にたくさんのスイカ蔓とスイカ玉が並んでいる風景ばかりで、雑草などは一つも見当たりません。  真似て昨年黒マルチをかけたら、蒸すのか、着果した玉が次々と腐ってしまいました。しかも雑草が黒マルチを突き破って草だらけです。  そこで今年は黒マルチはしないで、ワラだけを敷き詰めたら前半は少しだけ雑草が生えてきたので除草しましたが、後半は暑さの中で除草もしなかったこともあり、結局は草茫々になりました。(そのせいで見落とした草むらの中に熟しすぎて腐った玉が後から出てきて残念でした)  来年は、浸水性の防草シートを敷けば、草も生えず、水蒸気も飛ばせるかもとは思いますが、それでも蒸れるかもしれないとも思います。浸水性の防草シートは値も張るので迷います。  どうしたら、あんなにきれいなスイカ畑になるのでしょうか? ご存じの方は、ぜひ教えてください。よろしくお願いします。

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回答No.1

熊本県山鹿市に住むばあちゃんに電話で聞いてみました。 定植の 1 か月前(3月ころ)に、1m2 当たり2kgの堆肥と苦土石灰100g、BMようりん 50gを施用し、深く耕しておきす。 定植が近づいたら、幅300cmの畝を作り、その中央にみぞを切り、緩効性肥料を1m2 当たり 40g施し、幅120cmの中畝を立て地温を上げるために黒マルチをするそうです。 暖かくなる前に黒マルチをすることで雑草を生えなくさせるようです。 そして、4月ころに黒マルチに穴をあけ定植。 定植後は十分に潅水してホットキャップか、ビニールトンネルをかぶせます。 気温の上昇をみて、トンネルに開ける穴の数を増やし、徐々に換気します。 その後、つるの長さを見て敷きワラをするとのことです。 4月ころに定植させることで収穫時期を7月中旬から8月中旬にできるそうです。 【敷きワラ】つるが1mほどに伸びてきたらワラを敷きます。 マルチをしている場合は、果実が大きくなるとくぼみができて雨水がたまり、果実が腐りますから、敷きワラはできるだけ厚く敷かなければなりません。 【人工交配】着果を確実にするために人工交配を行います。 交配作業は「午前中」に行います。 雄花をとって花粉が出ていることを確かめてから雌花の柱頭につけます。 【収穫】収穫適期の判定は着果した節の巻きひげが半分まで枯れているころと言われますが、果実が野球のボール大になったときに日にちが分かる目安となる棒を立ててラベルをつけおき、このときから 35 日が収穫の目安です。

gesui3
質問者

お礼

電話取材していただき深く感謝いたします。黒マルチで良かったのですね。腐った原因は下が蒸れたからではなく、上の水溜りに浸かったから! 目から鱗でした。藁を縛って輪を作りその上に玉を乗せることにします。破れ無しマルチの早期掛けで、草ゼロは可能!

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gesui3
質問者

補足

貴重なプロの技のこんな詳しい公開は初めてです。感謝感激! ベストアンサーにさせて戴きます。 マルチの敷き方や、鞍付き畝をどうするかを、別質問でアップしますので、もしも可能ならばこの点もよろしくお願いいたします。

その他の回答 (1)

noname#262394
noname#262394
回答No.2

質問者さん雨よけしてないから草が生えたり、 雨がかかって腐っしまった。 タキイスイカ栽培マニュアル https://www.takii.co.jp/tsk/manual/suika.html

gesui3
質問者

お礼

日照りの真夏のスイカ畑に雨除けトンネルをするバカはいない。 あれは、春先の低温対策ですよ。(笑)

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