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帰納法
Q.「なぜ帰納法は信頼できるのか?」 (「なぜ帰納法は絶対確実なのか?」ではないことに注意!) A. 「これまで帰納法を行って、大体いつも正しい知識が得られてきたからだ。」 この応答 A が帰納法が信頼できる理由として不適切である訳を説明せよ。 この問題を教えていただきたいです。
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帰納法は次の関係によって成り立ちます。 ∀x | x ∈ A → B ∃y | y ∈ A ∴ y → B 今回のAはこうです。 全ての帰納法はだいたい正しい知識を得られる ある帰納法もまた帰納法である。 故にある帰納法は信頼できる。 しかし大体正しいは言い換えると真または偽となります。 全ての帰納法は真または偽の知識を得られる。 ある帰納法もまた帰納法である。 故にある帰納法は信頼できる。 ええ!?ですよね。 故にある帰納法は真または偽の知識を導く。ですよね。それって信頼できますか? 言い換えると今までの帰納法がだいたい正しいからと言って次の10回の帰納法がだいたい正しい知識を導くとは限りません。 よってAの説明は間違っています。
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- Nakay702
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>「なぜ帰納法は信頼できるのか?」(「なぜ帰納法は絶対確実なのか?」ではないことに注意!) A.「これまで帰納法を行って、大体いつも正しい知識が得られてきたからだ。」この応答 A が帰納法が信頼できる理由として不適切である訳を説明せよ。この問題を教えていただきたいです。 ⇒以下のとおりお答えします。 ①帰納法が信頼できる理由としてA が不適切である訳: 「大体いつも正しい知識が得られてきた」からといって、「必ずしも次の問題の結論が正しいとは限らない」からである。 ②「なぜ帰納法は信頼できるのか?」に対する信憑性ある回答: 演繹法が、例えば何を前提とするか、その前提と結論の結びつきの妥当性はどうかなどについて、多かれ少なかれ「主観的な恣意性が介入する」のに対し、帰納法は、多くの例から抽出される共通性を、自然の斉一性を根拠にして結論づけるので、主観的な恣意性が介入する可能性が低い。つまり、帰納法は演繹法より「客観性のある推論方式」と言えるので、その点が信頼できる。
- nagata2017
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統計的に確率が高い結論であるから 信頼度も高い。
- nihonsumire
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帰納法とは、サンプルに共通する事柄を見つけ、それを結論とする推論方法だと考えたとすれば、回答はお分かりと思います。 下記のサイトを参照してください。 https://udemy.benesse.co.jp/business/skills/induction-and-deduction.html
お礼
わかりやすい説明ありがとうございます!