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箱の中の粒子(三次元)の解について

初歩的な質問なのですが、三次元のシュレディンガー方程式について、以下の画像のような解放は誤りなのでしょうか。もし誤りなら、指摘していただければ幸いです。また、誤りでないのならなぜ一般的に変数分離が好んで用いられているのかをご教授願います。

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回答No.1

この解法は数学的に正しく、三次元シュレディンガー方程式が解けると思います。 変数分離法が好んで用いられる理由は、複雑な方程式を解析的に解け、数値計算が容易になるからだと思います。 波動関数を空間座標とスピン座標の積に分割しても良いと思いますが、ポテンシャルエネルギーが球対称である必要があります。

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回答No.2

大学で電子工学を専攻したので量子力学も学びましたが、30年も前のことですし、工学では数式を展開することよりも展開した結果が示す現実の素粒子の振る舞いだけ頭に入れておけということでした。 なので何のためにこの問題が重要なのかということを補足説明します。 立方体の中の素粒子の振る舞いは、立方体に切った金属内部の自由電子の振る舞いを説明します。立方体で説明されたら、直方体でも銅線でも、自由電子が同じように動いていることになります。 シリコンの単結晶には自由電子がないのですが、周期表で炭素ーシリコンーゲルマニウムの縦の列のひとつ右の列の原子を混ぜると、外側にひとつ電子をもったオービタルができ自由電子ができます。これをn型半導体と言います。周期表でひとつ左の列の原子をまぜるとひとつのオービタルに空きができて、そこにを電子がポンポンと飛んで移動するというイメージで自由電子ができます。これをp型半導体と言います。半導体部品はn型とp型の半導体を組み合わせて作ります。 微細化ではなく大電流を流すパワー半導体は、昔そして今もシリコン単結晶を材料としていますが、最近は炭化ケイ素(炭素とシリコンが並んだ結晶)が使われはじめています。実用化はまだされていませんが炭素の単結晶(ダイアモンド)による半導体も研究が進んでいて、実用化されれば更に熱損失が劇的に少ないパワー半導体が実現します。

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