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数学的帰納法の問題です
数学的帰納法の問題です すべての自然数a,bに対して、a+b≠aが成り立つことを数学的帰納法を用いて証明しろ この問題で困っています。あまりにも当たり前なことなので、例えばn=1の時正しいという形をどのように説明するかが分かりません。あとa,bと2つの自然数があり、その2つをどのように扱うかも分かりません。例えば、a=1の時1+b≠1となりますが、これは正しいと言えるのかどうか。そもそもこのように解いていくのかどうかも疑問です。 ぜひこの証明の方法を教えてください。よろしくお願いします。
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「命題 自然数a,bについて、a+b≠a を示す。」 えっと、ペアノの公理とか加法の定義を習った直後の演習問題ですよね。 以下、その前提で。。。 あと、加法が可換であること(m+n=n+m)は、証明の中で 定理として利用しますので、それの証明が必要なら、教科書を調べてください。 後継関数はs(n)で表記します。 -- 1)まず「任意の自然数bについて、1+b≠1」 を示す。 1+b =b+1 ・・・・可換だから =s(b) ・・・・加法の定義 ≠1 ・・・ペアノの公理によって、∀x∈N s(x)≠1 以上より「任意の自然数bについて、1+b≠1」 2)次に、a+b≠a を仮定して、s(a)+b≠s(a)を示す。 s(a)+b =b+s(a) ・・・可換だから =s(b+a) ・・・加法の定義 =s(a+b) ・・・可換だから ここで、a+b≠a と sが単射(ペアノの公理。m≠n⇒s(m)≠s(n))であることから s(a+b)≠s(a) 以上より、s(a)+b≠s(a) 1)と2)から、数学的帰納法によって、 任意の自然数a,bについて、a+b≠a
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- koko_u_u
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そもそも、1 + 1 ≠ 1 をどう「証明」すればいいのか? 自然数の定義そのものを考える必要があるでしょう。
間違えました。 自然数nに関する命題p(n)が、 すべての自然数nに対して成り立つことを証明するには、 次の(I)(II)を証明すればよい。 (I)p(1)が成り立つ。 (II)任意の自然数kに対して、p(k)が成り立つと仮定すれば、p(k+1)も成り立つ。 だそうです。 ちなみに、中学・高校では自然数は正の整数は0を含めないプラスの数と考えてよいでしょう。
お礼
質問に答えてくださりありがとうございます。
この問題は a+b=a が成り立たないことを証明すればよいのです。 自然数とは、自然界で通用する数字のことです。 まちがってたら、ごめんね。
お礼
丁寧に説明していただき、ありがとうございました。参考にさせてもらいます。