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国木田独歩とトッポをかけた文を作らなきゃいけないで
歴史に詳しい方、ぜひお力を貸してください。国木田独歩とトッポをかけて(?)「その点独歩ってすごいよな」の後に続く文を作らなきゃいけないことになりました。どう書いたらいいでしょうか?
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>国木田独歩とトッポをかけて(?)「その点独歩ってすごいよな」の後に続く文を作らなきゃいけないことになりました。どう書いたらいいでしょうか? ⇒お尋ねの趣旨がいまいちよく分かりませんが、一応、以下のとおりお答えします。 国木田独歩は、大勢でつるむことを好まない。特に「トッポい人」とは反りが合わない。一人で野原を散策するのを無上の喜びとする。文字通り、彼は「独歩」が好きなのだ。「その点、独歩ってすごいよな」。野原を散策しながら、自然と語り、瞑想し、観照する。彼は、その名にふさわしく(本名は国木田《哲夫》)、哲人であった。有名な『武蔵野』はこうして生まれた。外国の古典などを読み込んでいる様子もうかがわれる、圧巻の名著。初版(明治34年)の奥付に「定価24銭」とあるが、今はその数万倍の価格がつくだろう。彼の名作は随想だけではない。例えば、『運命論者』という短編小説は感動ものである。そうとは知らずに異母妹と結婚した男の、悲哀と苦悩が描かれている。苦悶しつつも、妻(妹)に対する思いやりが心にしみる。その姿は、悲しくも、美しい。いつの間にか、一読者に過ぎなかった自分までが、主人公と一緒に泣けるのである。
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