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お局と美人局の違い

[お局]というと長年勤務している意地悪な中高年女性従業員を指しますが、[美人局]というと彼氏と組んで、客の男に言いがかりをつけて恐喝する若い女の犯罪者を意味するのはなぜですか?

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  • y0702797
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回答No.4

「美人局」と「つつもたせ」は本来、由来が異なる全く別の言葉だったのです。 「美人局」はもともと中国宋代に書物編纂された『武林旧事』にでてくる犯罪の名前で、娼婦が少年に近づき、そこへ男がやってきて娼婦を妻や妾と偽り、金品を奪うという手口でした。 「つつもたせ」は、元来「筒もたせ」と書き、ばくち打ちの間で使われていた言葉でした。「筒」とはサイコロ博打でつかう筒のこと。サイコロ博打で細工した筒を使っていかさまをすることを「筒もたせ」といっていたのです。 それが転じて、詐欺やインチキそのものを指す言葉となり、やがて中国の「美人局」のような、男女関係を利用した詐欺についても使うようになりました。

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回答No.3

個人的見解です。 『局』は、仕切られた場所を表す言葉です。 局部、薬局、本局、事務局、郵便局、放送局 これが両方とも同じ意味でつかわれています。 江戸時代では、仕切っているという意味合いで、大奥などでの地位の高い女性の称号だったようです。 口うるさい年配の女性なので、事務員で仕切っている口うるさい女性を「お局様」と呼ぶのは、自然といえば自然のような感じです。 「美人局つつもたせ」は、そもそも当て字で、「筒もたせ」という文字で、博打のサイコロを振る筒を示す、インチキ行為の事だったようです。 話は少しとんで、中国の文献で「美人局」という言葉があり、若い女を使って男をだます行為を示していたようです。ここでいう局はまさに、女性の局部を示す言葉だったようです。 話は戻って、日本での賭博のインチキ行為「筒持たせ」の筒は、サイコロを振る筒なのですが、女性器も筒のようなものなので、筒持たせ=女のインチキ行為でも使われるようになり、中国の「美人局」という言葉と同じ意味合いから、いつしか合体して、「美人局つつもたせ」という言葉になったようです。 仕切られた小部屋という意味では、 お局様・部屋持ちの役職 美人局・女性器 同じだと思います。

  • y-y-y
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回答No.2

美人局(つつもたせ)と読みます。 美人局は犯罪ですよ。 「美人局」の詳しい解説 https://www.weblio.jp/content/%E7%BE%8E%E4%BA%BA%E5%B1%80 夫(や情夫)としめし合わせた女が、他の男と通ずるかに振る舞い、それを言い掛かりとして夫(や情夫)がその男をおどし、金銭などを巻き上げる、ゆすり。

  • kon555
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回答No.1

 由来が異なります。 『お局』の局は古い時代の女官の事を指します。  お局という言葉自体は、江戸時代の大奥などで「局(仕切りで隔てた個室)を与えられた女官」の事として古くから使われていました。要は指導的なポジションにあるベテランの意味で、そこから転じてネガティブな意味が含まれるようになったようです。  対する『美人局』は元々は漢語に由来します。娼婦を使った詐欺だったと思いますが、ここにイカサマ賭博などを意味する「筒持たせ(つつもたせ)」が混同され、男女が共謀して行う恐喝行為を指すようになりました。  元々の語源が完全に異なるので、語句としての意味合いも全く違うわけです。

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