1.正社員の場合は、所得税は「源泉徴収」といって給与から天引きです。社会保険や厚生年金も同時に天引きされます。いろんなものが引かれた後の給与があなたの「手取り」というものです。
ただ、源泉徴収は個人の事情を全部反映しきれないこともありますし、事情が途中で変わることもあります。そこでそれらを反映するために行うのが「年末調整」というものです。11月下旬くらいから会社で書類を渡されて記入を求められますので、指示に従って下さい。
2.住民税は、所得税とは違って、前年の1月から12月に一定以上の所得がある人が課税対象になります。昨年はずっとニートで収入がゼロ、今年の4月から働き始めました、という場合は今年の12月までの9カ月分に支払われた給与や賞与が翌年の住民税の課税対象となります。それを元に住民税が計算され、来年の6月から源泉徴収されることになります。これも年末調整のときに過不足分が精算されるしくみになっています。
ともあれ、会社に任せておけばよく、年末調整があることと、来年6月からは住民税もしっかり引かれるので、その時点で「手取り」が減ることだけ覚えておけば大丈夫ですよ。
お礼
分かりました!ありがとうございます🫶